2016年6月12日(日) 新しい政治を一緒に 党演説会改憲勢力は退場を 小池・わたなべ氏ら 大阪 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-12/2016061204_02_1.jpg (写真)小池晃書記局長(左)とともに訴える、わたなべ結予定候補=11日、大阪市内 日本共産党の小池晃書記局長は11日、大阪府の堺市内と大阪市内で街頭演説し、わたなべ結参院大阪選挙区予定候補の勝利と日本共産党の躍進で、自民、公明とその補完勢力のおおさか維新を少数に追い込み、改憲勢力に退場の審判をくだそうと力強く訴えました。 大阪選挙区は改選4議席を共産、自民、公明、民進、おおさか維新(二人擁立)の主要5政党6人が争う激戦区です。堺市の堺東駅前では落語家の笑福亭竹林さんが応援演説に駆けつけ、大阪市の梅田ヨドバシカメラ前では、平松邦夫元大阪市長が「ぜひ野党共闘を推し進めていただき、安倍政権にノーを突きつけていただきたい」と訴えました。 わたなべ氏は、「戦争法廃止のたたかいのなかで平和を守りたいという多くの市民に出会いました。この願いに応え、戦争法を廃止し、憲法を守り抜く」と表明しました。 小池氏は、保守の方々とも手を取り合い「大阪都」構想をはねのけた「オール大阪」のたたかいに学んだと述べ、「こんどは野党共闘を勝利させよう」と訴えると、「そうだ」の声があがりました。 小池氏は「戦争法を廃止して立憲主義を取り戻すか、解釈改憲のうえに明文改憲を積みかさねて戦争と独裁の国に進むのか正面から問われている」と強調。安倍首相が、おおさか維新と一緒に衆参で3分の2の勢力で憲法を改悪しようとしていること、おおさか維新も党首討論で安倍首相に改憲を迫ったことを厳しく批判しました。4野党が共同提出した安倍内閣不信任案におおさか維新が反対したことをあげ、「安倍首相の最も頼もしい応援団がおおさか維新ではないか」と訴えました。 小池氏は、維新政治のもと、大阪が大都市のなかで最も賃金が下がっていることなどを指摘。経済政策でも平和の問題でも展望を示す日本共産党の魅力を語り、「大阪で比例80万票を獲得して大門みきしさんはじめ9人を当選させ、選挙区ではわたなべさんを必ず国会に送り、自民、公明、おおさか維新にレッドカードを突きつけて退場の審判をくだそう」と呼びかけると、「よーし」の声と拍手が起こりました。 全力尽くし勝利へ 市田・春名・黒石氏ら 岡山 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-12/2016061204_02_1b.jpg (写真)参院選での日本共産党の躍進、黒石予定候補氏の必勝へ向け開かれた演説会=11日、岡山市北区 日本共産党岡山県委員会は11日、日本共産党の市田忠義副委員長・参院比例予定候補を迎えて岡山市で演説会を開きました。岡山選挙区の黒石健太郎・野党統一候補、日本共産党の春名なおあき比例予定候補、植本かんじ比例予定候補が訴えました。 「安保法制の廃止と立憲主義の回復をもとめるおかやまいっぽんの会」の大坂圭子共同代表が「参院32の選挙区で一本化できたのは普通の人々の力。それを支えてくれたのは共産党の人たち」と語り、岡山弁護士会の吉岡康祐前会長は「参院選で憲法を破壊しようとする勢力を突き崩そう」と訴え。宮地昭範・津山市長、笠木義孝・奈義町長がメッセージを寄せました。 市田氏は、戦争法廃止と立憲主義回復に加え、経済・くらしなどの分野で共通政策が発展し、野党共闘が前進していると強調。「野党共闘の勝利、日本共産党の躍進へ全力を尽くす。黒石さんをわが候補として、勝利に必要なことを全部やり切る」と表明しました。 黒石氏は「植本さんの思いをしっかり受け、2人分以上の奮闘をしたい」と表明。春名氏は「黒石さんとともに春のような温かい政治を実現します」と語りました。 杉尾統一予定候補勝利と党躍進へ 井上・唐沢・藤野氏ら訴え 長野 長野県では11日、飯田市、上田市で杉尾ひでや野党統一予定候補を迎えて演説会を開き、杉尾氏勝利と共産党躍進の熱気にあふれました。飯田市では、井上哲士参院議員、唐沢ちあき比例予定候補、有坂ちひろ衆院5区予定候補らが、上田市では藤野保史政策委員長が訴えました。 飯田 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-12/2016061204_02_1c.jpg (写真)参加者にアピールする(壇上右から)井上、杉尾、唐沢、有坂の各氏=11日、長野県飯田市 飯田市の演説会は、「宣伝カーで聞いて初めて参加した」「新聞の広告を見た」など近年にない参加者で盛りあがりました。 杉尾氏は、共産党の決断で野党統一が実現したと謝意を述べ、「何としても安倍政権を倒さなければいけない。その一念です」と安保法廃止、立憲主義回復、憲法改悪阻止の決意を語りました。 井上参院議員は満蒙開拓平和記念館を訪問したことを紹介し「戦争がゆえの悲惨さを知っている飯田地域の皆さんと、どんなことがあっても憲法9条を守りぬく参院選に」と訴えました。 唐沢ちあきさん、有坂ちひろさんも決意を語りました。 上田 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-12/2016061204_02_1d.jpg (写真)藤野氏(中央)とともに聴衆の声援に応える小金沢氏(左)と高村京子県議=11日、長野県上田市 上田市では藤野氏が、9日の参院選政策発表の会見で質問が相次いだ体験を語り「共産党が注目されている。