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党首討論9人は多すぎる 官邸が“野党2党をねじ込んだ”狙い
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/183919
2016年6月20日 日刊ゲンダイ
安倍首相の思うツボ(写真は9党党首ネット討論会)/(C)日刊ゲンダイ
22日からスタートする参院選。早くも与野党の党首が、テレビで激論をかわしている。19日は、NHK、フジテレビ、ニコニコ動画に9党首が揃って出演した。しかし、「9人も呼ぶ必要があるのか」と感じた視聴者も多かったはずだ。番組関係者がこう言う。
「番組サイドは、もともと与野党7人による党首討論にするつもりでした。自民、民進、公明、共産、おおさか、社民、生活です。本当は5人くらいの方がじっくり話を聞け、議論の中身も濃くなる。7人でも多いくらいです。でも、官邸周辺から“日本のこころ”と“新党改革”も加えて欲しいという要請があったらしく、9人という大人数になってしまいました」
安倍首相が9人による党首討論を望んでいるのは間違いない。「日本のこころ」の中山恭子代表も、「新党改革」の荒井広幸代表も、もともと自民党議員。安倍首相とはツーカーの仲だからだ。他の野党党首が安倍首相を批判しても、“安倍応援団”の2人は、野党党首でありながら側面支援してくれる。
実際、19日の党首討論でも2人は「アベノミクスはうまくいっている。4年前の民主党時代に戻してはいけない」とアベノミクスを激賞し、さらに、野党4党が選挙協力していることについても、「バラバラを通り越して、これは、まやかしでしょう」と痛烈に批判している。
これでは、何も知らない国民は「野党もアベノミクスを評価している」「野党の選挙協力は間違っているのか」と誤解してしまうだろう。その後、フジテレビ系列のFNNニュースは、わざわざ「野党間で不協和音」と報じている。
かつてNHKは、「基準を満たしていない」という理由で「生活の党」を日曜討論に出演させなかった。だとしたら、国会議員1人だけの「新党改革」や、3人しかいない「日本のこころ」も基準を理由に出演させなくてもいいのではないか。政治評論家の山口朝雄氏はこう言う。
「新党改革と日本のこころを“野党枠”で出演させると有権者をミスリードしかねない。テレビ各局は、どこかで線引きすることも考えるべきでしょう」
NHKと民放各局は、どこまで安倍官邸に協力するつもりなのか。
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