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2016-03-14 03:52
昨日13日、自民党の党大会が開かれた。国会斉唱は、参院選で自民党から出馬予定の今井恵理子氏(SPEED)が行なった。(・・)
<今井氏の出馬が決まった時に、知人が「党大会で国歌を歌わせるつもりらしいよ」と言うので、「さすがに、そんな見え透いたあざとい(この場合、思慮の浅いという意味で)ことはしないんじゃないの〜」って返したのだけど・・・。本当にしちゃうとは。(>_<) しかも、緊張したのか、残念ながら、あまりお上手じゃなかったし。^^;>
さて、安倍首相は、今年こそは憲法改正を前面に出して選挙を戦う意思を示すのかと思っていたのだが、何と挨拶では憲法改正に一言も触れず。改憲に関する運動方針の表現も、かなりやわらかいものに修正されてしまっていた。(~_~;)
<最近、当ブログでも書いているように、やっぱ公明党はもちろん、党内でも改憲を大きな争点にするのを嫌がっている人が増えてるんだよね。^^;>
他方、安倍首相&仲間たちや自民党の議員は、今年にはいって、やたらに民主党&共産党バッシングに力を入れているのだけど。
今回の党大会でも安倍首相が「選挙のためだったら何でもする、誰とでも組む」「今年の戦いは自公公対民共の戦いだ」という点を強調していた点が印象に残った。(@@)
<この「選挙のためだったら・・・」の言葉には、すぐにブーメン返しが来たことは言うまでもない。(>_<)>
安倍首相も、国会では一強多弱でエラそ〜に構えているのだし。もし自信があるなら、ど〜んと構えていればいいと思うのだけど。
首相は前政権(07年)の時に、7月の参院選で惨敗。それを機に、自分は首相退任に追い込まれた上、衆参ねじれ状態に陥った自民党は国政がうまく進められず。ついに09年の衆院選でも惨敗して、政権の座を民主党に奪われてしまったわけで・・・。
07年のように閣僚や自民党議員に問題が続いているので、安倍首相としても、イヤ〜な予感がしているのかも知れない。_(。。)_
<もともと自民党が近時の選挙で勝っている最大の要因は、票が増えているからではなくて。民主党や他の政党が分裂などをして野党の票が分散していることにあるので。もし野党が選挙協力したら&支持率上昇中の共産党がそこに加わったら、自民党候補はそう簡単に当選できなくなりそうだしね。^^;>
* * * * *
『自民党は13日、東京都内のホテルで党大会を開いた。安倍晋三首相(党総裁)は夏の参院選について「選挙のためだったら何でもする、誰とでも組む。こんな無責任な勢力に負けるわけにはいかない」と述べ、共産党と選挙協力を進める民主党などへの対決姿勢を鮮明にした。そのうえで改めて「今年の戦いは自公対民共の戦いだ」と強調した。
首相は経済状況について「世界経済が不透明さを増し、日本市場も大きく変動している」と指摘。「野党はアベノミクスは失敗したと批判しているが、それが間違っていることは数字が証明している」と語り、安倍政権下での雇用状況の改善や企業の倒産件数の減少などを例に挙げて反論した。
また、安全保障関連法について「北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際、日米は従来よりも緊密に連携して対応できた。お互いが助け合うことができる同盟で絆は強まった」と成果を強調。さらに「民主党は共産党とともに(安保関連法を)廃止しようとしている。廃止したら日米同盟の絆は大きく損なわれてしまう」と訴えた。
民主党政権時代を振り返り「日本の政治は迷走し、経済は停滞し、日本を重く暗い空気が覆っていた」と批判。「再び、ねじれ国会に陥り、あの時代に戻してはならない」と語り、参院選で勝利する必要性を強調した。
首相が意欲を示す憲法改正については言及しなかった。憲法改正が参院選の主要なテーマとなることに、参院自民や公明党などが慎重な姿勢を示していることに配慮したとみられる。ただ、同日採択された2016年の党運動方針には、改憲について「国民各層、各種団体との協力、憲法改正推進本部と組織運動本部との連携の下、憲法改正賛同者の拡大運動を推進する」と盛り込まれた。
首相が衆参同日選挙を視野に入れていることを念頭に、運動方針は「衆院にあっては、いつ選挙が行われても勝利できるよう常在戦場の心構えを持ちつつ、参院選を『自らの選挙』と位置付け、全力で取り組むことが重要」とした。(毎日新聞16年3月13日)』
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『高村副総裁は「政権を失ったときも、奪還したときも、国会が『ねじれ状態』になったことがきっかけになった。その意味では、参議院選挙が単独で行われるにしても、天下分け目の決戦になる」と呼びかけました。
