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小選挙区で勝った赤嶺政賢衆院議員(右)/(C)日刊ゲンダイ
かたくなで煙たがられ 共産党は“モテない女子”と似た存在 今さら聞けない「共産党」素朴な疑問
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183901
2016年6月24日 日刊ゲンダイ 文字お越し
共産党は永田町で最も嫌われている。ウルトラ右翼の安倍首相が「民進、共産両党は無責任な勢力」と批判するのはいつものこととして、選挙でタッグを組む民進党まで「政権を共にするわけではない」(玄葉光一郎選対委員長)と強調。距離を置くのだ。同党の前原誠司元外相は、かつて共産党を「シロアリ」と例えたこともある。「協力したら土台が崩れる」と、ひどい言いようだった。
いったい、なぜ、これほどアレルギーが強いのか。政治評論家の有馬晴海氏はこう言う。
「共産党は理想ばかりを語り、他党のやることにすべて反対という態度を取るので、みんな苦々しく思っているのです。消費税をゼロにするとか、法人税を引き上げるとか、確かに言い分は分かります。でも、実際にやろうとすると簡単ではありません。あらゆるところで調整が必要になるし、混乱だって避けられないでしょう。主張が現実と乖離しているのです。それなのに国会でもワーワーと現実離れした質問と追及を繰り返す。うっとうしい連中だと、多くの政党に煙たがられているのです」
むろん、社会主義革命を目指すというところが、ほかと根本的に違うのだが、青くさい正論を掲げて一切妥協しようとしない、かたくなな態度も政界で“友人”ができない理由だ。小学生のころ、「先生、男子が掃除をさぼっています!」と、まともな指摘をする女子はモテなかった。それと似ている。
「日本は戦後の混乱期に米国の意向を受けて共産主義者を職場から排除しています。このレッドパージの発想は、その後も日本の政界に残っていて、たとえば小選挙区制はもともと共産党を国会から追い出すために導入された制度です。カネのかからない政治や政権交代可能な2大政党制の実現は、あとからつけられたもの。選挙制度は公明党などに反対されて比例区も並立となりましたが、小選挙区だけの選挙をやれば共産党は壊滅状態になります。中選挙区で4番目に滑り込むことはあっても、小選挙区でトップを取るのは難しいのです」(有馬晴海氏)
2014年の衆院選で共産党が小選挙区で議席を確保したのは、基地問題で揺れる沖縄1区だけ。
中選挙区時代は議席があった東京や京都、大阪でも、しばらく議席を得られていない。
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