全力で杉尾さん勝利と共産党躍進を勝ちとりたい」と訴えかけました。 政策づくりの現場責任者として「野党の共通政策は充実しており、すごいこと」と実感を込め、「安倍政治に代わる新しい政治を一緒にと訴えていきたい」と呼びかけました。 東信地域で活動する“勝手連”女性メンバーは「杉尾さんをしっかり応援します。共産党前進を心から願っています」とエール。衆院予定候補の小金沢ゆかさんが「民主主義を取り戻す一歩に」と決意を述べました。 安倍政権終わりに 別府・佐伯市 真島・いせだ氏ら 大分 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-12/2016061204_02_1e.jpg (写真)声援に応える(右2人目から左へ)いせだ比例予定候補、真島衆院議員、山下比例予定候補ら=11日、別府市 大分県別府市と佐伯市で11日、日本共産党の真島省三衆院議員を迎えて演説会が開かれました。いせだ良子参院比例予定候補、大分で活動する山下かい予定候補が訴え、両会場は熱気に包まれました。 真島氏は「全国で野党共闘が実現し、安倍政権を少数に追い込む体制ができた。選挙に行って政治を変え、戦争法廃止、立憲主義を取り戻そう」と呼びかけ。「安倍政治に代わる新しい政治の方向を示し未来を語る共産党を伸ばすことが政治を変える確かな力になる」と力を込めました。 沖縄の基地問題にふれた、いせだ氏は「20歳の女性の犠牲の上に成り立つ日米同盟のどこが『希望の同盟』(安倍首相)と言えるのか。子どもや若者を戦場に送り出す戦争法はいらない。安倍政権を終わらせる選挙にしよう」と訴えました。 野党共同の足立信也予定候補(民進・現)のメッセージが紹介され、市民団体「平和をめざすオールおおいた」の神戸輝夫共同代表が連帯あいさつしました。 野党そろい勝利へ訴え 市民ら1500人が集う 堀越氏勝利へ山下副委員長 群馬・高崎 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-12/2016061204_02_1f.jpg (写真)聴衆の声援にこたえる堀越野党統一予定候補(右から3人目)、山下副委員長(その左)と野党各党代表ら=11日、群馬・JR高崎駅西口 参院選の群馬選挙区(改選数1)で野党統一予定候補の堀越けいにん氏の必勝をめざし、高崎市のJR高崎駅西口で11日、市民と野党による「PEACE&LIFEアクション」が取り組まれ、1500人が集いました。 主催は、県憲法共同センター、戦争をさせない1000人委員会・群馬、「ぐんま市民連合 へいわの風」の3団体です。 堀越氏は「子どもたちの未来に投資しよう。目指すべきは軍事大国ではなく福祉大国の日本だ」と訴え、市民連合の中野晃一・上智大学教授は「堀越さんのようなスピリットを持つ青年が日本を変える」と強調。その場で堀越候補と政策協定を調印しました。 日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員、民進党の宮崎岳志衆院議員、社民党の小林人志県連代表、「ぐんま市民連合 へいわの風」の白石知己氏らが訴え。山下氏は「群馬で堀越候補が勝てば日本の政治は変わる。この希望を全ての県民に届けて必ず勝とう」と呼びかけました。 堀越氏がギターと歌でミニライブをし、会場を沸かせました。 たのべコール湧く 宇都宮 塩川議員が応援 栃木 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-12/2016061204_02_1g.jpg (写真)声援に応える(左から)塩川、柿沼、たのべ、小林、長妻、福田の各氏=11日、宇都宮市 参院栃木選挙区(改選数1)の、たのべたかお野党統一予定候補を必ず国会に押し上げようと11日、宇都宮市の二荒山(ふたあらやま)神社前で、日本共産党、民進党、社民党、新社会党の4野党が合同街頭演説を行いました。県内で4党がそろい踏みするのは初めて。 たのべ氏を中心に日本共産党の塩川鉄也、民進党の長妻昭の両衆院議員と福田昭夫県連代表(衆院議員)、共産党の小林年治県委員長、社民党の松本昭一県連合代表、新社会党の柿沼久夫県本部委員長らが並びました。 「今の政治に満足していますか」と問いかける、たのべ候補に聴衆から「ない」の声が上がりました。たのべ候補が「戦争法の廃止は、平和を求める国民の叫びです」と強調し「政治を私たちの手で変えよう」と訴えると「そうだ、たのべ、たのべ」のコールが湧きました。 塩川氏は、安倍首相の「野党共闘は野合だ」との発言に対し「戦争法の廃止や立憲主義を守るたたかいほど大義あるたたかいはない」と反論。「みなさんの願いを形にするために、たのべさんを国会へ」と呼びかけました。 市内の女性(57)は「たのべさんの話を初めて聞きました。野党がまとまることが大切ですね。信頼できる人だと思います。応援します」と話しました。 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-06-12/2016061204_02_1.html
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