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笑顔で握手はしたものの…(C)AP
プーチンにもあしらわれ 安倍首相“線香花火”訪ロの無意味
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/180887
2016年5月7日 日刊ゲンダイ
6日夜、ロシア南部ソチで行われた非公式の日ロ首脳会談。懸案の北方領土問題で安倍首相は「今までのアプローチとは違う新たな発想で交渉を進める」ことで合意したというが、具体性ゼロだ。プーチン大統領の訪日についても「適切な時期の実現へ向けさらに検討」と、曖昧なままだった。
今回の会談はロシア側にはメリットがあった。米国と歩調を合わせて対ロ経済制裁を続ける日本の首相がわざわざやってくるのだ。ロシアメディアはきのう、「対ロ孤立政策を無視した安倍首相の訪問は、欧米首脳に先例を示すことになる」(経済紙コメルサント)などと報じた。
日本側にとっては北方領土問題の前進のための訪ロだったが、北方領土で軍事拠点化を進めるロシアが簡単に交渉に応じるはずはない。「プーチンは6日夜にモスクワでスポーツ観戦する日程があり、そのため会談時間が短縮された」(外務省関係者)というから、安倍首相はプーチンの手のひらで踊らされているようなものだ。
「本来は去年のうちにプーチンが訪日するはずだったが来ない。それで安倍首相が代わりに訪ロした。しつこくやってくるのだから『来たいならどうぞ』といったところでしょう。『日米同盟の深化』と繰り返す安倍首相がその枠から外れる覚悟があるのか。安倍首相にどれだけ度胸があるのか。プーチンはそこを測っている。しかし、安倍首相が米国の意向を外れることはない。外交は高度な駆け引きであるべきなのに、残念ながら安倍首相のやっていることは火遊び。それも“線香花火”でしかありません」(国際ジャーナリストで早大客員教授の春名幹男氏)
今回の欧州歴訪で安倍首相は、英独にも財政出動をめぐってテキトーにあしらわれた。「一生懸命やっている“演出”づくりに外務省もまいっている」(自民党関係者)というのが現実のようだ。
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