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震災より応援演説 安倍首相「北海道5区補選」にまだ未練
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179837
2016年4月21日 日刊ゲンダイ
野党統一・池田候補(左)と自民・和田候補(C)日刊ゲンダイ
熊本地震への政府の対応が鈍いのは、安倍首相の頭の中が「北海道5区補選」でいっぱいだからだ。官邸関係者が呆れてこう言う。
「安倍首相は先週土曜(16日)、熊本に地震被害の視察へ行き、日曜(17日)は補欠選挙が行われている北海道5区に入って自民候補を応援する予定でした。しかし、16日未明に熊本地震の『本震』が発生し、いずれもキャンセルになってしまった。ところが首相は、補選の応援を諦め切れず、北海道へ行きたくて行きたくて仕方がない。選挙の応援ができるのは今週土曜(23日)までなので、その前に何とか熊本に入れないか、日程を探っています」
北海道5区の補選は、マスコミ各社や政党の情勢調査で数ポイント差以内のデッドヒート。ただ、「タイミングのいい地震」というおおさか維新の片山虎之助共同代表の“非常識”な発言にあったように、震災後、自民候補が巻き返しているというデータもある。
「それで首相は、『自分が応援に入れば勝てる。勝てばアピールできる』と考えているようなのです」(前出の官邸関係者)
震災発生前から安倍首相は「北海道」に前のめりだった。選挙区の関係者に自分の携帯から電話をかけまくり、PR効果を狙ってフジテレビのバラエティーにも出演(収録後、放送中止)。20日予定されていたものの野党が「震災対応を優先すべき」と要求して見送られた党首討論についても、「首相は『相手が岡田さん(民進党代表)なら議論に勝てる。補選にもプラス』とヤル気満々だった」(自民党関係者)という。
「今、首相にとっての優先順位は、@北海道補選ATPPB震災ですよ。与党が臨時国会へ先送りしてもいいと言っても、安倍官邸はTPPの今国会成立にこだわっていました」(前出の自民党関係者)
だから、震災対応が後手後手になるのである。
ちなみに政府が毎日のように開いている「非常災害対策本部」は、本部長が河野防災担当相でメンバーは官僚。安倍首相は“ゲスト”だ。首相が本部長となって全閣僚が参加する「緊急災害対策本部」の“格下”の扱い。民進党の枝野幹事長が19日、「災害対策本部の格上げ」を要求していたが、安倍首相は「心ここにあらず」なのだろう。激甚災害指定の遅れといい、どうしようもない。
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