衆院環太平洋連携協定（TPP）特別委員会は19日、関係閣僚が出席して協定の承認案と関連法案に関する質疑を行った。

　しかし、石原伸晃経済再生担当相と森山裕農林水産相の答弁が二転三転したことから野党が反発。特別委は午前の質疑を約1時間20分で中断した。

　民進党の玉木雄一郎氏が、TPP交渉で関税維持を目指した重要農産品5項目のうち、関税撤廃・削減や再協議の対象外となった品目数をただしたのに対し、石原、森山両氏が正しく答えられず質疑が滞った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160419-00000050-jij-pol

　衆院環太平洋連携協定（TPP）特別委員会は18日、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し、TPP承認案と関連法案の審議を再開した。実質審議は10日ぶり。熊本地震の被害拡大を受け、野党は審議延期を提案したが、与党が今国会での成立を目指す安倍晋三首相の意向を理由に応じなかった。

　首相は同特別委員会で「アジア太平洋地域に世界の4割経済圏が誕生する。しっかりとチャンスを生かしていかなければならない」とTPPの意義を強調。震災対応を軽視しているとの批判に対しては「全く誤りだ。われわれの政権が国民の生命財産を守る義務をないがしろにすることはあり得ない」と反論した。民進党の緒方林太郎氏や黒岩宇洋氏への答弁。

　委員会では、野党が震災に関する質疑を優先。TPPの審議は深まらなかったものの、重要品目の「聖域」確保を求めた衆参農林水産委員会の決議との整合性が焦点となった。

　首相は、関税撤廃が原則の交渉で、農産物の2割で関税撤廃の例外を確保できたと成果を強調。「国会決議にかなうものだ」との認識を改めて示した。民進党の篠原孝氏への答弁。

　決議は、米などの重要品目について「除外」や「再協議」を求めているが、森山裕農相は「TPPでは関税にかかる約束で『除外』『再協議』という区分は用いていない」と述べた。共産党の畠山和也氏への答弁。

　熊本地震への対応で、首相は「あらゆる手段を講じたい」と述べ、災害復旧や復興のための2016年度補正予算編成の必要性に言及した。激甚災害指定についても「早期に指定したい」「（被災自治体が）復旧復興に向かって、さらに費用がかかる中で、国がちゃんと負担していく」と述べた。緒方氏への答弁。

　特別委員会は19日、閣僚らが出席して3時間の審議を行う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160419-00010003-agrinews-pol

　自民党の谷垣禎一幹事長は１９日午前の記者会見で、熊本地震への対応と並行して環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）の承認案と関連法案の国会審議を進めていく考えを示した。

　「震災があるから審議できないというのは本来、流れの違う話だろう」と述べた。地震対応を優先すべきだとして、承認案などの審議や２０日の党首討論を先送りするよう求めている野党を牽制した形。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160419-00000543-san-pol

　自民党の吉田博美参院国対委員長は１９日、民進党の加藤敏幸参院国対委員長と国会内で会談し、参院の環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）特別委員会を２０日に設置する考えを伝えた。

　加藤氏は時期尚早として反対したが、参院議院運営委員会は与党が過半数を占めており、本会議で設置される見通し。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160419-00000567-san-pol

血も涙もない、悪魔的人間たちです。

　政府・与党は6月1日までの今国会会期を延長しない方針を固めた。

　複数の政権幹部が19日、明らかにした。熊本地震の発生で災害復旧や被災者支援が最優先課題となる中、採決環境が整っていない環太平洋連携協定（TPP）の協定案と関連法案は、今国会での成立が困難な情勢となった。政府・与党は協定案などを衆院段階で継続審議とし、秋の臨時国会で仕切り直しする方向で調整に入る。

　安倍晋三首相は、5月26〜27日の主要国首脳会議（伊勢志摩サミット）で議長を務めるため、会期延長がなければ、今国会での法案処理は事実上、サミット前までとなる見通し。4月末から始まる大型連休を挟み、法案処理に残された日程は極めて窮屈だ。

　衆院TPP特別委員会での審議は7日にスタートしたが、閣僚答弁や西川公也委員長の議事運営に野党が反発し、8日に中断。18日に再開したが、民進党など野党は政府に対し、TPP審議を急がず、震災対応を優先するよう主張している。

　24日投開票の衆院2補欠選挙や夏の参院選を控え、成立を強行すれば国民の批判を招くとの判断もあり、自民党幹部は「TPPの強行採決はできない」（自民党幹部）と指摘した。

　自民、民進両党は19日の国対委員長会談で、熊本地震の被害拡大を受け、20日に予定していた党首討論の開催見送りで合意。20、22両日にTPP特別委で質疑を続行することも確認したが、その後の協定案などの扱いについては、与野党幹事長会談を来週に開いて協議することになった。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160419-00000071-jij-pol

てっきり、18日だけで一旦終わったと思っていた。

震災があってあまりにも熊本の県民を馬鹿にしてるな。

アベはジャンバーも来てないし。

　政府、与党は１９日、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）の承認案と関連法案に関し、今国会での承認、成立を見送る方針を固めた。熊本、大分両県で相次ぐ地震も影響して想定より審議時間が確保できず、４月中の衆院通過が事実上困難になった。夏の参院選を控え、６月１日までの今国会会期は延長しない考えだ。与野党一騎打ちの衆院北海道５区補欠選挙（今月２４日投開票）の結果を踏まえ、最終判断する。

　自民党の谷垣禎一幹事長は１９日、佐藤勉国対委員長、吉田博美参院国対委員長と会談し、今国会での承認、成立は困難だとの認識で一致した。参院で関連法案を成立させられなければ廃案になるためだ。

{共同通信}

http://jp.reuters.com/article/idJP2016041901001651

　森山裕農林水産相は19日、衆院環太平洋連携協定（TPP）特別委員会の質疑で、日本がTPP交渉で「聖域」と位置付けたコメ、牛・豚肉など農産品重要5項目について、すべてで関税引き下げなどの見直しが必要となったとの認識を明らかにした。

　重要5項目の「除外扱い」を求めた国会決議との整合性が改めて問われそうだ。民進党の玉木雄一郎氏への答弁。

　関税には、国が年間輸入数量を定める国家貿易の関税（枠内税率）と、国家貿易の枠外で民間が輸入する際の関税（枠外税率）がある。森山農水相は19日午後の答弁で、重要5項目（関税分類594品目）の中で、関税を維持したのは単純合算で155品目と回答した。その上で、「（国家貿易の枠内だけでなく）枠外税率も変更を加えていないものがあったかなかったと言われれば、なかった」と語った。

　この発言は、重要5項目の中に、関税の撤廃・削減の対象から外れた「無傷」のものが存在しないことを認めたものだ。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160419-00000166-jij-pol

＞被災者支援が十分でない中、安倍総理の強い意向で始めたＴＰＰ国会

安倍は何を焦っているのでしょうか。
なぜここでTPP？
他にやることがいくらでもあるでしょう。
こんな時にこそこそと・・・
まるで火事場泥棒のような発想だと思われる。

子供にもバカにされますよ
「何が書いてあるのかわからない答案用紙に、答えなんか書けないよ」って
「この問題は何て書かれているのか、いちいち先生に聞くの？」って
「国民を代表して国を運営している人達ってバカなの？」って
「こんな人達が、お給料いっぱいもらっているなんておかしいよ」って