http://www.asyura2.com/16/senkyo209/msg/108.html
Tweet |
記者会見で都知事選への出馬を正式に表明し、ボードを手に政策を説明する小池百合子元防衛相=衆院第1議員会館で2016年7月6日午後5時10分、森田剛史撮影 :毎日新聞
「小池百合子の乱」が日本の政治を変える予感
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/07/07/post-4887/
7Jul2016 天木直人のブログ
最初は参院選挙をぶっ飛ばしたぐらいにしか思っていなかった。
しかしとんでもないことが起こりそうだ。
事の成り行き次第では、「小池百合子の乱」が日本の政治を変える予感がする。
裏であやつる者がいるとは思えない。
小池百合子にそこまでの深謀遠慮があったとは思えない。
しかし、政治は生き物だ。
「小池百合子の乱」が独り歩きし、日本の政治を激変させ、あたらしい日本の政治つくるきっかけになるかもしれない。
もちろん私はそれを歓迎する。
なぜ私がそう思うか。
なんといっても安倍一強に喧嘩を売ったからだ。
間違いなく安倍・菅は激怒している。
それを証拠に、御用政治評論家がみな小池を叩いている。
田崎史郎など、その取り乱しぶりは滑稽ですらある。
それだけではない。
小池百合子は民進党を分裂させ、野党共闘を潰すことになる。
その後に来るのは、安倍一強の自民党強権政権から、国民の信頼を回復する国民政党としての穏健な自民党政権だ。
その主役こそ小泉進次郎だ。
安倍自民党と小泉進次郎の自民党のどこが違うか。
どちらも日米同盟重視、対米従属であるところは同じだ。
しかし、国粋・右翼の安倍晋三の自民党と、バランス感覚の優れた親米保守の小泉進次郎の自民党では月とスッポンだ。
小泉進次郎が自民党の大勢となるのは時間の問題であり、そのような自民党を、メディアも国民も歓迎、支持する。
もちろん米国も歓迎する。
中国ですら歓迎するだろう。
そして小泉進次郎が賢明な政治家なら、改憲などと言う馬鹿な事は棚上げし、米国とうまくやりながら、日本の国益を優先する自主・自立外交を進めるだろう。
そうなれば野党はいらなくなる。
ましてや左翼政党は不要だ。
ひとり共産党が、もとにもどって、唯一の野党、権力の監視役に徹すればいいのだ。
果たして「小池百合子の乱」は、そういう方向に進んで行くのだろうか(了)
◇
<都知事選>議会解散を公約に 小池氏出馬表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160706-00000064-mai-pol
毎日新聞 7月6日(水)18時30分配信
東京都知事選(14日告示、31日投開票)への立候補に意欲を示していた自民党衆院議員の小池百合子元防衛相(63)が6日夕、都内で記者会見を開き、「このままでは(自民党東京都連の)推薦が得られない中での立候補になるが、東京の改革のために覚悟を持って臨みたい」と正式に出馬表明した。小池氏は当選した場合は「都民目線の都政を取り戻すため、(次に招集される)都議会の冒頭で解散する」と議会の解散を公約に掲げた。自民党都連は前岩手県知事の増田寛也元総務相の擁立に動いているが、「(今回は)よく分裂選挙と言われるが、分裂は都議会自民党と都民との間の分裂ではないかと思う」と都連をけん制した。小池氏の会見での主な発言は以下の通り。【デジタル報道センター】
<冒頭の発言>
昨日、石原伸晃(自民党東京都連)会長に(都知事選での)推薦のお願いを改めてした。参院選も最終コーナーの最中だからこそ、早期に結論を出してもらい、(参院選の自民党候補と)ともに戦うことを願っていたが、それはかなわなかった。政策を論じる時間もなくなるということで、客観的、総合的に判断した結果、このたび立候補という結論を導いた。
このままでは推薦は得られず、「パラシュートなし」での立候補になる。しかし、東京の改革、都民目線による問題解決のために覚悟を持って臨む。むしろ、しがらみなく都民の目線で戦えるということで、ある意味吹っ切れたところもある。
24年前に現役のキャスターから政界に飛び込んだ。「あと1年いれば、(25年の永年在職表彰で)肖像画が国会に掛かる」という権利もあるが、私は肖像画よりも今の東京を改革し、100年後の東京に確実な流れをつけたい。
退路を断つことが私の生き様だ。安全ネットを設けずに飛び込むので、周りをひやひやさせているが、世の中を変えるときはそういうことも必要だと思う。
(自民党の)東京都連の一員に名を連ねているが、「どこで誰が何を決めているのか」が不透明なことが多かった。ブラックボックスのようだった。この思いは、都連に所属している議員に共通している思いで、都連と一くくりにされても、いろいろな思いがある。ここ2代、短期間で知事が代わった。舛添さんの湯河原は論外だが、2人とも有能でビジョンも明確だった。でも「短期間でこのような状況に陥ってしまうのはなぜだろう」と感じる。誰かにとって都合が悪いときに捨てられてきたように思う。
