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英国人の、感情に溺れた結果のEU離脱選択、日本も他人ごとではない(まるこ姫の独り言)
http://www.asyura2.com/16/senkyo208/msg/476.html
投稿者 かさっこ地蔵 日時 2016 年 6 月 27 日 19:03:29: AtMSjtXKW4rJY gqmCs4LBgrGSbpGg
 

http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2016/06/post-1311.html
2016-06-27

イギリス国民が選択したEU離脱について、国民は大喜びをして
いるかと思いきや,後悔している人が日増しに増えているのだ
とか。

日本のテレビの番組でも、離脱に投票した人達は、軽いノリで
投票したとか、お灸をすえる意味で離脱と投票したとかの人ば
かりでふたを開けたら、とんでもない結果になっていたと。。。。

そして今は後悔しているから、再度国民投票をしてもらえない
かとの声が大きくなっていると。

国挙げての壮大なトラップに落ちた感じだ。

イギリスでも、米国のトランプの様に離脱を煽る影響力のある
人間がいて、結構、その煽りに乗ってしまう人間が多々いたと
いう事になる。

あまり感情に任せないのがイギリス人の特徴だそうだが、世界
的な傾向なのか、そのイギリス人でさえ感情に走った所がある。
そもそも離脱のデメリットも考えず、メリットばかりに目が向い
て安易に賛成したのではないか。

投票してから、はたと気づいても時すでに遅しだ。

欧州では極右勢力が票を伸ばしているというし、アメリカはトラ
ンプのような人間が一時国民的支持を得た。

そしてイギリスでさえもこの傾向にあるというから、日本で言っ
たもん勝ちの政治家が称賛されるのも、世界の潮流の一つか
も知れない。

例えば橋下徹とか、安倍首相とか、敵を見つけては相手をコキ
下ろしたり、罵倒したりで拍手喝さいを受ける。

私は、安倍首相が自民党から出馬の朝日健太郎の選挙演説
の動画をユーチューブで見たが、ものすごい数の群衆が集ま
っていて、安倍首相は、たった3年半の民主党政権を比較して
は、安倍政権は素晴らしい政権だと声高に叫んでいた。

そして、”野党は私に対して根拠のない批判ばかりする、今日
もどこかで批判しているのではないか?”と言って笑いを取って
いたが、この人の場合、野党に対して批判というより、悪口しか
言わない。

ここでも ”4年前のような暗い時代に戻してはいけません”とも
言っていたが、今の時代はもっと暗いし絶望感が漂う。

根拠のない民共へのレッテル貼りは必ず入っているし。

そして、経済が良くなった宣伝で、何処から都合のよい数字を
持ってきたのか、雇用の改善が何十年ぶりの成果だとか、賃
金が上がっているだとか、民主党政権と比べてダントツに景気
が良くなっているとか数字だけは勇ましい。

どこから持ってくるのか、次から次へと都合のよい数字だけを
切り取っているようで、専門家でないと直ちに反論できないだ
ろう。

アベノミクスは、3年半たっても道半ばだそうで、この道しかな
い。のだそうだ。

多分、安倍首相が退陣するまで、”道半ば”で通すのだろう。
○○詐欺が減らない筈だ。。。。。

群衆も拍手はするわ、威勢の良い掛け声で答えるわ、安倍首
相をヒーローの様に称賛していたが、まったく景気が良くなっ
ていないのに、騙される人間が一定数いる事にビックリした。

こういった傾向は日本だけのことではなく、どうも世界的傾向
の様で、だからこそ、何の根拠もないのに、威勢の良い言葉
を声高に叫ぶ、言ったもん勝ちの政治家が後を絶たないのだ
ろう。

それに踊る国民。

日本のマスゴミは、選挙が始まって間なしに、改憲勢力が3分
の2をうかがうと大見出しで報道しているが、こういった報道で
本当に改憲派が3分の2を得て、国民投票に行った場合が怖
い。

思慮深い英国人でさえ、離脱の行きつく先のデメリットなど考
えずに安易に投票した結果、思わぬ方向へ進むことになった。

日本人も、改憲派の税金をふんだんに使って、ありとあらゆる
メリットばかりの宣伝をされたら、デメリットを深く考えもせず乗
ってしまうのではなかろうか。。。。

その時は、やっぱり日本も時すでに遅しで。

結局、英国の様に行き着く所まで行かないと目が覚めないと
か?

