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ゼネコン接待は“常識” UR職員「内部情報」エサに豪遊日々
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/179549
2016年4月16日 日刊ゲンダイ
腐敗は拡大(左が一色氏)/(提供写真)
「何をカマトトぶっているのか」――。都内で建設コンサルティング会社を経営する人物の率直な感想だ。甘利前経済再生相の“口利きワイロ疑惑”に絡み、幹部職員2人の飲食接待を認めた都市再生機構(UR)。千葉県の建設会社「薩摩興業」の元総務担当者、一色武氏からの接待額は約100万円に上ったが、URの往生際は悪い。
フィリピンパブ接待の見返りに職員から一色氏への内部情報の漏洩については「一切出てきてない」(小山陽一郎コンプライアンス・法務室長)と否定。あとは「第三者の調査にゆだねる」の一点張りだ。接待されたひとりが週刊文春の取材に「工事を進めるために本音の話をしましょう、というつもりでした」と漏洩を半ば認めたにもかかわらずだ。
「職員2人の接待は氷山の一角で、URの“たかり体質”は筋金入りです。薩摩興業のような地方の中堅・中小クラスの建設業者らと長年にわたり、なれ合い関係を構築しています」とは、前出の建設コンサル経営者だ。
地方の中堅ゼネコンをはじめ、建材メーカー、不動産ディベロッパー、設計事務所、建設コンサルなど多岐にわたる発注先に、URのOB職員が天下っていることは、建設業界の常識である。
URは2000年代後半、多くのOBが再就職していたファミリー法人との不透明な随意契約を国会などで批判された。08年にファミリー法人への再就職が自粛されると、行き場を失ったOBたちが、あらゆる発注先に天下りを打診してきたという。
「発注先が天下りを受け入れざるを得ないのは、OBを通じて入札に関する内部情報を得たいから。業界全体で談合が減ったことで、内部情報の価値はますます高まっています。今ほどコンプライアンスがやかましくないころは、OBの受け入れ企業同士で『懇親会』と称した談合の相談会を頻繁に開催していた。仕切り役はURのOBで、あえてOBのいない企業にも工事を受注させ、入念に談合をカムフラージュしたものです」(中堅ゼネコン関係者)
当然、飲食接待を受けた職員の数は無限大。URのゴマカシの裏には業界の腐敗が横たわる。
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