「小池はいったい何をするのか」については、まず三つお伝えしたいと思う。一つ目は都民目線の信頼を回復するために、都議会を冒頭で解散したい。(今回は)よく「分裂選挙」と言われるが、分裂は都議会自民党と都民との間の分裂ではないかと思う。冒頭解散は議会からの不信任案が出ない限りはできないが、民心が離れては都民に寄り添った温かい政策はできない。都民の声を聞いてみたい。二つ目は利権追及チームについてだ。(2020年の)五輪やパラリンピックがらみ(の疑惑)だけでなく、財源が豊富な東京都には利権が発生するが、それを一つ一つチェックするのも重要と思う。それをしてこそ、歓迎され喜んでもらえる。それについては、目安箱を設けたい。最後に、舛添さんの公私混同の問題は、舛添さんが任命するのではない第三者の目が改めて必要だ。これは本来、議会の役目だが、都民の信頼を取り戻すために挙げた。(第三者委員会の)メンバーについては公募も考えたい。
崖の下にパラシュートなしで落ちる覚悟だが、覚悟があっても、勝てるのかは分からない。いばらの道だが、頑張りたい。
◇
<都知事選>アラブの春ならぬ「東京の夏」に…小池氏詳報1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160706-00000071-mai-pol
毎日新聞 7月6日(水)19時6分配信
東京都知事選(14日告示、31日投開票)への立候補に意欲を示していた自民党衆院議員の小池百合子元防衛相(63)が6日夕、都内で記者会見を開き、「このままでは(自民党東京都連の)推薦が得られない中での立候補になるが、東京の改革のために覚悟を持って臨みたい」と正式に出馬表明した。小池氏は当選した場合は「都民目線の都政を取り戻すため、(次に招集される)都議会の冒頭で解散する」と議会の解散を公約に掲げた。自民党都連は前岩手県知事の増田寛也元総務相の擁立に動いているが、「(今回は)よく分裂選挙と言われるが、分裂は都議会自民党と都民との間の分裂ではないかと思う」と都連をけん制した。小池氏の会見での主な発言は以下の通り。【デジタル報道センター】
−−「女性活躍」のテーマが掲げられて久しいが、今回のようにこれほどまでの逆境の中で、小池さんご自身が輝けるのか。同じように苦労している女性、女性に限らず男性も非常に選挙戦に関心を持って見ていると思うが。
そうですね。逆境にあったとしても、むしろそれをやりがいと考える意志ではないかと思う。失敗するかもしれない。だからリスクなんです。でもリスクをとらなければ、東京にもっと大きなリスクがあると思っている。そこでできることは、本当にまだ未熟だから少ないわけだが、意志を持って取り組みたい。
−−そのリスクとは?
今回、私の選挙はパラシュートがないわけですから、落選のリスクがある。冒頭解散はリスクではなく、都民の目線で必要なことだと思っている。
−−今回の立候補表明に際して、党を離れるつもりは。
まったくありません。だからこそ、自民党員として参院選の候補者の応援をし、参院選で勝利をおさめるように努力したいと思っている。
−−ちょうど1週間前に、電撃的な出馬会見をしたのはなぜか。
あの時点で、流れをみていて、まだどなたも手を挙げられない状況で、いろいろな名前がテレビなどで挙がっていた。ここはむしろ都政の安定で、これまでの延長戦ではなく、やはりダイナミックに変えるところは変えるというリーダーが必要なのではないか。また、女性という観点は、まったく新しい切り口になる。これまで世界から見ても、国会議員の比率で191カ国中、156番目だ。意思決定の場に女性がいない。私は、日本を変えるという意味でこれまでがんばってきたつもりだが、東京を変えることが一つの先行モデルになって、そのあとに続く方々がやりやすくなるのではないかと考えた。
−−党内の手続きを正式にとった上で出馬会見をする選択肢はなかったか。
いろいろ考えた。「聞いていない」「あいさつがない」といろいろおしかりもうけました。しかし、結論として、ルールに従っていたなら、今日のこの日はなかったと思う。
−−都連に推薦を求める考えは変わらないか。
最後にお決めになるのが、参院選が終わった後ということだ。推薦依頼を取り消したわけではありません。
−−参院選後に、自民党が増田(寛也元総務相)さんなり(ほかの人)に推薦を出されたあとも、自民党のままで戦うか。
あくまでも自民党員であるという意志を持っている。
−−都知事には議会の解散権はないが、どういうやり方で。
私でだめだということなら、議会が不信任案を出してくるということは可能性としてある。知事にふさわしくないと現在の都議会の方々が考えれば、不信任案が出ることも考えられる。私が議会を解散するには、まず不信任案が出なければいけないというのは承知している。
一つ加えて申し上げると、都議会と都民の皆さんの間に距離があるということを申し上げたわけで、だから都民のみなさんに聞いてみる必要があるという意味だ。
−−都連に対する批判をされたが、都連に対する挑戦か。
いえ、挑戦というわけではないが、都連の方で、別の形で進めていることについては大変残念に思っているので、そういう意味での意思表示だ。
−−選挙戦は非常に厳しい戦いになるといっていたが、戦略は。
