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サプライズあるのか? 急浮上「黒田バズーカ4」の仰天中身
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177218/2
2016年3月15日 日刊ゲンダイ
2人の腹の中は…(麻生大臣と黒田総裁)/(C)日刊ゲンダイ
日銀の黒田東彦総裁は動くか――。14日から2日間にわたり開催の日銀金融政策決定会合。1月の前回会合で、黒田総裁はマイナス金利の導入を決めた。市場は“バズーカ3”などともてはやしたが、効果は限定的で「円安・株高」はほんの数日しか続かなかった。
「さすがに2回続けて追加緩和策は打ち出さないと思っていたのですが、先週後半から緩和期待が一気に高まっているのです」(市場関係者)
10日、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁はマイナス金利の拡大(0・3%→0・4%)や、資産買い入れ規模の積み増しといった追加金融緩和を発表した。
「ドラギ総裁に刺激されて、黒田総裁が動くのではないかと囁かれだしています。しかも麻生財務相は年度末(3月末)の株高を実現させるため、追加金融緩和を催促したと伝わりました。これで“黒田バズーカ4”が急浮上したのです」(株式評論家の倉多慎之助氏)
麻生大臣は11日、「日銀が物価目標の実現に向け、いろいろ努力していただくことを期待している」と発言。踏み込んだ内容とは思えないが、ECBの追加緩和発表の直後だっただけに、「期待とは要望の意味だ」(証券アナリスト)と市場関係者は敏感に反応した。
とはいえ、マイナス金利を超えるようなバズーカはあるのか。金融界から聞こえてくるのは、「マイナス金利幅の拡大」「ETF(上場投資信託)や、REIT(不動産投資信託)の買い取り枠の増額」「国債の平均残存期間のさらなる長期化」で、どれも新鮮味に欠ける。実情は打つ手なしだろう。
「残されたサプライズがひとつだけあります。劇薬といわれるマイナス金利を導入したものの、銀行の貸し出しは伸びないし、円安効果も限定的だった。個人消費も上向かない。この際、思い切ってマイナス金利を引っ込めてしまうのです。うまくいかなかったのだから、朝令暮改でいいのです」(倉多慎之助氏)
黒田総裁は、現実味の薄れた「2%の物価上昇」をいまだに掲げ続けている。柔軟姿勢を見せるためにも、ここはマイナス金利撤回という“バズーカ4”をブッ放してはどうか。
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