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2016年 05月 29日
まずは、テニスの全仏OPの話を・・・。(今日はちょっと長め。)
錦織は3回戦で元世界7位(現40位)、クレー巧者のヴェルダスコと対戦。3時間半近いフルセット(6−4,6−3,3−6,2−6、6−4)の末、何とか振り切って4回戦に進んだ。(^。^)ほっ
仕事場を出る時には1セットとって、2セットめもリードしていたので「あ、今日も3−0で勝てそう。ナマ中継には間に合わないかも〜」なんて思ってのに、帰宅したら「あちゃちゃ〜」。 錦織は2−0から相手に2セットとられて2−2に追いつかれてたです。(-_-;)
ただフルセットの勝利率が7割以上とツアーでもbPの錦織は、この試合も5セットめからアタマと心を切り替えて、早めに5ゲームめで相手サーブをブレイク。そこからはしっかりと自分のプレーをして、勝利を手にした。<本当は6−3でビシッと勝って欲しかったんだけどね。(~_~;) ただ、相手にフォアの強烈ショットを打たせないように工夫。またバックハンドの高い所を狙われていたので、そうさせないように前に入っていったり、決められていたドロップショットを見事に処理したり、TOPプレーヤーにふさわしく、冷静に分析&対処してたです。"^_^">
今年はトレーニングにも工夫を凝らしているので(今回は、ダルビッシュも見てもらっているトレーナーが同行してるとか)、大きな故障も出ないし、体力にも自信がついて来たとのことで。こちらも優勝を目指すTOPプレーヤーらしく「2週めからが本番」という調整を行なっているのではないかと察する。(・・)
問題は、次の相手がフランスのガスケだということ。(@@) 錦織はガスケに0勝6敗と大負けしていたのだけど。今年、クレーで2勝して、苦手意識はなくなっている様子。ただ、ガスケは地元の選手であるだけに、会場の大多数がガスケの応援&錦織にブーイングという恐ろしい状態になるおそれがあるのだ、(>_<) <そう言えば、去年の全仏も準々決勝で、地元のツォンガとやって、負けちゃったのよね〜。(ノ_-。) しかも、ツォンガが3回戦を途中棄権したので、フランスの期待はガスケに集中しそうだし〜。^^;>
『今回のガスケ戦について「観客もクレイジーになる。気をつけないといけない」と気を引き締め「ここ(全仏オープンの観客)が1番ヒートアップする。ブーイングが出やすい国。基本的に無視(笑)、それが1番重要なことだと思う」と錦織。
続けて「基本的にチームの声しか聞こえない。もちろん、観客の応援も有難いです」と話した。(tennis365.net16年5月26日)』
というわけで、ブーイングをしっかり無視して、チャンの怖〜い顔とチームの声援だけを目と耳にしながら、優勝に向けて歩を進めて欲しいと願っているmewなのだった。o(^-^)o 錦織はセンターコートの第3試合。(第1試合は日本時間午後6時開始。お天気もビミョー。)
p.s. フェデラーの不出場に続き、今度はナダルが手首の負傷で3回戦から棄権です。大坂なおみは、3回戦で6位のハレプに負けたものの、1セットとったのは立派。(これから録画した試合を見る。・・・全仏、一部停電でTVのLIVE中継ができなくなってるらしい。錦織の試合までに直してちょ。(`´))
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さて、全くときめかない政治の話を・・・。
まあ、ミエミエだったことではあるが。(見え、三重(伊勢志摩S)の掛詞ね。)
安倍首相は28日の夜、麻生財務大臣、自民党の谷垣幹事長らの政府関係者と会談を行ない、消費税率10%への引き上げを2019年10月まで2年半延期する方針を伝えたとのこと。
ところが、関係者の中から反対意見も出たため、もう一度、調整することになったという。(・o・) <麻生氏も谷垣氏も財政再建派(増税賛成)だからな〜。^^;>
消費税率の8%→10%への引き上げは、15年10月に行なわれる予定だったのだが。安倍首相は14年11月に、回復している景気を減退させないためという理由で1年半延期することを決めた上、それを世に問うとして衆院を解散。安倍自民党は圧勝した。(・・)
ただ、安倍首相はその時に、アベノミクスの効果を日本国中に広げて、賃金の上昇、個人消費の回復そ実現させて、17年4月の消費増税は必ず行なうと公約しているのである。(~_~;)
これは、ある意味で「公約違反」に当たることだし。自民党も賛成して、国会で決めたで増税の時期を4年も延ばすということ自体、大きな問題なわけで。民進党の岡田代表は「再延期するなら、安倍内閣は総辞職すべきだ」と主張しているほどだ。(**)
