http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/676.html
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「安倍・谷内コンビを震え上がらせた中国高官の回顧録ー(天木直人氏)」
http://www.asyura2.com/16/senkyo204/msg/663.html
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天木氏が取り上げている回顧録の絡みでのポイントは、「谷内氏は27日午前、戴氏と会った際、1枚の紙を取り出し、安倍首相も同意したという提案を出した。戴氏は「すぐ北京に戻り、報告する」と午後に帰国。同日中に報告を受けた共産党中央は日本側の提案を「基本的にOK」し、翌28日に再訪問するよう戴氏に命じた」と書かれている“安倍氏も同意した提案”の内容だろう。
尖閣諸島や南シナ海の領有権問題などで激しい対立があり、中国共産党は安倍首相を嫌っているようにも見える日中関係だが、それは表面的な話でしかない。
安倍首相が対中強硬発言を繰り返すのには二つの理由がある。
一つは、コアな安倍政権支持層である右派(反左翼・反中共)をつなぎ止めるためであり、 もう一つは、中国問題をアジアでのプレゼンス維持に利用したい米国支配層の期待に応えるためである。
日朝国交正常化や日中関係改善という左派が好むようなリベラルな外交政策を実施しなければならないがゆえに、安倍首相は、反日的諸国を嫌う右派=愛国保守の歓心をつなぎ止めなければならないと考えている。(安倍ブレーンは日本の多数派が愛国保守的心情の持ち主だと理解している)
何度か書いてきたが、安倍晋三氏がたいした実績がないまま自民党幹事長になり首相にまでなっていいた背景には、21世紀初頭の東アジア外交の軸になっている課題に安倍氏が“激突”してしまったといういきさつがある。
端的に言えば、安倍氏が政治的命を賭して達成しなければならない対北朝鮮・対中国・対韓国政策を実現するため、実績のない安倍晋三氏を自民党総裁=内閣総理大臣に就かせた。
しかし、無能でヘタレの安倍晋三氏は、命を賭して任務遂行に励むどころか、“脱税疑惑”報道に直面すると首相職を投げ出し遁走してしまった。
それでも、尖閣諸島国有化問題で日中関係が悪化した12年秋、日本に課された外交課題を知る自民党幹部たちは、そのようなカス政治家安倍晋三氏を再び自民党総裁=内閣総理大臣に就かせた。
12年秋に安倍晋三氏が自民党総裁に再任され民主党野田首相が衆議院解散を表明するに至った経緯(加えて石原慎太郎東京都知事の辞任)にも、中国や米国の意向が働いている。
安倍晋三氏は、中国共産党に望まれている日本国総理大臣に返り咲いたのであり、米国もそのために仲立ちを努めている。
13年暮れの靖国参拝も、「コアな安倍政権支持層である右派(反左翼・反中共)をつなぎ止めるため」に必要と中国や韓国の政権に説明し(米国政権にも)、事前に了解を得たうえの“暴挙”なのである。
※参照関連投稿
「[衆議院解散劇の裏を読む]米国も絡む日中関係に規定され動いてきた日本の12年後半政局」(http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/769.html)
「茶番劇!?石原氏は、息子も出馬した総裁選での安倍勝利を予め知っていた可能性:無視されたままの党首討論会「石原重要証言」」
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/780.html
「日中首脳会談」11月の実現に向け意欲 安倍総理:実施確定:高村氏の「もう靖国神社には行かない」発言を利用した“猿芝居”
http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/520.html
「桝添東京都知事訪中の真意は“安倍訪中の露払い”:日中関係悪化の理由に関する石原氏の説明と教科書検定で改善に向かう日中関係」
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/312.html
「安倍政権は3月に教科書検定という裏口を使い「中国の領有権主張」と「南京虐殺」を認定:靖国不参拝も5月高村副総裁訪中で伝達」
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/319.html
「安倍首相の“右翼愛国的言動”は、朝鮮半島統一を支えるため、韓国がスムーズに中国にすり寄っていけるにする猿芝居」
http://www.asyura2.com/14/asia15/msg/802.html
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