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W選断念へ 北海道補選を徹底検証 <第3回>民進の選挙参謀がつかんだ野党連携“勝ちパターン”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/180695
2016年4月30日 横田一 日刊ゲンダイ 文字お越し
善戦した池田候補(C)日刊ゲンダイ
和田義明候補に当確が出た直後の24日22時すぎ、池田真紀候補の選挙事務所で、選挙参謀を務めた民進党の馬淵澄夫副幹事長が囲み取材に応じていた。党本部から補選を任された馬淵氏は1月7日から3カ月半、現場に張り付いていた。
「弔い合戦で出遅れたという不利な中での接戦は、大善戦といえるのではないか」
こう聞くと、一呼吸置いて「結果が全てなので私の責任と重く受け止めています」と答えたが、落胆の気配はなかった。そして、こう続けた。
「野党連携が成功したという成果は見いだせた」
なぜ馬淵氏は、惜敗に落ち込まなかったのか。
選挙区内の得票を分析した青山貞一東京都市大学名誉教授は「巨大自衛隊基地を含む選挙区でなければ、池田候補が当選したと推察できる」と指摘する。
北海道5区には、航空自衛隊基地がある「千歳市」と自衛隊駐屯地のある「恵庭市」があり、この2市で和田氏は1万7537票差をつけたのに対し、池田氏は札幌市など、残りの4市で和田氏を上回っていた。つまり、5区内の平均的な市町村に限れば、池田候補が競り勝っていたといえるのだ。
官邸が急にダブル選に消極的になったのは、無理もない。次期衆院選で今回と同じような「自公推薦の与党候補対野党統一候補」の構図になれば、「オセロゲームのように与党から野党にひっくり返る選挙区が続出する」と予測できるからだ。
馬淵氏は、安倍打倒の“勝ちパターン”をつかんだに違いない。
「野党統一候補を市民参加型選挙で支援する」という北海道5区モデルに、安倍首相は戦々恐々としているだろう。
(おわり)
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