また、国民の日常生活にとっては、増税延期は有難い話かも知れないが。借金に苦しむ国の財政や予算を考えると、財政再建が遠のくことになる上、年々増大する社会保障の支出などでも憂慮すべき面が大きい。(結果的には国民がそのマイナス面を被ることになる。_(。。)_>
そんなこんなで、単に「増税延期か〜、よかったね」では済ますことができない問題がたくさんあるのではないかと思っているmewなのである。(**)
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『安倍晋三首相は、来年4月に予定する消費税率10%への引き上げを2019年10月まで2年半延期する方向で最終調整に入った。政府関係者が明らかにした。28日夜、首相公邸で麻生太郎財務相らと会談し、こうした考えを伝えたものとみられる。
首相は主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)後の27日に開いた記者会見で、「世界経済が危機に陥る大きなリスクに直面している。G7はその認識を共有した」と強調。「アベノミクスのエンジンをもう一度、最大限ふかしていく決意だ。消費税率引き上げの是非も含めて検討する」と述べ、増税を延期する考えを示唆していた。
麻生氏らはこれまで、消費税は予定通り引き上げられるとの見通しを示している。首相はG7の議論をもとに増税延期の必要性を訴え、麻生氏らに理解を求めるとみられる。
首相は14年11月にも15年10月の消費増税を1年半延期しており、今回、延期を正式に決めれば2回目となる。(朝日新聞16年5月28日)』
* * * * *
『安倍総理大臣は、サミットで、世界経済が、通常の景気循環を超えて『危機』に陥る大きなリスクに直面しているという認識と強い危機感を共有したことなどを説明しました。
そして、安倍総理大臣は、G7の合意に従い、日本としてもあらゆる政策を総動員して世界経済の成長に貢献する必要があるなどとして、来年4月の消費税率の10%への引き上げを2019年・平成31年10月に2年半、再延期する考えを伝えました。
ただ関係者によりますと、これに反対する意見も出されたため、引き続き調整することになりました。これまで安倍総理大臣は、「リーマンショックや大震災のような重大な事態が発生しない限り、予定どおり引き上げる」と繰り返し述べる一方で、サミットでの議論を踏まえて、適切に判断する考えを示していました。
消費税率の10%への引き上げは当初、去年10月に行われる予定でしたが、安倍総理大臣は、来年4月まで1年半延期する決断を行い、衆議院の解散・総選挙に踏み切りました。この際、安倍総理大臣は、経済の再生に全力をあげ、来年4月には消費税率を確実に引き上げる考えを強調していたことから、野党側は、夏の参議院選挙も意識して、再延期はアベノミクスの失敗を示すものだとして、今後、一層批判を強めるものとみられます。
消費税率引き上げを巡る動き
民主党政権当時の2012年に、民主、自民、公明の3党などの賛成多数で成立した「消費税率引き上げ法」は、5%だった消費税率を2014年4月に8%へ、翌2015年10月に10%へそれぞれ引き上げることを定めていました。
8%への引き上げは予定どおり実施されましたが、10%への引き上げを巡っては、2014年11月に、安倍総理大臣が予定どおり引き上げれば個人消費を再び押し下げ、デフレ脱却も危うくなると判断したとして、2017年4月まで1年半延期することを表明し、衆議院を解散しました。
安倍総理大臣は、記者会見で、「財政再建の旗を降ろすことは決してない。2017年4月に確実に消費税率を10%へ引き上げていく」と明言し、衆議院選挙後、改正された法律では、経済情勢によっては増税を見送ることができるとしたいわゆる「景気弾力条項」は削除されました。
その後、安倍総理大臣は、来年4月の消費税率の10%への引き上げについて、「リーマンショックや大震災のような重大な事態が起きないかぎり予定どおり実施する」と、国会審議などで繰り返し発言してきました。
一方で、自民党の一部から、8%に引き上げたあと、消費が回復しておらず、さらに10%に引き上げれば、日本経済に悪影響を及ぼすとして再延期を求める意見が出ていたほか、野党第1党の民進党は、アベノミクスが失敗し、増税できる経済状況ではないとして、これまでの方針を修正し、2019年4月まで2年間、引き上げを延期するための法案を、今月、衆議院に提出していました。
(NHK16年5月28日)』
