>沖縄の世論は論理的ではなく感情的だ。違うね!沖縄の怒りは、理論に裏づけされた、人間として正当な主張だ!! 例えば、海兵隊基地としての『普天間』にズームを合わせよう。 海兵隊(侵略時の橋頭堡舞台)がこん“なきな臭い場所”に『存在する意味』は、 1から10まで『米軍の世界戦略の一環』であり、決して“東シナ海有事”における 『戦術的価値』に裏づけられたものではない。日本人は、『海兵隊』という軍隊の機能を知ってるのか!? であれば、『海兵隊基地』がそこ(沖縄)にある意味は、“純軍事的意味”ではなくて、 “極めて政治的な意味”、もっと砕いて言えば“ごく経済的意味”にしか過ぎない、と断言する。 この否定しようのない“論理”に則って、『米軍出て行け”!』という沖縄の方々の 叫びは、きわめて厳密に100%正しい、人間ならば誰も否定できない、正当な“怒りの声”だ。 ダメ押しに蛇足を置いとく。 有事の際での海兵隊の“存在意義”は、『敵地制圧、橋頭堡確保』だけではな、のは認める。 だが、書類上は沖縄に配備されている海兵隊の遠征軍が、いつも全軍そこ(沖縄)に居るってのかい? いやいや、むしろ大概、訓練やらいずこかへの出動やらで『空けている』ことの方が多いくらいだ。 だったら、“仮想敵国”が、わざわざ“おっかない(笑)”海兵隊が沖縄に居るとこを狙って事を起こすか? ・・・これが結局は、海兵隊がそこ(沖縄)に居ることが“必須”ではない、という理由になる。 私が米軍の太平洋方面軍の司令官で、本気で極東有事に対応する基地ネットワークを再構築するならば、 @空軍基地、海兵隊基地は、リスク分散の為、最低でも500キロ以上は離す。 (だから、少なくとも新海兵隊基地は“沖縄県外”が有力となる) A空軍基地、海兵隊基地の相互連携を考えるならば500キロ以内に基地を設ける。 (この場合は、新海兵隊基地は、“鹿児島県徳之島”が最有力候補だね) B海んで、新海兵隊基地の適正位置は『北マリアナ連邦』あたりが最適である。 C敢えて固定基地を構えないという選択肢もある。どうせ、有事の際は日本中の基地を好き勝手に使えるから。 Dそうすると、民間人を盾に取る、という考え方から、首都圏への海兵隊メイン基地設置も選択肢だね。 ・・・と考える。当然そこには『日米地位協定』が念頭にあり、また日本人(個人)への配慮など、毛ほども入らない。 はい、論破っ!!
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