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2016-06-15 07:34
あまり書きたくないのだが(苦笑)、ここに来て大きな動きが出たので、舛添都知事の話を・・・。(~_~;)
舛添都知事が、いよいよ崖っぷちに追い込まれた。(@@)
これまで舛添知事の早期の辞任&都知事選を回避しようとする動きを見せていた都議会の自公までもが、不信任案を提出することに決めたからだ。 (゚Д゚)
14日、自民党は都議団の幹部や議長が、舛添知事に自ら辞職するようにと説得を行なったのだが。舛添氏はこれに応じず。涙を浮かべて、本当は辞任したい思いもあるが、東京の名誉や国益のために9月まで辞任できないと拒否したという。(~_~;)
* * * * *
舛添知事は13日の都議会でも、不信任案提出を9月まで猶予して欲しいと要請。さらにここでは、自分が都議会の解散権という反撃カードを有していることもチラつかせた。^^;
『「少しの猶予をいただきたい。全ての給与をご辞退し、全身全霊、都民のために働きたい」。13日、4時間にわたる都議会総務委員会の集中審議が終わる際、舛添氏は「委員長」と挙手し、議会側に不信任決議案提出先延ばしを懇願した。
この日、自民党以外の5人が明確に辞職を求め、不信任案が可決されれば辞職か議会解散に伴う選挙が実施される。「(選挙が)リオ五輪に重なり、公益にそぐわない。この時期を猶予し、その上で都知事としてふさわしくないとご判断されたら、不信任案を出していただければ」。舛添氏の訴えに委員会室には失笑が広がった。(産経新聞16年6月13日)』
また14日に都議会議長が辞職をするように説得に訪れた時も、その後、行なわれた議員運営委員会の理事会の席で早期の辞職を拒否し、切々と思いを訴えたという。^^;
『川井議長は14日午後、不信任案可決を前に、自発的に辞職するよう議会内で舛添氏を説得したが、舛添氏は「応じられない」と拒否した。
舛添氏は理事会で「不信任の可決をしたら、(自分が)辞任するか、議会解散の二者択一しかない。(8〜9月の)リオデジャネイロ五輪・パラリンピックをやっているときに選挙をやる姿を世界に見せるわけにはいかない」と熱弁。自分の問題に関する報道で子どもがいじめにあっていることなども説明したという。(時事通信16年6月14日)』
『舛添知事が「自分の思いを語りたい」と理事会に出席した。出席した都議によると、知事は「不信任案が可決されたら、辞職か解散の選択しかない。リオデジャネイロ五輪を目前にして、混乱を招くのは国益にマイナスだ。知事の仕事を継続してきたのは、混乱を避けたいからだ」と13日の集中審議で明かした「リオへ行きたい」という同じ主張を訴えた。
子供がいじめに遭い、殺害予告の被害に遭っていると明かし、時折言葉を詰まらせながら「子供のことを思えば、1か月前も、今でも辞めたいと思っている。失うものはない」とハンカチで涙を拭い、おえつした。「ここまで耐えてきたのは、リオ五輪で東京が笑いものになってしまうから。どうか東京の名誉を守ってもらいたい」。最後は9月の都議会定例会に「身柄を託したい」と懇願した。(スポーツ報知16年6月15日)』
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もし舛添氏が、議会からの不信任案に対抗して辞職をせずに解散権を行使すれば、下手すると8月のリオ五輪の間に都議会選が行なわれることになる。^^;
次の都議選は来年6月に行なわれる予定だったので、都議たちは、まだ十分に準備ができていない上、6〜7月は参院選の東京選挙区の支援で忙しいため、大変な状態に陥る。(~_~;)
しかも舛添氏は失職せず、新たな都議が集まる都議会で改めて不信任案を可決されるまでは、知事の座を確保できるので、東京都知事としてリオ五輪の閉会式のセレモニーに参加できるの可能性が大きくなる。(@@)
<伝聞情報によれば、閉会式セレモニーの日本側の出演者や演出はかなりの部分、決まっているとのこと。舛添氏もそれなりに計画作りに関与していただけに、めっちゃ楽しみにしていたという。^^;>
舛添氏は、何故、ここまでして(ある意味では、あの誇り高き舛添氏が恥をさらしてまで)、知事職に留まろうとしているのか?