 

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コメント
 
1. 2016年6月27日 22:03:14 : G9pRncd5P6 : kNLawzAmjgA[791]
マスコミに載らない海外記事より、英国EU離脱関連記事、各冒頭部分を抜粋

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Brexit: 一体何が本当の問題か?
Paul Craig Roberts 2016年6月22日
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/brexit-8806.html

もし皆様が、売女マスコミをお読みなら、Brexit- 明日のEUからのイギリス離脱に関する国民投票- の要点は人種差別だ。公式説明によれば、暴力的傾向のある怒った右翼人種差別主義者が、より多くの肌の色が濃い移民を、イギリスが受け入れるのを避けるために、EUを離脱したがっているのだ。

離脱反対のしつこいプロパガンダにもかかわらず、女性議員ジョー・コックスが、“Brexit”と叫んだと、目撃者が語っている男によって殺害されるまで、世論調査で、より多数の人々が、EU残留ではなく、離脱を支持していた。コックスはEU離脱に反対だった。

イギリス政府と、売女マスコミは、コックス殺害事件を、暴力的な人種差別主義者が、Brexitの背後にいたというプロパガンダの強調に利用している。ところが、他の目撃者たちは、違う報告をしている。プロパガンダを推進しているガーディアンも、最近は“他の目撃者は、議員が、毎週手術をうけていた病院近くで、二人の男の口論にかかわった後、襲撃が行われたと語った”と報じている。もちろん、コックス殺害は、Brexitに対する武器として余りに貴重なので、我々は決して真相を知ることはあるまい。

イギリス国民の多くが、自分たちの国の変身を心配しているのは疑いようがない。自分の国が、違う文化の人々によって、自分から奪われていると感じるのに、人種差別主義者である必要はない。イギリスには、侵略者を撃退してきた長い歴史があり、多くの人々が、武力によるものではないにせよ、侵略を味わっていると考えているのだ。武装侵略であれば、もちろん、政府やマスコミの支持は得られまい。

評論家連中が、移民は、社会福祉を受ける以上に、イギリスに貢献するというのを、イギリス国民は聞かされるが、言われていることと、自分たちの経験とは矛盾している。しかも、多くのイギリス人は、ロンドンを含む自分たちの都市丸ごとを、治安の懸念から避けなければならないのに、うんざりしているのだ。

こうした懸念を、文化的な防衛ではなく、人種差別だと呼ぶのは、プロパガンダ判断であり、イギリスの既成政治支配層は、そういうプロパガンダ判断をしているのだ。イギリス支配層がイギリスを代表しているなどと、実に多くのイギリス国民が、もはや考えていないのも全く不思議ではない。

だが、宣伝者連中にも、疑わしきは罰せずという原則を適用して、議論のために、Brexit、離脱は、人種差別の問題だと仮定しよう。離脱反対派は、いったい何が狙いなのだろう? イギリス政府が可能にしてきたアメリカの戦争からの難民を助けることが狙いでないことは確実だ。もし、イギリス支配層が、アメリカによる侵略、爆撃や、無人機攻撃からのイスラム教徒難民に、それほど気配りするのなら、イギリス支配層は、こうした人々に対する、アメリカ政府による攻撃を支持するべきではなかったのだ。

Brexit離脱反対の根拠は、アメリカの二大強力権益だ。

一つは、競合する金融センターとしてのイギリスを抹殺しようというニューヨークの銀行とウオール街の権益だ。この露骨な事実が、シティーにも、イングランド銀行にも見落とされている。

イギリスがEUに片足を突っ込んでいるのは、自国通貨を維持するのを認められたがゆえであることを、イギリスは忘れてしまっている。イギリスは、ユーロを使っておらず、それで、イギリス政府に資金を調達する力を保持していられるのだ。ギリシャ、ポルトガル、スペイン、イタリア、フランス、ドイツなどは、この能力を持っていない。資金調達の上で、彼らは民間銀行に依存している。

イギリスをEU参加するようだますため、イギリスは特権を与えられた。ところが、こうした特権は永遠には続かない。EUのプロセスは政治統合だ。私が何年も前に報じた通り、当時の欧州中央銀行総裁ジャン=クロード・トリシェは、ヨーロッパ政治統合を完成するためには、加盟諸国の財政政策を一元管理する必要があると述べた。もしイギリスが自国の中央銀行と通貨を持った自立した金融センターになれば、財政政策を一元管理することは不可能だ

