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やり過ぎの習、二重基準のオバマ、憲法9条否定の安倍
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/06/05/post-4675/
5Jun2016 天木直人のブログ
シンガポールで開かれているアジア安保会議が大変な事になっている。
中国の南シナ海軍拡をめぐって米中の対立がかつてなく先鋭化しているからだ。
このまま行けば軍事衝突さえ起きかねない。
アジア・太平洋の集団安全保障の枠組みをつくるために2002年からシンガポールで開かれてきたこのアジア安保会議が、なぜここまで激しい米中対立の応酬の場となってしまったのか。
国際司法裁判所の仲裁などクソくらえだ、と公言して軍事拠点化を進める習近平の中国は、いくらなんでもやり過ぎだ。
おまけに天安門事件の誤りを認めず、人権批判についても一蹴している。
これでは世界の孤児になる。
しかし、オバマの米国もやり過ぎだ。
カーター国防長官が安保会議で発言したらしい。
米国のいう事を聞かなければ行動を起こすと。
どこかで聞いたセリフだ。
その通りだ。
サダムフセインのイラクを攻撃した時のブッシュの米国とそっくりだ。
国際法を無視して、いたるところで先制攻撃してきた米国が、その一方で中国に国際法を守れと言う。
どこまでいっても身勝手でダブルスタンダードの米国だ。
本来ならば、日本は、そんな無法な米中の対立を仲裁する立場に立たなくてはいけない。
そして、憲法9条を持つ日本は、その資格が十分ある。
ところが、憲法9条を否定することが悲願の安倍首相は、これまでのどの首相よりも日米同盟を最優先し、米国の使い走りのように対米包囲網に突っ走っている。
習近平の中国も、オバマの米国も、安倍の日本も、いずれも大きな間違いをおかしている。
平和を願うアジアや世界の国民の期待を裏切っている。
その中でも日本の誤りは深刻だ。
真っ先に犠牲になるのは日本だからではない。
憲法9条を世界に掲げているだけ欺瞞的である(了)
◇
南シナ海問題で米中応酬=「孤立化」警告に中国反発―アジア安保会議2日目
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160604-00000093-jij-n_ame
時事通信 6月4日(土)18時24分配信
【シンガポール時事】シンガポールで開催されているアジア安全保障会議は2日目の4日、カーター米国防長官による演説が行われた。
中国による南シナ海での軍事化の動きに「孤立化を招く」と警告した演説内容に対し、中国側は早速「誤っている」と反発。中国は積極的な2国間会談も繰り広げて各国の取り込みを図っており、米中が応酬する構図となっている。
演説でカーター長官は、南シナ海での中国の動きを「自ら孤立を招く万里の長城を築きかねない」と批判。ただ、この文言は5月下旬に海軍士官学校で行った訓示内容と同じ。近く判断が示される見通しの国際仲裁手続きについても、結果に従うよう直接中国には求めず、間近に控えた米中戦略・経済対話をにらみ、むしろ批判のトーンを抑制する姿勢が目立った。
しかし、演説後の質疑応答では対応は一転。フィリピン・ルソン島に近いスカボロー礁で中国が拠点を構築した場合の対応について問われると「米国や各国は行動を起こすことになる」と強く警告。仲裁手続きについても「中国は判断に従う必要がある」と強調した。
これに対し中国側出席者は、カーター氏への質疑応答で「人工島は他国にもあるのになぜ中国だけ標的にされるのか」と不満を表明。中央軍事委国際軍事協力弁公室の関友飛主任(海軍少将)も中国メディアに対し、「孤立化」発言を「中国を孤立させ、地域国家にもそう仕向けようとする目的がある。こうした視点は誤っている」と批判した。
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