http://www.asyura2.com/16/senkyo206/msg/586.html
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「高橋和巳『憂鬱なる党派』のどきっとした箇所を二箇所引用してみました:内田樹氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/20066.html
2016/5/25 晴耕雨読
https://twitter.com/levinassien
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「心に傷と穢れを持つということは、その人間の精神の構成により豊富な支えが加わったということを意味する。内部により多くの矛盾をはらむ人間ほど、態度は微温であっても精神は強靱であり、行動は持続的である。」(『憂鬱なる党派』から)
「人間という奴はおかしなものでね、本当を言うとおれなどは少年時代、妙に徹底した個人主義者だった。自分さえ銀しゃりを食っておれば人のことなどどうでもよかったし、勉強の方では典型的ながりがり亡者だった。」
「ところが、戦局が不利になり、玉砕が相次ぎ、特攻機が飛び、しかも、待てど暮らせど軍艦マーチは鳴らず、日本の主要都市が次々と焼かれる頃になって、不意に日本は正しいと思いだした。いや、正しいのかどうかは知らんが、敗戦色が濃厚になってはじめて、この祖国を愛しはじめた。」
高橋和巳『憂鬱なる党派』のどきっとした箇所を二箇所引用してみました。
ここに出てくる青年たちは全員が高橋和巳の「分身」たちなんでしょうね。
僕は特攻崩れのインテリ遊び人である藤堂という人物の造形がみごとだなと思いました。
>吉俣 洋 青森の自衛隊員が、安保法制・戦争法の最初の適用になるーーという記事。前々から家族から不安の声が寄せられていましたが、今日、東奥日報が報じました。海外での武力行使を可能にする法律の最初の担い手が青森の青年になろうとしている…
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