Brexitが敗北すれば 、国が自国通貨と中央銀行を持たない限り、金融センターになるのは不可能なのだから、金融センターとしてのロンドンの寿命が短くなることを、ウオール街は理解している。イギリスがEUのメンバーでいながら、欧州中央銀行のもとで動かないというのは不可能なのだから、Brexit、離脱の国民投票が敗北してしまえば、イギリスを、ユーロへと強制する過程が、次第に始まろう。

(以下略)
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更にBrexitについて Paul Craig Roberts 2016年6月24日
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/brexit-2617.html

Brexit投票にまつわる情報が入り続けている。イギリス軍のある軍人は、彼の部隊では、若者の90%が、離脱に投票したと語った。アメリカ政府の戦争に関与すべきではないと思うがゆえに、離脱に投票したのだ。彼の部隊は、戦争は、イギリス国民によってではなく、ブリュッセル経由で、アメリカ政府によって決められるということに合意していると彼は言った。“投票所では、鉛筆だけ使うが、鉛筆では消され、変えられてしまう可能性がある”ので、兵士たちは“自らのペンを取って”投票箱へ向かったとも彼は言った。

マンチェスターのラジオ・レポーターで、ロンドンにいたリチー・アレンは、アイルランド人として、国民がリスボン条約を否決したのに、イギリスは既に、“EUが、より良い条件を出してくる可能性について語り始めていて”アイルランドの反EU投票が破棄されたのを覚えていると言う。言い換えれば、離脱投票は、意味のあるものとして、扱われなかったのだ。彼のゲスト・コラムは、ここで読める。http://www.paulcraigroberts.org/2016/06/24/the-campaign-to-undermind-the-vote-guest-column-by-richie-allen/

スティーブン・レンドマンが報じている通り、デービッド・キャメロンが、投票がプーチンと、ISISを幸せにしたのは確実だと強調して基調を打ち出して (この宿敵同士が、どういうわけか、同じことで、幸せになるのだ!)プロパガンダは既に本格的に稼働中だ。自己嫌悪のロシア人、ゲーリー・カスパロフは、イギリスEU離脱は“プーチンのヨーロッパ国境攻撃と対決するための機関を弱体化する”ので、Brexitは“ウラジーミル・プーチンにとって完璧な贈り物”だ と語った。ゲリーよ、一体どういう攻撃だ?

元アメリカ駐ロシア大使、マイケル・マクフォールは“衝撃だ、衝撃だ!”アメリカとEUが敗北して、プーチンが勝った。

もちろん、投票はプーチンとも、ロシアとも無関係だ。だが、ウソつきどもは、イギリス人に、自分たちは、イギリスを売り、ロシアにヨーロッパに対する権力を与えたと思いこませようとしている。ロシア大統領広報官ドミトリー・ペスコフは、このたわごとに答えた。宇宙のあらゆる出来事の説明に“ロシア要素”が引き合いにだされるのに我々は慣れている。

(以下略)
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投票結果にもかかわらず、イギリスがEUを離脱する可能性は少ない
Paul Craig Roberts 2016年6月24日
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/eu-8f72.html

Brexit投票は、イギリス有権者の過半数が、イギリス政府が、イギリス国民の利益ではない権益を代表していることを理解していることを示している。自国政府に責任を取らせることは極めて困難なことを、イギリス人は理解しているが、EU政府に責任を取らせる見込みは全くないことを、彼らは理解しているのだ。EU支配下の期間、イギリスは、法律が、主権の用語だった過去の時代に気づかされていたのだ。

欧米の政治・マスコミの既存支配体制を構成する宣伝屋連中は、公的議論から、本当の問題を締め出し、離脱投票を人種差別として描くのに成功した。ところが、十分な人数のイギリス国民が、洗脳と管理された論議に抵抗して、本当の問題を把握した。主権、責任を負う政府、財政的独立、アメリカ政府の戦争や、ロシアとの紛争に関与することからの自由。

イギリス国民は、自分たちの投票で問題が解決するなどと考えるほどウブであってはならない。戦いは始まったばかりだ。こういうことが予想される。

- イギリス政府が戻ってきて、国民にこう言う。ほら、EUは我々により良い条件を出しましたよ。これなら、残留しても差し支えありませんね。

- イギリス有権者に、離脱投票が経済を悪化させるのだと説得すべく、連邦準備制度、欧州中央銀行、日銀と、NYヘッジ・ファンドが、ポンドを叩きのめし、イギリス株を空売りする。

