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お手盛り「第三者調査」 舛添知事の醜い逃げ切りシナリオ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/182155
2016年5月27日 日刊ゲンダイ
会期6月15日までジッと…(C)日刊ゲンダイ
「小ざかしい」の見本のような男だ。政治資金疑惑で火ダルマになっている東京都の舛添要一知事。出張先の福島で25日、「第三者調査」を検事出身の弁護士2人に依頼したと胸を張ったが、氏名の公表を拒否。知人を通じて推薦があった「一度も面識がない方々」と強調し、すでに始まった調査に差し障るため、弁護士2人から結果をまとめるまで氏名を伏せるよう要請があったという。
このやり口は甘利明前大臣のパターンとソックリ。口利き疑惑で追い詰められた甘利氏は辞任会見で「東京地検特捜部経験がある弁護士に調査を依頼した」と氏名を明かさずに釈明し、そのまま自宅療養に入った。
■弁護士名非公表、調査期間も不明
元特捜検事で、政治資金規正法事件を多く手がけた郷原信郎弁護士はこう言う。
「自身による説明責任を免れようと、第三者調査を持ち出したくせに、担当者も調査期間も明らかにしない。論外です。違法性がないという主張を補強するための手段なのがミエミエ。コンプライアンス(法令順守)に通じた弁護士だったら、正々堂々と表に出てくるはず。マトモな調査なんて期待できません。単なる時間稼ぎでしょう」
「第三者調査」が稼働したことで、マスコミから追い回されることはなくなり、守秘義務に縛られた弁護士サイドから調査経過が漏れることもない。当面、枕を高くして寝ようという魂胆だ。
そうなると、追及の舞台は6月1日に始まる都議会に移る。初日に舛添知事の所信表明があり、7日に代表質問、8日に一般質問が予定されている。攻勢を強める共産党は偽証罪に問える「百条委員会」の設置を提案していたが、25日の議会運営委員会で自民、公明両党が反発。「舛添知事の答弁後に対応を考えるべき」とかばい、シャンシャンになった。
どうやら、舛添知事はこのまま逃げ切れると計算しているらしい。
「舛添知事は、議会がはじまっても“第三者調査”をタテにし、疑惑については口を閉ざすつもりです。どうせ会期は6月15日までしかないから、2週間、ジッと我慢していればいい、と考えているようです。第三者調査の結果は、議会の最終日か閉会後に出してもらう算段でしょう。議会が閉会し、6月後半からは、世間の話題は参院選一色になるので、自分の話題も消えると考えているようです。都議会の自民党も、ポーズだけは会期末まで舛添知事を攻め立てるが、舛添知事を“生かさず殺さず”延命させる方針を固めている。6月20日に任期が切れる2人の副知事人事で自民の息のかかった人物を押し込むことで、舛添知事とバーター取引が成立しているといいます」(都議会関係者)
舛添知事の高笑いが聞こえてきそうだ。
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