一方、谷垣幹事長は「最近、自民党におごりや緩みが出ているのではないかと、お叱りを受けることがしばしばあり、心配をおかけして申し訳ない。野党時代のつらく厳しい経験を思い起こし、脇を締めて進んでいかなくてはならず、一瞬のおごりや緩みが命取りになる」と述べ、緊張感を持って国会運営などに当たっていく考えを示しました。(NHK16年3月13日)』
また、来賓として挨拶を行なった公明党の山口代表は『油断は禁物です。少しでもおごりが見られれば、あるいは緩みが見られれば、国民のみなさんの厳しい審判を注意しなければならない。お灸をすえてやれ、お灸の一票、こういう国民の気持ちを生じさせてはならないと強く、私たちは肝に銘じて、心して、脇を締めて臨んでまいりたいと思います』と語ったという。(産経新聞16年3月13日)
谷垣幹事長や公明党は、最近、安倍首相がエラそ〜な発言を行なったり、閣僚や自民党議員の問題ある言動が増えていることを懸念しているようで。党大会での挨拶でも、全体を引き締めようとしていている感じが。(・・)
mewとしては、一強多弱で完全にオレ様モードになっている安倍政権をいさめるためにも、是非、国民の皆様にお灸をすえていただきたいと願っている。(++)
そして、高村副総裁が警戒しているように、是非是非、07年に安倍政権を倒した時と同様、まずは参院でねじれ状態を作り出したいものだ。(**)
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でもって、mewは、安倍発言の記事を見た途端、「はあ?選挙のためなら何でもやる、どことでもくっつくのは自公の方でしょ〜」と。
「思想が全く違う自民党と公明党がいつまでもくっついて」「自民党は公明票を欲しさに、コロコロと政策を変えるし。公明党は与党の座を維持したさに、ついに平和政党の魂を売って、集団的自衛権を認めちゃうし」などなどと憤慨していたのだけど・・・。
<それこそ自民党の5つの地方支部が、公明党は「国家観、国柄への思い、歴史観はまったく違う政党だ」として、同党の候補の推薦を拒否していたほどだしね〜。(『安倍、地元山口の定数削減を回避か+自民が公明候補の推薦を次々と拒否』)
山口代表が昨日の挨拶で、わざわざ「私たちが御党にお願いした推薦のご依頼について、来週にはしかるべき手続きを取ってご推薦の運びになるとうかがっています」と、党執行部を突っつくような発言をしていたりして。^_^;>
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もちろん民主党の岡田代表も早速、「そのままことばを返したい」とブーメラン返しを行なったとのこと。(@@) <そうだ。安倍自民は選挙前に、3万円の現金配りもやるんだったわね〜。ホント、何でもありね〜。(-_-;)>
そして、岡田代表は「自公対国民の良識」の戦いだと、共産党の志位委員長は「自公対野党5党プラス市民、国民」の戦いになると語ったという。(・・) <mew的には、どっちともOK。>
『岡田代表は、安倍総理大臣が夏の参議院選挙について、「選挙のためには何でもする無責任な勢力に負けるわけにはいかない」と述べたことに触れ、「そのままことばを返したい。選挙の直前に3万円を配る、恥も外聞もない政権に負けるわけにはいかない」と述べ、今年度の補正予算で、所得の低い高齢者を対象に1人3万円を支給する臨時給付金を盛り込んだ政府の対応を批判しました。 そして、岡田氏は、安倍総理大臣が「自民党・公明党の連立政権対、民主党・共産党の戦いとなる」と指摘したことについて、「自公対国民の良識の戦いだ」と述べました。
さらに、岡田氏は、参議院選挙の前哨戦と位置づける、来月の衆議院北海道5区と京都3区の2つの補欠選挙について、「日本の行く末を決める重要な選挙だ。この補欠選挙でしっかりと安倍政権の暴走を止めて、方向を変える、その第一歩の選挙であり、絶対に負けるわけにはいかない」と述べ、勝利に向けて全力を挙げる考えを強調しました。(NHK16年3月13日)』
『共産党の志位委員長は、夏の参議院選挙について、安倍総理大臣が「自民党・公明党の連立政権対民主党・共産党の戦いとなる」と指摘したことに触れ、「対決の構図は自公対民共ではなく、自公対野党5党と市民・国民だ」と述べました。
そのうえで、志位氏は、全国に32ある定員が1人の「1人区」について、「ひとつひとつ丁寧に合意を重ねて、32の全部で野党統一候補を実現し、全部で自民党に勝とう」と述べ、民主党などと競合している選挙区で、安全保障関連法の廃止などを公約とすることを条件に、さらに党の公認候補者を取り下げるなどして、すべての「1人区」で候補者の一本化を実現したいという考えを示しました。
