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2016年03月10日 「ジャーナリスト同盟」通信
<なんと共闘批判ビラ作成!>
自民党の選挙対策本部がぐらついている。3分の2議席確保に自信がないらしい。なんといち早く野党共闘を批判するビラを作成したことが、明るみに出た。選挙違反ビラでないことを祈りたい。「野党統一候補には勝てない」と白旗を上げたも同然だ。集票マシーン・創価学会への信頼が薄らいだものか。それにしても国会審議そっちのけで、野党批判ビラ作成に狂奔していたというのでは、自民党も先が思いやられる?
<今どきの共産党批判?>
批判ビラを見ていないので、確たる評価は出来ないが、なんとなくビラの内容は読める。おそらく10年1日のごとく、共産党批判に特化したものであろう。民主党は怖くはない。しかし、共産党の機動力・宣伝力に自民党は歯が立たないのだ。昨今の「戦争党の自公」イメージにもおびえているのだろう。
要は、自民党が共産党におびえている証拠なのだ。これも哀れ、情けない自民党であろうか。ことほど自党の悪さを、自覚している証拠でもあろう。
<冷戦時代から思考停止の極右>
ここから見えてくる自民党選対の思考能力は、はるか昔の米ソ冷戦時代を彷彿とさせる。「思考停止の自民党」を裏付けている。それでいて、ここ2回とも、なぜ衆院で3分の2議席がとれたのか。
原因は、野党が受け皿を用意できなかったせいである。野党が分裂、バラバラだった。そこに創価学会がフル回転の支援をしてくれた、そのための3分の2議席だった。
<足元がぐらついた自民選対>
しかし、今回の夏の国政選挙は違う。背後に民意の平和圧力がある。戦争NOの叫びだ。国民の平和主義が、健全野党の大同団結を求めた怒りの民意となったものである。真っ先に共産党が決断、清水の舞台から飛び降りた。これに民主党も覚悟をした。その結果の受け皿誕生である。
もっというと、アベノミクス経済の破たんである。財閥は潤ったが、民衆は泣いている。急激な円安による被害者は、庶民大衆である。そこで福祉は削られ、年金生活者は追い詰められている。貧困化が進んでいる。
原発・放射能被害はなくならない。沖縄の基地強化は何のためか。何もかもが戦争への準備そのものではないか。戦争放棄の9条を死守する使命が、日本人にある。世界平和の砦となる日本にしなければ、従軍慰安婦被害者に対して顔向けが出来ないだろう。
当初は、健全野党の共闘の動きを、自民党はまったく想定できなかった。民主党内の安倍・別動隊の松下政経塾を動かせば、岡田執行部をぐらつかせることが出来る、と判断していた。どっこい当てが外れた。あわてふためいて、共闘分断を図るビラ作成に走ったものだろう。
自民選対の足元がぐらついている証拠だ。批判ビラで、国民の平和主義をぐらつかせることなどできない。
<戦争か平和か、で決まり>
多くの国民は、自公右翼の冷戦思考と無縁である。いまではワシントンの戦争屋と、日本の極右の専売特許でしかないだろう。戦後70年を経たが、しかし、日本国民の平和主義は定着・確固たるものがある。子供を持つ親たちだけでは断じてない。悪しき極右勢力が、思考停止の宗教団体をコントロールできても、民衆を世論操作することは、たとえNHKや読売を利用しても、おそらく困難であろう。
<戦争勢力と平和勢力が袂を分かつ一大決戦>
有権者はわかっている。この3年有余の自公政治から、選挙の争点は間違いなく、山東昭子女史が鋭く指摘したように「自公の戦争か」「健全野党の平和か」である。1%と99%の決戦という構図であろう。
平和勢力が、戦争勢力と袂を分かつ一大決戦の夏ではないだろうか。冷戦思考など糞くらえ、である。戦争は犯罪である。平和のために民衆は、必ずや立ち上がるだろう。その先鞭を、健全野党はつけてくれている。残るは、平和を求めて清き1票の行使である。
野党は、イカサマの選挙屋「ムサシ」採用を拒否せよ、も忘れるな!
2016年3月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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