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2016年04月20日 「ジャーナリスト同盟」通信
<熊本に米軍オスプレイ投入>
日本会議主導の日本政治は、この3年有余で様変わりしている。それにブレーキを踏まない新聞テレビは、もはやジャーナリズムではない。これが悲しくて仕方ない。日本政府は熊本・大分大地震を利用して、危険な米軍輸送機のオスプレイを実演・投入させた。自衛隊には輸送ヘリコプターが270機、全体で491機ある、と専門家が指摘している。このほか自治体その他たくさんあるのに、なぜオスプレイなのか。官邸作戦は、すべて謀略で満ち満ちている。「心臓の脳みそで、ついていくのは大変」との声も上がっている。
<豪州に潜水艦売り込み>
4月19日には、オーストラリアに寄港した海上自衛隊潜水艦艦長が記者会見した。日本の潜水艦を12隻売り込むための、現地に出向いてのデモンストレーションだ。
自衛隊を米軍の護衛部隊にした政府である。ワシントンに負けないで武器輸出に懸命だ。潜水艦は、日本の武器弾薬メーカーの雄である三菱重工業が製造している。
財閥・三菱は極右内閣が発足直後に、首相をトルコ訪問させ、三菱の原発売り込みに成功している。首相の実兄が三菱という関係だけではない。祖父からの深い交流だ。財閥で動く日本政治を象徴する、以上のような出来事は山ほどあろう。
<脱税阻止の欧州案に財閥反対>
財閥と言えば、経団連が「パナマ文書」に関連して欧州経済界が、脱税阻止の方針を打ち出したことに対して、真っ向から反対を表明した。これも4・17のことである。
要するに、日本の脱税の雄は財閥・1%なのである。このほか庶民の懐からかすめ取っている宗教・教育・医療の優遇税制恩恵の御三家、そしてわれら日本国民の代表だとうそぶいている政治屋がいる。官僚にもいるだろう。
「パナマ文書」にも400の個人・団体の名前が挙がっている。8%消費税で泣いている民衆は、これの全公開を待ち望んでいる。国税の決死の捜査に期待したい。
<靖国は真榊奉納で、5月サミットで伊勢神宮参拝>
忘れていたのだが、21日から23日が靖国・戦争神社の春季例大祭とかいう祭祀が繰り広げられるという。ここに合祀という理屈を受け入れている遺族が参拝するのは、個人の自由で、政教分離の対象外である。
しかし、公人の参拝は憲法が禁じている。日本国憲法は、その点で近代憲法である。首相の靖国参拝は許されない。にもかかわらず、安倍は真榊の奉納で参拝に替えるという。憲法違反である。代役は首相夫人なのか。これも4・19に発表された。
その心は「伊勢神宮にサミット首脳陣を参拝させる」というものだ。「天皇の神」でIS退治と言わぬばかりだ。原始的宗教イデオロギーで先進各国首脳を洗脳するという、おぞましい魂胆が見え見えだ。
アジア諸国民を欺くものである。
<3分の2議席優先でTPP先送り>
靖国や伊勢の神社参拝の憲法違反を阻止するためにも、どうしても「憲法改悪が必要である」が、日本会議の本音だ。どうするか、議会で憲法改悪のために3分の2議席を確保しなければならない。
7月決戦も近い。24日には京都と北海道で衆院補欠選挙がある。負けられない戦いだが、京都は自民党政治屋の不倫問題表面化で、女性票が逃げてしまい、不戦敗が確定してしまった。なんとしても北海道は落とせない。そのためにも、現在進行しているTPP先送りが賢明だ。強行すれば可能だが、選挙には大マイナス、この際、先送りが選挙にプラスと判断した。それを新聞テレビに4月19日に公表させた。
財閥は、先送りに反対だが、強行して政権交代にでもなったら目も当てられない、そう判断して日本会議の謀略を受け入れざるを得なかった。
ということは、北海道の選挙で野党統一候補が善戦している証拠なのだ。自公の金権選挙ぶりが見ものであろう。若ければ、現地を歩いてみたい気分である。北海道と心臓の関係は深くて長い。父親の晋太郎の秘書として、いち早くススキノに飛び込んでいる。
盟友の中川昭一も北海道だった。もっとも、未亡人は男女問題を週刊誌に暴かれてしまった。問題の選挙区は、亡くなった町村衆院議長の地盤である。総裁選で心臓が打倒した相手でもあった。「金力で勝った」との後ろめたい思いもあるという。
応援に行かねばならないのだが、果たして行くのかどうか?
<言論の自由封殺の日本に国連調査官の衝撃>
日本会議の4・19攻勢に対抗する動きもあった。日本の言論の自由を調査する国連の担当官が、有楽町の日本外国特派員協会で記者会見をした。
本当であれば、日本記者クラブとの合同会見がいいのだが、問題の根源は日本記者クラブにある。同クラブはナベツネの影響力が強い。権力監視を自粛する日本記者クラブには、もはやジャーナリズムの雰囲気がない。とてもではないが、国連の調査官に場所を提供する勇気など持ち合わせていない。そのための外国特派員協会での会見となったようだ。
案の定、調査官の外国特派員協会での記者会見内容が、ネット掲示板に出た。
「表現の自由」国連特別報告者のデビッド・ケイ調査官である。彼は国際人権法学者でもある。4月11日に来日、日本のジャーナリスト・市民団体・政府関係者らから精力的に取材した。
冒頭の発言で、民放弾圧に狂奔する心臓側近の女性大臣との会見を求めたが、「国会の都合」という嘘の口実で逃げられて、捉まらなかったことを強く非難した。彼女には経歴詐称の容疑も浮上している。
NHKの籾井と会ったのかどうか、掲示板では確認できなかった。放送法を詳しく知らないが、ここには電波を規制する条文が入っているらしいが、彼は「政府規制は許されない」と明言した。今後のタカイチ退治の行方が注目される。
もうありふれていることだが、日本独特の記者クラブ制度は廃止すべきだ。日本記者クラブの責任でもあろう。廃止論は国際社会の常識である。
ケイ調査官の報告書が楽しみだが、これが完成するまで心臓内閣が存在しているのかどうか?
<7500人が国会包囲デモ>
涙が出るほどうれしかったのは、4・19国会包囲デモが、実に7500人もの市民参加で行われたことだ。地下鉄・国会議事堂前や霞が関・赤坂見附の大混雑ぶりが、現場にいなくても筆者には見える。
社民党の福島みずほ・山本太郎・小池晃・江田憲司・山口二郎の面々がマイクを握った、とネットに掲載された。市民と野党連合の成果だ。平和憲法の危機に立ち上がった勇気ある愛国者の面々である。
<福島みずほ・亀井静香さんにお願い!>
みずほさんに考えてもらいたいことがある。遅まきながら、筆者が気づいた女性の人権問題のことである。「木更津レイプ殺人事件」で判明したことは、やくざにレイプされた女性の悲惨な運命についてだ。
事実上の性奴隷として、売春・麻薬・賭博の世界に押し込められながら、悲鳴を上げることが許されない多くの女性被害者のことである。歓楽街の性ビジネスにメスを入れることに、声を上げてもらいたい。これは正義の政治家・亀井静香さんにも頼みたい。人間を動物以下に追いやる、やくざ社会を放任する日本でいいわけがない。
2016・4・19は、日本の危機を印象付けて余りあろう。
2016年4月20日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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