自分のプライドや名誉、意地のために(or本当に、東京の名誉を思って?)辞任したくないのか。
自分はさして悪いことはしていない(石原元知事や多数の国会議員に比べたら微々たることしかしていない?)、誰かにワナに落とし込まれたと思っているのか?
それとも実際には、どこかからの強い要請や指示があって、または何らかのオトナの事情があって、ど〜しても9月までは辞任したくてもできないのだろうか? (**)
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そう言えば、やはりメディアと都議団から、知事就任たった1年で急に辞任に追い込まれた猪瀬前知事が、面白い(興味深い)ことを語っていたのを思い出した。舛添知事は「自分で辞める権限さえ持っていない」というのである。(・o・)
『前東京都知事の猪瀬直樹氏(69)が12日、フジテレビの「新報道2001」(日曜・前7時30分)に出演し、東京都の舛添要一知事(67)について「自分で辞める権限すら持っていない」とコメントした。
猪瀬氏は、舛添氏が自民・公明の与党から辞めさせてもらえないとして「自分で辞める権限すら持っていない」「自分で決断できない状況にあるんではないか」と言い切った。「今の舛添さんはこれ以上、自分を弁解するのは不可能だ」などとも指摘し、「都議会は決めかねている。そのジレンマを世間はみている」とした。
TBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)では、コメンテーターの岸井成格(しげただ)キャスター(71)が「猪瀬さんと同じようになっている」と舛添氏の現在の状況が、医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取っていた問題で辞任した猪瀬氏と同じであることを指摘。その上で「舛添さんが辞めるかどうかは分からない。自公与党が舛添さんに引導を渡すかどうか。それがいつになるのか」と分析した。(スポーツ報知16年6月12日)』
(*1に猪瀬氏に関するmewの蛇足話を・・・。)
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安倍官邸、自民党の執行部や都議団の多くは、舛添知事が早期に知事を辞職し、参院選との同時選を含め7〜8月に知事選を行なうことに反対していたと言われている。(・・)
もし今年7〜8月に知事選を行なった場合、任期満了に伴う次の選挙は20年7〜8月、東京五輪の直前か最中に迎えることになるからだ。(~_~;)
しかも、自民党には今、これぞという都知事候補がいない。石原慎太郎氏の長男・伸晃氏は、前回の総裁選にも出ているように、次期首相の座を狙っていることから、都知事にはなって回り道をしているヒマはないし。<mewは彼が総裁選に勝てるとは思わないが。都知事にもなって欲しくないので、首相への思いをキープしておいて欲しい。(~_~;)>
史上初の女性首相を目指していた小池百合子氏も有力候補になっているのだが。いまや党内のポジションも世間での知名度もダウンしている上、安倍首相との関係もイマイチ。丸山珠代氏は経験不足だし。舛添氏の元妻・片山つき氏は論外だ。(>_<) <総務次官だった(嵐の)桜井パパの名前まで出てたりして。いかに人材に困ってるかわかるというもの。^^;>
メディアの調査や取材では、橋下徹氏や東国原英男氏に期待する声が強いのだが。<都民って結局、有名人好きのミーハーが多いのね。^^;> 安倍官邸は橋下氏が好きだけど、執行部はそうではないし。橋下氏はTV契約もあるので、すぐには出馬できないだろう。^^;
東国原氏は09年に、自民党入りの勧誘にタカビーな態度で出て、自分を総裁にしろと売り込んだこともあって、自民党に嫌われているし。<この時、舛添氏も麻生自民党批判を繰り返したので、麻生氏の弟分の安倍仲間に嫌われている。>
二人とも五輪大王の森元首相や自民党の言うことを素直にききそうにはないので、使いづらいところ。(~_~;)
