新党になって、ますます原発政策が退行してしまったのですか? 「30年後に原発ゼロ」なんて、それまで原発を再稼動し続けると言う事ですから、実質、原発推進と同じ事ですよね。30年なんて・・・それだってふざけた話なのに、年限を隠してしまった?そんな民主党の原発政策一つとっても、私は、とても投票できません。統一候補がそうであったなら、鼻をつまんでも投票できません。 その上にTPP賛成ですもの。TPPは原発と同じ様に、国ごと無くなる、盗られる恐ろしいものですから、私は、更にさらに、民進党には投票できません。消費税増税も弱者切捨ての政策です。自民党さえ先延ばしと言っているのに、民主党は伸ばさず、今すぐ増税すべしと言っているのだとか。さらに10パーセントでも足りないから、さらに増税すべしと言っているとか。改憲に関しても、民主党議員は改憲賛成が大多数です。辺野古基地も賛成です。
これらを見ても、民主党は自民党と何も変わりない政党です。アメリカ傀儡政党、電気総連、財界傀儡の政党ですし、官僚マリオネット政党です。これらの支配を振り切れる民主党、政策に変わらない限り、自民党と同じ既得権益傀儡政治です。政策も自民党と同じです。政権担当時の菅・野田政権は、どの政策を見ても自民党の産みの親的政策を邁進しました。ですから、私は、そんな政党に野党統一候補と言われても、とても投票できません。
こう言いますと「野党連合をジャマする云々」と言う批判が飛んで来ますが、その批判の方向も違うと思います。その批判は、野党第一党の民主党に向けるべき事だとおもいます。有権者に選挙のたびに、鼻をつまませて投票を迫るやり方は、卑怯そのものだと私は思います。それがまるでとても良い行いの様に同調圧力を掛け合っている。なんかスッキリしません。
野党第一党の民主党が、有権者の声を反映させて、99パーセントの国民が望んでいる「反自民政策」に変えなければいけない事だと思います。いったい、いつまで、有権者の想いと180度も違う、自民党と同じ政策に鼻をつまんで投票しなければいけないのでしょうか?いい加減に民主党を甘やかすだけの鼻つまみ投票は止めにしませんか?民主党自身を、初心に回帰させて鼻をつままないで投票できる投票にしませんか?
有権者の声を上げていけば、民主党も変えざるをえなくなると思います。黙して何も語らず我慢・我慢の鼻つまみ投票より、想いを実現させるための、有権者としての政策要求で、政策実現の為の政権交替にする、その方向の努力の方が有権者としての気持ちに沿う努力だと思います。黙して語らず、要求もせず、物分りの良い有権者を気取り、鼻をつまんで180度も想いと違う政策を掲げる政党に、選挙のたびに投票をし続ける不自然さは、私は本当にオカシイト思います。
「反自民」の有権者が望んでいる政策の要求を声を上げて、政策に反映させる、その努力こそ有権者としての正しい努力だと私は思います。そして野党第一党としての民主党の勤めは「反自民」の有権者が望んでいる声と政策に耳を傾け、民主党の政策や政治姿勢に反映させることが政党としての当たり前の務めだと思います。選挙の度に、有権者に、鼻をつまませて投票させ続けている事は間違っていると私は思います。
改憲もTPPも辺野古基地も、増税も、原発も、全てアメリカからの要求通りの筋書きで自民党は動いています。民主党もそれは同じです。自民党と何も違いません。先の政権運営時も、民主党は鳩山・小沢政権までは独立志向・政治家主導で政権運営を頑張りましたが、菅政権からは、それらの既得権益にすっかり取り込まれ、小間使いのように使われっぱなしの政権運営でした。自民党顔負けの傀儡ぶりでした。
政策も、180度変えてしまい自民党と同じ向きの政策にしてしまいました。野田政権にいたっては、自民党以上の傀儡振りでした。そして、自民党に自ら進んで政権を移譲しました。その当時と現時点の民主党の政治姿勢母同じです。何も変っていません。裏切った当時のままです。政策もそのままです。そんな民主党中心の政権交替には、私は、これっぽっちも期待できません。期待ゼロなのです。そういう有権者は多いと思います。無党派層の多くはそうだと思います。
民主党が、民進党の新党に変ったついでに、初心の政治姿勢に戻ってくれたなら、そして初心の政策に戻ってくれたなら、私は、もろ手をあげて民主党中心の統一候補に投票いたします。変らない限りは、私はその様な政策を掲げる統一候補には投票いたしません。このスレットに書かれている記事↓の通りの想いを私も持っています。
