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北朝鮮がミサイル発射するたびに露呈する破壊措置命令の不備ー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sof829
19th Mar 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks
北朝鮮のミサイルを発射を受けて政府は破壊措置命令を発令したらしい。
きょうの各紙がそう書いている。
しかし破壊措置命令を出したかどうかを政府が公表する事はない。
それは安全保障上の機密であるからだ。
なぜ各紙はそう報道したのか。
それは複数の政府関係者が明らかにしたからだ(3月19日読売)。
彼らを通じて政府は破壊措置命令を出したことを伝えたかったのだ。
そうしないと北朝鮮に対しても、国民に対しても、格好がつかないからだ。
しかし、破壊措置命令を出すたびに、
政府は我が国の迎撃ミサイル体制の不備を露呈する愚を繰り返すことになる。
今頃になって海上配備迎撃ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦を近海に展開させても
今回のミサイル発射には間に合わない。
今頃になって地対空迎撃ミサイル(PAC3)を市ヶ谷の自営隊駐屯地に配備しても役に立たない。
笑ってしまうのは、きょう19日の日経新聞が報じている防衛省幹部の言葉だ。
2月に人工衛星と称して発射した時は、
まだルートの事前予告があったからよかったが今度は「ルートがわからないとどこに配備するか悩ましい」。
これが防衛省幹部の言葉だ。
北朝鮮がミサイル発射するたびに破壊措置命令を発令せざるを得ない政府。
発令するたびに露呈する迎撃ミサイル体制の不備。
どうしようもない矛盾である。
◇
政府が「破壊措置命令」…防衛省にPAC3配置
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160319-OYT1T50008.html?from=ytop_main2
2016年03月19日 12時09分 読売新聞
政府が北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイルの発射を踏まえ、18日までに自衛隊に迎撃態勢をとらせる「破壊措置命令」を発令したことが分かった。
複数の政府関係者が同日、明らかにした。防衛省・自衛隊は、北朝鮮が挑発行動をエスカレートさせているとみて警戒を強めている。
中谷防衛相は18日、「ミサイルは中距離弾道ミサイル『ノドン』の可能性も考えられる。能力増強につながれば、日本の安全保障上、強い懸念だ」と警戒感をあらわにした。自衛隊は18日夜、中谷氏が発令した破壊措置命令に基づき、東京・市ヶ谷の防衛省に地上配備型の地対空誘導弾「PAC3」を配置した。
防衛省によると、北朝鮮が18日に発射した弾道ミサイルの飛距離は約800キロ・メートル。同省幹部は「これまでのノドンミサイルは最大で飛行距離が650キロ・メートルだった。日本にとって脅威が高まっている」と指摘する。
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