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「参議院の一人区での統一候補と、比例区統一名簿が出来るかもしれないところまできた。:あべともこ氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20115.html
2016/6/3 晴耕雨読
https://twitter.com/abe_tomoko
後数日で国会が閉じて、参議院選挙まっしぐらになる。
解散総選挙は先伸ばしされたというがまだ油断は出来ないし、とりあえず残務を処理すべく、今しがたまで国会事務所に。
外にでれば周囲には誰もおらず白い国会議事堂が立っていて風が心地よい、こんな風に吹かれたことがあったな、と記憶を辿る。
安倍総理がリーマンショック前夜と似た状況を理由に消費増税を先送りし、参議院選だけでも勝てると踏んで衆議院の解散総選挙も行わないとも。
熊本・大分の災害復旧を思えば、解散どころではないが、また勝手な理由で解散権を振り回すかもしれない。
野党は更に気を引き締めて共闘体制を強めないと。
野党共闘の残された課題は参議院の比例区である。
既に32ある一人区では選挙協力が進んで野党共闘が実現している。
複数人区ではそれぞれの政党が主張を戦わせて戦う体制もほぼ固まった。
参議院比例区は従来ならば政党選挙であるが、民進・社民・生活・市民連合のような枠が出来れば、野党に有利に。
民進党の支持率が上がらない理由は3つ。
1、度量が狭く他の野党に広く呼び掛けて流れをつくろうとしない。
2、国会での法案対応に基本的な野党としての姿勢がみえず、与党との違いがない。
3、国民の皮膚感覚の不安や怒りを受け止められず、原発稼働の停止や日米地位協定の改定すら打ち出せない。
この一つ一つをきちんと乗り越えれば、民進党はきっと国民の期待を受け止める大きな受け皿になれると。
そう考える私は絶えず党の内外でこれを主張し、諦めず働きかけてきた。
他の野党や市民との共闘は、参議院の一人区での統一候補と、比例区統一名簿が出来るかもしれないところまできた。
あと少し。
二つ目の課題である基本スタンスを野党として示すことは、一度は与党を経験したこともあり、現実には諸々の困難がある。
先日の原発使用済み燃料の再処理法案でも、誰が考えても実現性のないプルトニウム処理や金食い虫のもんじゅを、与党時代の延長で中止できないこと。
国民負担は嵩むばかりなのに。
3つ目の課題、国民感覚とのずれ、私はこれがもっとも深刻だと思う。
熊本・大分の地震での川内原発稼働停止問題や、沖縄の女性会社員暴行殺害事件での日米地位協定改定である。
とりわけ後者は民主党時代に改正案を作りながら、何故民進として主張しないのか、勿論旧維新の党は改定主張。
かつ脱原発。
ちなみに日米地位協定の改定は既に2008年3月に当時の民主、社民、国民新党の三党で改正案を作成、そして2009年の連立政権の政策合意事項とした経緯がある。
その後の民主党政権でこの改定案が取り上げられなかったのは、政権党となってアメリカの意向に逆らえなくなったと邪推したくもなる。
昨日で第190国会が終わり、実に空疎な国会だったけれど安倍政権の支持率は上がり、野党は低迷。
来る参議院選挙に野党の力を強めるべく比例区統一名簿も、民進、社民、生活の間で模索されているが、市民派は茅の外?
今回初めての一人区統一候補は、政党を越えて市民の力で結実した地域も多いはず。
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