ちょっと時間を置きたい、9月まで何とか舛添氏に粘って欲しいというのが、安倍官邸&自民党執行部のホンネだったのではないかと察する。(**)
* * * * *
しかし、メディア(特にTV)による、連日の舛添バッシングが止まらず。都民からの(何故か国民全体からも)反発がどんどん強まり、舛添都知事の早期辞職を求める声がMAXに達しようとしている。(@@)
舛添氏や自公は6月をうまくしのぎ、8月には舛添知事にリオ五輪に出たメディアの批判や都民の不満が静まることに期待。
ついには、知事選の時に舛添氏を推薦した自公が、なかなか舛添氏を知事辞職に追い込もうとしない&不信任案も出そうとしないことに、都民の反発、不信感が向かい始めたため、これでは参院選に支障が出るとの懸念が拡大。
もし15日に野党が不信任案を出した時に、与党の自公が賛成せず可決しないとなれば、都民の怒りの矛先は自公に向かう可能性が大きい。^^;
もともと舛添氏を好んでいなかった公明党は、自党で不信任案を提出することを検討。安倍官邸や党本部も、6〜7月はやり過ごすという方針を転換し、舛添氏に辞職の説得に応じなければ、不信任案を出すことにOKしたという。(~_~;)
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『首相官邸が、東京都の舛添要一知事(67)を辞職させる方向で最終調整に入った、との衝撃情報が飛び込んできた。2020年東京五輪の準備に支障が出つつあるうえ、参院選にも影響すると判断したとみられる。すでに、後継候補探しを急ぐよう指示したとの指摘もある。都民・国民から嫌われた舛添氏の「政界退場」が近づいている。
「官邸は完全に舛添氏を見限った。舛添氏は『首都のトップ』という公人中の公人ながら、自分の延命しか考えていない。政治家失格だ。自民党は官邸の意向を受け、後継候補探しに着手した」
自民党関係者は、夕刊フジの取材にこう断言した。
舛添氏は10日の記者会見で「もう一度チャンスをもらいたい」「都民に対して仕事をしないと死んでも死にきれない」などと“懇願”しながら続投を表明した。
だが、これまで静観していた官邸から見捨てられれば、万事休すだ。
都議会の最大会派・自民党の動きが、舛添氏の「進退のカギを握る」とされてきたが、都知事は国政に直結する重要ポストである。このため、官邸サイドの意向も大きく働く。
政府高官の1人は今月上旬、周囲に「今は辞めさせない…」と漏らしていたが、その後の舛添氏の記者会見や議会対応を見て、「疑惑を解消できない」「完全に都民・国民の信を失った」と断を下したようだ。(夕刊フジ16年6月13日)』
* * * * *
結局、14日の夜12時も過ぎ、15日の未明になって都議会運営委員会が開かれ、今日、自民党をはじめ全ての党が一緒に、舛添知事の不信任案を議会に上程されることが決まったという。
自公も加わったことで、不信任案が可決されることは決定的になった。(**)
リオ五輪は8月5日〜21日に開催されるのだが・・・。
不信任案の可決には、3分の2以上の議員が出席し、4分の3以上の同意が必要となる。可決されれば知事は10日以内に議会を解散するか、10日後の失職を選ぶことができる。(自発的に辞任しなくても、議会の解散をしない限りは失職する。)
もし舛添氏が辞職or失職した場合、知事選は、知事の失職を通告した翌日から50日以内に行なうことになっている。そこで、舛添氏が15日に辞職した場合、与党は新知事を選ぶ選挙をリオ五輪の始まる前に設定して、新知事を閉会式に送り込むことを計画しているという。(++)
他方、もし舛添氏が議会を解散した場合、解散の日から40日以内に都議選が行なわれなければならない。<新しい都議が集まる都議会で、再度、不信任案が可決されれば、舛添氏は失職する。>
ただ、都議たちは選挙期間をとりたいこともあり、都議選は早くとも7月24日になるのではないかと見られている。そうなると諸手続きの都合もあり、都議会の招集、不信任案決議はリオ五輪に間に合わない可能性が大きいという。(~_~;)