また、志位氏は次の衆議院選挙について、「衆議院選挙の小選挙区でも野党共闘の態勢を作ることが必要だ。安倍総理大臣が野党共闘つぶしのために解散・総選挙をやってきたら、返り討ちにしていこう」と述べました。(NHK16年3月13日)』
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ただ、この野党共闘がうまく行くためには、まず民主党と維新の党がスムーズに合流できるかどうかということが大きな鍵になるだろう。(・・)
新党の結党大会は3月27日に行なわれる予定であるとのこと。ちなみに注目されている(のかな?)党名の方はと言えば・・・。
『民主党と維新の党が公募した新しい党名で、約2万件あった提案のうち、「民主党」が1456件と最も多かったことが分かった。「立憲民主党」(725件)、「民新党」(352件)、「新民主党」(248件)が続いた。
公募は4〜6日の3日間に行った。ホームページを通じて1万8728件、民主のファクスに995件、維新のファクスに210件あった。
両党は党名を新しくすることで合意しており、両党の党名をそのまま継続することはない。ただ、全体の応募のうち「民主」を含むのは6352件、「維新」は570件あった。(朝日新聞16年3月10日)』<mewも応援がてら、応募したのだけど。(実は「一新民主党」ではないやつを。^^;)もしかして1票だけだったかも。(>_<)>
でも、結局、民主党が選んだ「立憲民主党」と維新の党が選んだ「民進党」の二つから世論調査で選ぶことになったのだとか。しかも、今週、早ければ今日14日に発表される可能性があるらしい。(・o・)
<う〜ん。二者択一なら「立憲民主党」を選ぶけど。政党名として見ると硬過ぎるというか、まるで明治時代みたいで古めかしい感じがして、若い人にはとっつきにくいかもとチョット心配。^^;>
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mew的には、ある意味では、党名よりも、綱領の方が大事かも知れないのだけど・・・。新党綱領原案の骨子は、このようになっているらしい。<こちらは、mew的には、まあまあ、いいかなって感じ。「立憲主義」は当然。特に「共生」と「専守防衛」がGOOD。"^_^">
『今月、合流することで合意している民主党と維新の党は、新しい党名と綱領の策定に向けた協議を行っていて、このうち綱領の原案が明らかになりました。
原案では、結党の理念として「自由」「共生」などのキーワードを掲げたうえで、「多様な価値観や生き方、誰もが排除されることなく共に支え、支えられ生きる社会を実現する」としています。 そのうえで「生活者」「納税者」「消費者」「働く者」の立場に立ち、未来と次世代への責任を果たすため、既得権や癒着の構造と闘う、市民と地域が主役の国民政党となるとしています。さらに、立憲主義を断固守ることや、すべての人に居場所と出番がある共生社会の実現、専守防衛を前提とした外交安全保障を貫くことなどを掲げています。(NHK16年3月8日)』
* * * * *
あとはしつこく書いていることだけど。早くとも7月の参院選が終わるまでは、事前の合意通りに岡田克也氏が新党の代表を務めて、枝野幹事長や長妻代表代行などできるだけ民主党の現執行部の役員を残せるかどうかが、大事なポイントになりそうだ。(・・)
結党大会を控えて、民主党や維新の党の保守勢力からは、またチラホラと「参院選までに、代表選を行なうべきだ」という声がきこえ始めているのだけど。
mewは彼らの中に、とりあえず結党までは大人しくしておいて、いざ新党ができたら、いわばクーデターのようなものを起こしてでも、強引に党の主導権を奪おうと考えている議員がいるのではないかと疑っているし。
また、いざ具体的に選挙協力のことを決めるという段になって、「やっぱ共産党とは協力できな」「小沢生活とは協力したくない」などなど主張し始める議員が出て来るに違いないと思っている(邪推している)のである。(ーー゛)
<まあ、岡田氏&周辺にも共産党or小沢一郎氏アレルギーが強い人がいるけど。保守勢力よりは、マシだからね。^^;>
昨日も東京でSEALDsと学者の会の集会が行なわれて。改めて安保法制に反対を唱えると共に、野党共闘に期待する声が出ていたようなのだけど。
どうか民主党や維新の党も含め野党5党が一緒に協力して、安保法制に反対する人たちの思いに応えて安倍自民党と戦って行けるように(&保守派が自分勝手なことを言って、ジャマをしにくくなるように)、多くの人たちの後押しをして欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
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