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2016年05月10日 「ジャーナリスト同盟」通信
<「国民の怒りの声」に清き1票を!>
最近の極右政治に危機感を抱いている日本国民は多い。それが特定秘密保護法と戦争法の強行によって、政党の側に変化が現れた。一つは日本共産党の方針転換である。それによる野党統一候補擁立の表面化だ。そして第三の矢が、昨日の憲法学者・小林節が立ち上げた「国民の怒りの声」である。彼の記者会見内容をネットで見て共感を覚える。全く同感である。国民の常識を反映したものだ。小林節の勇気ある正義の新党に乾杯したい!
確かに、大嘘付きの野田が所属する民進党嫌いがいる。安倍別動隊が潜んでいる、松下財閥議員を警戒する国民も少なく無い。あるいは、まだ冷戦思考に染まっている共産党嫌いもいるだろう。
この人たちに受け皿を用意する必要がある。そうしてこそ、真の野党統一の受け皿が誕生することになる。小林は、その救済のために決起したものだ。彼の心情吐露は真っ当である。大いに歓迎したい。
<小林は真の愛国者だ!>
もう10年近く前になるだろう。小選挙区制によって、自民党派閥が衰退、同党の独裁化が進行したことを取材した。その際、自民党参院議員だったK君のところを訪ねると、そこに政治に積極的な関心を持つ女性秘書がいた。
彼女は、進んで「自分は小林節ゼミの者だ。いつでも紹介する」と名乗り出た。当時の彼の評価は「改憲派の大学教授」というものだったので、こちらから遠慮した。
したがって、昨年以来の彼の活動について、当初は懸念を抱いてしまったが、それも最近の活動と主張が、それを払しょくしてくれた。小林は、真の愛国者である。
民進党嫌いと共産アレルギーの国民は、小林の「国民の怒りの声」に投票したらいい。投票率が上がれば、創価学会は怖くない。
<破憲の安倍政治にNO!>
彼は、憲法学者として安倍・自公内閣をつぶさに見聞してきた。日本国憲法は立憲主義の憲法である。政府はこれに拘束されている。いかなる事由があろうとも、この大原則を破っては民主政治もあったものではない。法治の根幹を破壊している。
この立憲主義という憲法の基本をわからない国民も少なく無いが、憲法学者にとって断じて譲歩できない1線である。当然であろう。特定秘密保護法による言論の自由への抑制、9条に違反する戦争法の強行に、中国や北朝鮮を悪用した、安倍の破憲政治に怒り狂ったのだ。
これは心ある国民の怒りである。311の教訓も学ぼうとしない原発推進政策も許しがたい。日本経済をアメリカ資本に委ねるTPPもNOである。災害を口実にした緊急事態挿入のイカサマ改憲論に対して、とうとうしびれを切らして決起したものであろう。昨日の会見発言から、そのことが読める!
<健全野党の接着剤!>
7月選挙で山が動いても、民進党内の松下一派が抵抗してくるだろう。野党分断である。この場面でも、小林「国民の怒りの声」が効果を発揮するだろう。
健全野党の接着剤である。このことも彼の決断の理由であろう。安倍・自公の破憲政治に対する、学者としての良心の爆発である。
「国民の怒りの声」は、財閥や政界・官界との悪しきしがらみがない。自由に国民の怒りを代弁できる、唯一の政党である。無党派層を引き付けるだろう。怒る国民の結集体としての役割に注目したい。
<破憲3分の2議席確保戦略を破壊する決死隊!>
それでも、筆者には7月選挙への重大な懸念が残っている。例の「ムサシ」のことである。
選挙の投開票など全ての作業を、民間の独占企業に任せている政府・総務省と地方の選管の、有無を言わせない対応である。「ムサシ」は政党の党員選挙にも関与している。
自民党のみならず、民進党との癒着も考えられる。共産党・生活・社民はそうではないはずだが、この3党も「ムサシ」起用に沈黙している。不正疑惑のの状況証拠は、北海道でも表面化している。疑惑は追及するものだが、それをしない。新聞テレビも追及しない。
接戦選挙では、期日前投票の票数に、不正が行われる可能性が高い。したがって、このような事態を引き起こさせないくらいの高い投票率が必要であろう。むろん、厳密には投票率も操作される可能性があるのだが。
棄権票を少なくする効果を小林党は、多少なりとも約束してくれるだろう。すなわち、小林新党は「ムサシ」選挙への抵抗勢力となりうる。この点からも歓迎される政治行動だ。
<国家神道・日本会議の極右政治は願い下げだ!>
戦後70年を経て、再び戦前の侵略戦争主導勢力・国家神道の結晶体のような日本会議の暴走に、日本人が屈していいわけがない。歴史を後戻りさせてはならない。欧米では相手にされない極右政治だ。これを止める選挙にしなければ、民主政治とは言えない。
7月選挙に日本とアジアの命運がかかっている!
2016年5月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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