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シリアに向かった理由は…(※イメージ)
シリアで拘束の安田純平さん 安倍政権に見捨てられる…?〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160323-00000003-sasahi-m_est
週刊朝日 2016年4月1日号
シリアで行方不明になっていたジャーナリストの安田純平さんとみられる男性の動画が3月17日、インターネット上で公開された。安田さんは昨年5月初め、中東へ向かって出発したが、その直前、東京都目黒区の飲食店で友人のジャーナリスト常岡浩介さんらと食事をしていた。
常岡さんによれば、そのときには、安田さんはすでにシリア行きを決めており、昨年6月23日にはトルコ南部からシリアに入国。その後、国際テロ組織アルカイダ系の「ヌスラ戦線」に拘束されたという。
グーグル・ハングアウトのチャットで、安田さんから常岡さんへの最後のメッセージは≪いま、シリアです。すげえ疲れた。どこだかさっぱりわからんけど≫。
ジャーナリストの後藤健二さんらが殺害されたシリアに、なぜ向かったのか。
「シリアの内戦ではもう46万人が殺されています。一番被害が出ている場所が今回、安田くんが向かったイドリブ県。反体制派を取材すると言っていました」
消息が途絶え、昨年12月、ジャーナリストの国際組織「国境なき記者団」が「安田さんがシリアの武装勢力に拘束され、身代金を要求されている」と発表。その後、撤回するドタバタがあった。
「あの騒動はスウェーデン人の自称セキュリティーコンサルタントが犯人グループの周辺に接触し、日本政府と身代金の交渉をしてやるからと言ったことから起きた。そういった動きがいくつかあった結果、犯人グループは日本政府がお金を払うと誤解したことが、今回の動画につながった動機だと思います」(常岡さん)
ヌスラ戦線はIS(イスラム国)とは違い、人質を殺すことや動画を使って身代金を要求するということをあまりやらない組織だという。今後、日本政府はどう動けばいいのか。愛国者団体「一水会」の木村三浩代表はこう言う。
「官民のあらゆるチャンネルを使って犯人グループと交渉したほうがいい。後藤さんらのときのような失敗は許されないと言いたい」
しかし、前出の常岡さんは別の意見だ。
「日本政府は身代金の交渉をする必要はないと思います。過去、ヌスラ戦線に拘束された人の多くは、カタール政府の仲介で解放されておりますので、カタール政府に交渉をお願いすればいいと思います。長期化しても安田さんはタフなので大丈夫でしょう」
無事を祈るばかりだ。(本誌・西岡千史、牧野めぐみ、藤村かおり、亀井洋志、松岡かすみ、長倉克枝、上田耕司/菅野朋子)
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