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そうなのだ。安倍首相は14年11月に消費増税の延期を発表した時に、こんなことを言っていたのである。(@@)
『まず、申し上げておきたいことは、ではなぜ2年前民主党が大敗したのか。それは、マニフェストに書いていない消費税引き上げを国民の信を問うことなく行ったからであります。
平成24年1月、我が党の総裁であった谷垣総裁の代表質問を覚えておられるでしょうか。税こそ民主主義である。まさに議会制民主主義は、税とともに歩んできたのです。その税において、公約に書いていないことを行うべきではない。我々は解散総選挙を要求しました。私たちは、先の総選挙において、3党合意に従って3%、そして2%、5%から10%へ引き上げるということをお約束してまいりました。18カ月間の延期、さらには29年4月には景気条項を外して確実に上げる、これは重大な変更です。そうした変更については、国民の信を問う、当然のことであり、民主主義の私は王道と言ってもいいと思います。
そして、まさに3年後消費税を2%引き上げていくというお約束を新たにいたしました。その状況をつくっていくためには、三本の矢を、成長戦略をしっかりと推し進めて、景気をしっかりと回復させ、賃金を上昇させていかなければいけません。
こうした政策を進めていくためにも、国民の皆様の理解が必要です。国民の皆様の御協力なくしてこうした成長戦略のような困難な政策は前に進みません。だからこそ、私は税制において、そして、この成長戦略を進めていく上において解散総選挙をする必要がある。国民の皆様の声を聞き、国民の皆様とともに進んでいきたい。そのことによって確実に3年後に私たちは、消費税引き上げの状況をつくり出すことができると考えたわけであります。』
<選挙に負けたから大きなことは言えないけど。一応、民主党も10年参院選では、消費税増税の検討について書いてたと思う。^^;>
『消費税率引き上げによって押し下げられた個人消費、そこにおいてまだ2年連続で上げていくにはデフレ脱却が危うくなると判断したところでありますが、3年間あれば、そしてこの選挙においてしっかりと信任を得て三本の矢の政策をちゃんと前に進めていけば、必ず約束を果たすことができると確信しています。』
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『29年4月には景気条項を外して確実に上げる、これは重大な変更』なんですよね。『まさに3年後消費税を2%引き上げていくというお約束を新たにいたしました』んですね。
『3年間あれば、そしてこの選挙においてしっかりと信任を得て三本の矢の政策をちゃんと前に進めていけば、必ず約束を果たすことができると確信して』いるんですよね!(++)
でもって、確かに自民党が14年の衆院選の公約として出した「自民党重点政策2014」の5ページめを見ると、『日本再生のためには、この道しかありません。』の大きな文字が。
『消費税率引上げの延期はようやく動き出した経済の好循環を止めないための決断です。財政再建の手を緩めずに、確かな経済対策で、景気回復を加速させます。』
『財政再建
● 2020 年(平成 32 年)度における、国・地方の基礎的財政収支の黒字化目標の達成に向けた具体的な計画を来年の夏までに策定します。
● 不断の行財政改革に取り組みます。
● 安定した社会保障制度を確立するために、2017 年(平成 29 年)4 月に消費税率を10%にします。』 と記されている。 (゚Д゚)
これを「公約違反」と言わずに、何と言うことができましょう。(~_~;)
* * * * *
もちろん安倍首相は、今回の増税延期の理由が「アベノミクスの失敗」による「景気停滞」であるとはクチが裂けても言えないわけで。
そこで、G7で「世界経済の現状がリーマン・ショック前と似た状況にある」と発言し、世界経済を低迷させないために増税延期を決断したという、世界中&日本中が「おいおいっ」「わけわかんねぇ〜」とツッコミを入れそうな(もう入れてる)論理を主張するつもりのようなのだが・・・。
<mewもツッコむための材料を準備中。>
もし日本のメディアや識者が、この認識、発言の誤りについても指摘、批判しないようであれば、もうマジで日本はアブナイを通り越して、おしまいだと思うし。
民進党をはじめ野党は、安倍首相&自民党の公約違反をしっかりとアピールして、安倍政権を退陣に追い込んで欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
THANKS
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