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2016年06月22日
<遠藤順子弁護士の仲間たちか>
いい知らせが入った。埼玉で安倍・自公与党が強行した世紀の悪法である「戦争法」を、憲法に違反するという集団訴訟が起きた。実に、タイミングがいい。人権派弁護士の多い埼玉県である。その代表格が越谷市に事務所を構えて、平和運動に取り組んできた遠藤順子弁護士だった。重い病を抱えながら、亡くなる瞬間まで9条死守の戦いを続けた。
<中大・渥美東洋ゼミの最優等生>
彼女は中央大学法学部の3年生で司法試験に合格した同大きっての才媛で知られたが、決して自分をひけらかすような発言と行動をしなかった。自民党の安倍信者の稲田とは対称的だ。渥美東洋ゼミは、この世界では名の知れた存在だが、彼女はその最優等生だった。
不肖、筆者もこのゼミの学生だった。そんな関係もあって、彼女の世話になった。
筆者の日中友好活動を宇都宮徳馬さんと共に支援してくれた。宇都宮さんが亡くなると、彼女が代わって支えてくれた。彼女もまた,日本の知られざる友好人士だった。それは日本国憲法そのものを体得していたからでもあった。
日本国憲法は、歴史の教訓から生まれたものである。戦後体制の基本・基礎である。この土台は、ますます重要になってきている。
この平和憲法を破壊しようとする安倍・日本会議の国粋主義と、それに服従する公明党創価学会と、平和を愛好する野党4党の決戦が7・10選挙である。本日、その戦いの幕が切って落とされた。
そんな時に遠藤弁護士の仲間たちが、戦争法違憲の裁判を起こしてくれたものだろう。国民の一人として感謝したい。
<善良な弁護士(104人)と市民(318人)>
彼女が蒔いた種も間違いなくあると感じる。裁判の共同代表の倉橋さんも、越谷市である。「粘り強く戦う」と語る彼女の一言を、遠藤女史からも伝わってくるようだ。そういえば、彼女は右翼・やくざとの戦いに屈することはなかった。
埼玉弁護士会の会員104人が、弁護団に加わった。市民の参加は318人である。平和は自ら勝ち取るものである。発言し、行動してこそ得られるものである。平和運動無くして、極右の戦争屋に勝つことは出来ない。
<東京・福島・高知・長崎・大阪・岡山に続く集団提訴>
戦争法を違憲とする裁判は、東京・福島・高知・長崎・大阪・岡山で起こされている。埼玉が加わって7件目だ。
憲法を知らない日本人でも、戦争放棄を明文化した憲法に、戦争法が違反していることを承知している。創価大学の憲法学者には、おかしな右翼学者がいると報告があったが、これは憲法学会の1%にも満たないだろう。
ほかの道府県でも、必ずこれが提起される。
<憲法破壊の自民・公明に対抗>
公明党は、本当に嘆かわしい政党である。これまでは「平和」の旗を振ってきた宗教政党だった。背後の創価学会の政治部門にすぎない。党員は学会員である。それが、いま国粋主義の支援に狂奔している。
当然のことながら、まともな会員は離反することになる。これまでのような馬力はない。投票率が上がれば、トロイの木馬同然であろう。創価学会を巻き込んでの憲法破壊の日本会議の野望を、徐々に国民も理解してきているかもしれない。
戦前の国家神道を引きずる神社本庁・生長の家の宗教右翼が、このまま天下を維持することが出来るだろうか。
野党4党は、関ケ原の戦いを制することも夢ではない。岡田・志位・吉田・小沢の結束が、それを裏付けている。違憲裁判の相次ぐ提訴が、大阪城の堀を埋めているのだから。
2016年6月22日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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