- 離脱投票がヨーロッパを弱体化させ、“ロシアによる侵略のなすがままになる”ことを更に強調する

- 離脱多数派の主要メンバーに対する賄賂(と脅し)に抵抗するのは困難で、ボリス・ジョンソンのような離脱指導者たちへの圧力は、もっともで、融和的で、アメリカ政府と、ヨーロッパとの良好な関係を維持するため、EUに残留するという妥協に到る。

- イギリス産業連盟(CBI)が、イギリスの雇用と投資の機会の損失を、離脱投票のせいにするだろう。

売女マスコミ説明する通りにではなく、事の実態は一体どうなのかをご自分で考えるようになりさえすれば、このリストに、ご自分で項目を追加できるはずだ。

アイルランドの反EU投票と、彼らが票を覆すまで、かけ続けられた圧力を思い出していただきたい。これがイギリスの運命となる可能性は高い。

(以下略)
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外国のことだからいいと云えばいいんですが、マスコミの言葉をそのまま受け取るのもどうかと。
日本の護憲派だって、何と言われるかわかったものじゃないですからね。


2. 2016年6月27日 22:31:34 : Oozg29Kcag : Qiiwq5NaXgQ[162]
ようするに英国のEU離脱Brexitは一種のナショナリズムの熱狂だったということか。
結局残留派の方が理性的だったということか。
情報に乏しいおれには判断ができない。
ただ、EUが民主的でないことを問題にする向きもあったんだな。
アメリカから残留を訴えたエリック・アイドルとは反対に、
あえて離脱を選択したジョン・クリーズのように。
あるいはジュリアン・アサンジがもっと冷ややかに指摘したように。
http://www.mirror.co.uk/3am/celebrity-news/eu-referendum-celebrities-want-remai-8243309


「かつては自由とは国家からの都市の、僧院の、そしてまた他の中間集団の自由を意味していました。国家の成長に伴って、近代社会では、自由とは弱化した中間集団からの個人の自由を意味するようになりました。」

「国家は、外側からの規制だけでは強力な中間集団を解体させるのはむつかしいことを知っていたので、中間集団の成員である個人の自律性の獲得を、すなわち集団からの自由の獲得を支援し、集団の内側からの解体に手を貸しました。そのために、国家の成長に伴って個人主義が発展してきたのです。言いかえれば、ナショナリズムと個人主義が提携して、真ん中の共同態主義を挟み撃ちにしてゆく過程が、近代化の重要な一側面であったのです。中世的な中間集団が無力化すると、国家はもはや個人主義の力を借りる必要がなくなります。その時点以降は、かつての提携関係が崩れ、国家はしばしば個人の自由に対する敵対者としての役割を演じるようになります。」

「……普遍主義的に定義された個人としての人間のイメージ……」

作田啓一(1981年)


3. 2016年6月27日 23:14:14 : Tt1RKMfyQ2 : DKoy@fpRyYg[4]

低賃金の他国の労働者が自由にはいってきて、
得するのは既得権者である。
内外マスコミの既得権者目線でのプロパガンダは結果がでてからもしつこい。
日本により貧しい東南アジアの人々が自由に多数入ってきて、
日本人と同じ権利を有したらどうなるか。
保育園も、病院も、移民優先となり。
日本人の一般庶民は割を食うのだ。
想像力に乏しすぎる。

4. ピッコ[1060] g3ODYoNS 2016年6月28日 04:58:27 : 0J9Hfnbri6 : eiQg6RnfV9w[1]
私がイギリス人だったら、よくよく考えて、最終的には『離脱』に投票したと思う。

5. 2016年6月28日 07:42:24 : rbq86fiJOA : VjzxxxflDv8[1]
いやいや本当に冷静なら再投票してみればいい、面白い結果がでるはずだ

6. 2016年6月28日 19:09:22 : SKLssvmpSU : bqq1LCfyCG0[158]
この国民投票は、二年も前から予告され、十分な理解の時間はあった。もちろん、諸情勢の変化は常にあり、なにごとにもリスクは付いて回る。投票結果が出た今、いたづらに結果を批評するのでなく、結果に基づいて新たな戦略を打ち立てるべく、なにが国民の望むものであるか、それを新しい制約のもとでどう実現するかに思いをはせるべきであろう。

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