>「民主党は政権時の失敗を克服できず、イメージ刷新を図った。そのために維新との合流や党名変更にまで踏み切った。しかし、中身は労働組合・連合支配と無責任体質だ。これでは自民党の政策や政治と変わらない。新たなエネルギーの模索と原発からの撤退は新党の綱領にふさわしいのではないか」(民主党ベテラン議員)。
私も↑の記事の通りの感想です。新党になって党名は変っても、この日本にとって、どれもこれも大切で危機に瀕する様な主要政策が、殆ど自民党同じでは、政権交替の意味が無いと私は思います。民主党は2009年の初心に戻るべきです。あの政治姿勢の向きと政策でなければ、政権交替をする意味が無いと私は思っています。何よりも官僚やアメリカ、財界、電気総連に従う民主党では、今、危険視されている「緊急事態条項」だってアメリカからの要求らしいですから、そのような民主党では、とても跳ね返すことなど出来ないと思います。
>★ある勉強会で政界関係者がこう言い放った。「民主党結党と党勢拡大の功労者である元首相・鳩山由紀夫と生活の党代表・小沢一郎をパージした民主党はなぜ元首相・菅直人と同・野田佳彦の行動や発言を黙認し葬らないのか」。まさにここに民主党の失敗の本質とこれからが隠されている。(K)※
↑の記事の〆にある(K)さんのコメントと、私の想いも重なります。何しろ今のままの民主党では、期待がゼロなのです。私の偽らざる思いです。折角新党が出来て、党名も変ったのですから、政策や政治姿勢、政治の向きといった、中身も変らなければ新党の意味が無いと私は思います。民進党の政策や政治姿勢が変らなければ、政権交替の意味も無いと私は思います。民進党に変ってほしい。初心に戻ってほしい。自民党とは旗色の違う政策に変えて欲しい。反自民の有権者の声を政策に反映させて欲しい・・・
これから、綱領や政策も設定するのでしょうから、「反自民」の有権者としての声を上げましょう。そして民進党の綱領や政策に反映させましょう。黙して課足らずが良い有権者のような考え方も・・・どうでしょうね?なんか自分たちの不利になるような気がしてしまうのですが・・・この形での政権交替では、自民党から第二自民党への政権交替です。アメリカ様が日本の二大政党制に強要している形の政権交替だそうです。
ドイツの緊急事態条項を調べていて、ドイツの国民の強さ、賢さに驚嘆しました。国民が自ら、政治家や権力者を縛る憲法(基本法)を社会情勢にあわせながら、60回も変えて、その時々の最良の縛りを、国民側が政府や政治家に対して、縛りをかける基本法を作って要求しているそうです。そして、絶対に変えないものも決めていて「基本的人権」「非戦主義(防衛)」「国民主権」は絶対に変えないのだそうです。
それに対して、私達は、民主党の言い成りになってばかりいて、要望する政策と180度も違う政策に、黙して語らず、要求もせず、何度も何度も選挙のたびに鼻をつまんで投票し続ける、そんなお人よしの有権者では、望む政策と政治は手に入らないと私は思います。野党共闘するなら、政策でも共闘しなければ、政策がバラバラ出180度も違い、打倒安倍政権と同じ政策を掲げる野党第一党の民進党をそのままにして、野党統一候補を立てても、果たして無党派層が投票してくれるのでしょうか?棄権組みはどうでしょうね?そして、バラバラの政策では、政権を執ってもバラバラで物にならないと私は思います。
アチラ側は大きな相手ですから、それと戦うには、こちらは主要政策と政治の方向ぐらいは調整し、統一すべきと思います。統一候補なのですから、バラバラの政策180度も違う政策では投票し辛いです。そして今出来ないものを、政権を与えてしまったらなおさらできないと思います。投票をエサに変えさせるのも、賢い有権者の一つの手だと思います。先に紹介したドイツの国民は、本当にしたたかで賢いですね。主権者として政治家や権力者を主権者側から基本法を造って自ら縛っています。先の、ナチスの独裁政治から反省と学びを通して、賢い強い国民性になったと書かれていました。羨ましいですね。
長くなって申し訳ありません。これは私個人の想いです。どなたにも共生するものではありません。私の率直な想いを書かせていただきました。
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