これは、都民の皆さまに私の考えを訴えるという、ごくベーシックな話になると思う。同時に、特に投票権が18歳からになることもあり、SNSも活用して、若い方にも私の考えが届くようにしたい。「アラブの春」ならぬ「東京の夏」にしていきたい。
−−応援をだれかに頼むのか。
小泉(純一郎)元総理は選挙にはかかわらないということを、昨日もおっしゃっていたかと思う。それよりも、私の友人たちで街頭演説などにつきあってくれる方をこれからお願いするところだ。
−−都連に推薦を求める一方で、批判するのは矛盾ではないか。もう1点、冒頭解散は具体性に欠けるのではないか。改善の具体策は。
不信任案をくらうと解散権を行使するという流れにおいて、都議会を改革するという候補者の応援に回るということになるかと思う。
◇
<都知事選>都連「早々に結論ほしかった」…小池氏詳報2止
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160706-00000077-mai-pol
毎日新聞 7月6日(水)19時19分配信
東京都知事選(14日告示、31日投開票)への立候補に意欲を示していた自民党衆院議員の小池百合子元防衛相(63)が6日夕、都内で記者会見を開き、「このままでは(自民党東京都連の)推薦が得られない中での立候補になるが、東京の改革のために覚悟を持って臨みたい」と正式に出馬表明した。小池氏は当選した場合は「都民目線の都政を取り戻すため、(次に招集される)都議会の冒頭で解散する」と議会の解散を公約に掲げた。自民党都連は前岩手県知事の増田寛也元総務相の擁立に動いているが、「(今回は)よく分裂選挙と言われるが、分裂は都議会自民党と都民との間の分裂ではないかと思う」と都連をけん制した。小池氏の質疑応答の主なやり取りは以下の通り。【デジタル報道センター】
−−参院選の最中であり、選挙に与える影響は?
本来だと、参院選後までこの問題を引きずるよりは早々に結論を出していただきたかった。ですからそのことについてはもっと早めてほしいということは申し上げてきたが、いまだ結論出ず、と。現実的には10日の投開票日翌日から14日まで、考えてみればお分かりのように政策論争も封じることになるし、勝手ながら6日を限度に自らの決断をする方向にした。「決める自民党」として、もう少し早期に態度を出していただいた方がよかったと思うし、もしそうなっていたなら推薦をいただいた上で、東京だけでなくその他の地域にも応援に回ることもできる。それでなくても行っているが、その方がよかったのではないかと思っている。が、いずれにせよ党のご判断だ。
−−出馬を決心した理由は。
やはり東京をより良くしたいと純にそう思う。キャスターから飛び降りた時も、政界に飛び込んだ時も、日本をなんとかしたいと。傍観者で批判、批評はできるが、じゃあ何ができるだろうか?と自分で考えた時に、自分で手を挙げるというのも一策だと考えた。能力的にどうだとか、いろいろとご批判もいただいているが、ここは義を持って手を挙げるということを私は強く感じた。
−−イメージカラーは?
基本的にはずっとグリーンでやっている。環境ですね。エコですね。
−−自民党の推薦が得られなかった場合、他党に支援を求めるか。
今のところ、どこにも支援は求めておりません。
−−前回の都知事選でも名前が挙がった。
人事情報というのは新聞でも非常に読まれる記事だし。あの人が出てこの人が出てということで、視聴率も取れるコーナーかと思う。いつもそれでいじられてきたが、今回は「候補の候補」ではなく、自ら立ち上がろうという意識は前回よりもより強い。
−−そのきっかけは。
やはり舛添さんの辞任ですね。それと、これまで都連に属してきたからの長年の思いだ。
−−桜井(俊・前総務事務次官)さんが出馬していたらどうだったか。
私の場合、(それでも)していたかもしれない(笑い)。ただそれはまったく仮定の話でありまして、前に出馬の意思を表明した時も、(桜井氏は)お出にならないだろうというかなり確実な情報は持っていたつもりだ。
−−石原会長が「電話に出なかった」と話していた。
いえ、電話に出られなかった事情は携帯から離れていたという物理的な話だ。それに尽きます。また、地元の方とか何人かにはご報告させていただいていた。
−−かけ直すこともできたのでは。
時間が足りなかった部分もありまして。本当はもっと前にお知らせすべき方もたくさんおられた。
−−石原会長は不快感を示していた。
永田町でもどこでも「聞いてない」というのはマイキーワードだと思う。
−−政治資金パーティーが政治資金収支報告書に記載されていなかったとの一部報道がある。
各種報道があることは存じている。例えば記入漏れ、記載漏れについては修正をさせていただきます。公私混同という舛添さんの問題の時に核になった部分については、これまでそのようなことはしていないということだ。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK209掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。