しかも、舛添氏の何百円や何千円の小さな支出までツッコンで辞職を迫っているのに、ここで知事選を行なえば50億円、都議選は45億円の費用がかかるというのも、何だかな〜という感じがある。(>_<)
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正直言おう。確かに舛添知事の公費支出の贅沢ぶりや、公私混同ぶりはヒドイものがあるので、都民が大きな怒りを覚えているのも事実だし。辞職に追い込まれるのもやむを得ないと思ってはいるのだが。
mewは、石原都知事や自民党の閣僚や議員の多くは、舛添氏以上にひどい公費支出や報告書の記載の仕方をしているのではないかと思うので、他の都民ほどには怒っていない。(・・)
<ここまでやるなら、メディアには、せめて閣僚ひとりひとり、何の本を買っているか、どこに行って何を食べたか、誰かさんみたいにSMバーなど妙なところで接待していないか、安倍首相の事務所もそうだが、地球何周分のガソリン代が公費につけられていないかよ〜くチェックして欲しいものだ。(-"-)>
しかも、政治に関してす〜っかりイヤな性格になっているmewは、安倍首相が嫌っているbut都知事選で支援した舛添氏の問題で、安倍自民党がアタフタさせられたり、マイナス要素になるのをビビっているのを見て、ざまあと思っている部分が大きい。(~_~;) <舛添氏は安倍首相の超保守ぶりを批判して来た人だけに尚更。>
そして、できればmewは舛添氏は、最後の抵抗として是非、安倍官邸や本部の顔色を見ながら&自分たちの都合ばかり考えて行動を決める自公与党が支配している都議会を解散して欲しいと思ったりもしている。(^^ゞ
そうなのだ。ここまで安倍政権がひどいと、いまや安倍政権を苦しめる人は、仲間のように思えて応援したくさえなってしまうmewなのだった。o(^-^)o
THANKS
*1
猪瀬直樹氏に関する蛇足
岸井氏も指摘しているように、石原都政時代に副知事を務めていた猪瀬氏は、知事の後継者として12年12月、知事選挙で史上最多の433万8936票を獲得して当選。東京五輪の招致活動を積極的に行ない(もちろん、海外出張は、石原元知事と同様に、ファーストクラス、スイートルーム使用)、13年7月に五輪招致に成功して脚光を浴びたのだが。
ところが(何かお上の意向に触れることがあったようで?)、特州会から5000万円を受け取ったとの報道が出ることに。徳洲会は都内に介護老人保健施設と病院などの施設を持ち、都は08年度以降で計約9億6千万円の補助金と委託料を出していることから、収賄罪に当たるのではないかとの疑惑も呈され、猪瀬知事はこの件でメディアや都議会から責め立てられることになった。
猪瀬氏は、5千万円は選挙資金として借りたものだと主張しかなり粘ったものの、結局、同年12月、たった1年で自ら辞職せざるを得なくなった。(~_~;)
尚、徳洲会の徳田寅雄氏(前議員)は、翌年2月、猪瀬氏が示した借用証は本物だと証言。告発を受け捜査した東京地検特捜部は借入金と認定したものの選挙資金収支報告書に記載されていない公職選挙法違反だと認定して略式起訴。東京簡裁が罰金50万円の略式命令を出し、猪瀬氏がは即日納付して罰金刑が確定した。(猪瀬氏は5年間公民権停止に。)
もともと徳州会は石原慎太郎氏と懇意の関係で。都内に施設や病院を建築する計画を立てたのも、許可や補助金を得ることができたのも石原元知事の下でのことだし。猪瀬氏と徳州会が関わることになったのも、石原氏がいてこそだと思うのだが。この頃、安倍官邸と懇意の橋下徹氏とコンビを組んで維新の会で国政進出していた石原氏のことは、都議会でもメディアでもほぼ全く取り上げられることはなかったのは、本当に不思議なことだった。(@@)
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