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高里鈴代「彼らの冒した犯罪は、個人的な犯罪を超えた構造的なものです」〜ジョン・ミッチェル「米軍は新人研修では、沖縄を見下すよう教えている」/TBS報道特集
6月25日 TBS報道特集
〔日米地位協定 問われる主権〕
高里鈴代(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会・共同代表(76))は、1995年に発生した女子中学生集団暴行事件を受けて市民団体を発足。過去の新聞や集めた証言を基に沖縄で起きた米兵による女性への性犯罪を年表にしてまとめてきた。
中には生後9か月の赤ちゃんが暴行された事件がある。見せられたページは、1975年まで続いたベトナム戦争中のもの。「絞殺、全裸で発見」「ホステスが米兵の強姦、絞殺される」など殺害に至る凶悪な事件が相次いでいたことが分かる。
高里鈴代「彼らの冒した犯罪は、個人的な犯罪を超えた構造的なものです。沖縄にこれだけの規模の基地があること、戦場につながっていることにあります。一人の兵士が起こしたからその一人の兵士を取り除いて、それで解決ということではない。殺されて明らかになった人がこれだけあるということは、その背後に殺されそうになった人たちも沢山いる。また、レイプされて沈黙している人たちも沢山いる」。
二十歳の女性が犠牲となった先月の事件を受けて、今月8日、新たに12版が発行された。
(中略)
米兵による性的暴力は、基地内でも蔓延していると話す人物がいる。
アン・ライト氏(米陸軍・元大佐/女性)は軍に29年間勤め、退役後も外交官としてさまざまな国を飛び回ってきた。
米軍による事件や事故が起きる度に問題となるのが、在日米軍の地位と権利を定めた「日米地位協定」の存在だ。
アン・ライト「今回の事件はまるで”軍事計画”のようです。一般的に兵士は、今日は誰かを殺すぞ、と決めて計画的にその方法を考えるのです」
こういった兵士が持つ暴力性について、ライト氏は必然的に身に付くものだ、と話す。
アン・ライト「兵士は効率的に人を殺す方法を学び徹底的に訓練されます。問題なのは戦場に慣れてしまった暴力的な思想が家庭にまで持ち込まれてしまうことです。実際、基地内では家庭内暴力の問題を抱える家族が少なくありません。戦地から帰還した夫が妻や子どもたちを殴ったり泣かせたり、仲間同士の殴り合いも頻繁に行われています」
ライト氏は、国防総省の調書で、米軍に所属する女性の3人に1人が性的被害に遭っている、と指摘した。
こうした基地の中での暴力は基地の外に簡単に持ち出されると指摘する声もある。
高里鈴代「ほんとに基地の暴力は基地の外に染み出している。事件が起こる度にこの事に気付かされる。フェンスを境にその逆はない」
実際、基地の中の兵士は沖縄をどう理解しているのか。
沖縄の基地に配属される海兵隊員の新人研修用の資料がある。沖縄県民については次のように記述されていた。
「論理的というよりも感情的」「ダブルスタンダード」「責任や指導権を取り切れず、よく責任転嫁する」
さらに飲酒や繁華街でも行動については次のような記述がある。
「突然、異性にもてるという”外人パワー”に酔って調子に乗り過ぎてしまい行き過ぎた行動をとってしまうことがある」。
この資料を米国防総省への情報公開請求で入手した英国出身のジャーナリスト、ジョン・ミッチェル氏。
ミッチェル「米軍は沖縄の良き隣人だと言っているが、研修では、見下すよう教えている。”外人パワー”という言葉は、日本に住む外国人の力を意味します。たとえ皮肉を込めて使われているにせよ、この言葉は米人にとって、都合のいい言い訳なのです。」
ジャーナリツト・屋良朝博氏は、アメリカとイタリアとの地位協定を取材し、主権のあり方が日米とは大きく違うと指摘する…(以下略)。
・沖縄と違うイタリア(&ドイツ)の米軍〜「主権は譲り渡しはしない」/23日の報ステ
http://www.asyura2.com/15/senkyo187/msg/502.html
投稿者 仁王像 日時 2015 年 6 月 26 日 20:21:22: jdZgmZ21Prm8E
- 「鎮まらない沖縄の怒り」/nhk 西川 龍一 2016年06月20日 仁王像 2016/6/28 21:00:17
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