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2016-04-24 09:52:11
「問題は護憲か改憲か、ではない。法治か専制か、の岐路に日本はある」と、警告する書が出ました。憲法学の専門家として、樋口陽一と小林節氏が「『憲法改正』の真実」を共著で書き、朝日新聞の読書欄(13面)で紹介されました。
その結びに、「権力による『革命』を阻むには、市民が『保守』の共闘を組むしかない。憲法学の大家二人による憂国の講義が、読者を『心の独立戦争』へと、いざなう」とあります。
「憲法はたしかに、護憲か改憲かではない」段階へ、レベルアップしてきたといえるのではないかと思います。今回の評者は、朝日本紙の論説主幹代理の立野純二氏ですが、それはそれで正しい。しかし、問題は、「憲法9条(特に2項)」です。
70年前、日本では環境権などは無かった。それを、単に継ぎ足して改憲とするようではいけないのではないか。問題は、そこで出てくる「憲法9条」をどう扱ってくるかです。それをどのように防ぎ、そして新しい憲法の芽を育てるのか。こういっては何ですが、私たちの中にそこまで議論がつくされていないのではないか。
評者は、「安倍政権と自民党の病理の根幹は、戦前の一時期へのゆがんだ郷愁に溺れるあまり、日本の近代史を理解しないことにある」としています。日本の保守層の一部には、かつての大日本帝国の歴史を追い求める「右翼」層がいます。実際に今ほしいのは、「現実」的な保守層です。評者は、それを「心の独立戦争」と名づけているのかもしれません。
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