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2016-03-01 16:29
先週、参院選候補の推薦に関して、自民党と公明党の間で溝が広がりつつあるという話を書いたのだけど。<『安倍、地元山口の定数削減を回避か+自民が公明候補の推薦を次々と拒否』
実は補選や参院選の候補者に関して、自民党の中でも色々ともめるケースが増えている。(・・)
中でも自民党本部と地方支部が真っ向から対立しているのが、京都3区の衆院補選の候補者選びだ。(・・)
自民党の宮崎謙介氏が、不倫問題で衆院議員を辞職のを受けて、4月に京都3区でも衆院補選を行なうことになった。
自民党の本部(党執行部)は、公明党が難色を示していることもあって、この補選に自民党の候補者を立てない方針を決定。地元・京都選出の谷垣幹事長がわざわざ京都府連まで出向いて、その意向を伝えたのであるが。府連の西田会長は、自民党が独自候補を出すべきだという主張を曲げず。いまだに対立状態が続いているという。(~_~;)
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『自民党執行部は19日、宮崎謙介前衆院議員の辞職に伴う京都3区補欠選挙(4月24日投開票)について、公認候補擁立を見送る方針を固めた。谷垣禎一幹事長が19日、党本部で党京都府連会長の西田昌司参院議員と面会し「今は全体の流れの中で出せない」と述べ、擁立は難しいとの考えを伝えた。ただ、西田氏は府連として候補擁立にこだわる姿勢を崩さなかったことから、正式決定は週明けに行う。
谷垣氏は面会で、宮崎氏の辞職理由が不倫で世論の反発が強いことや、公明党も支援に慎重なことを説明。同じ4月24日投開票の衆院北海道5区補選への悪影響も懸念した。
谷垣氏は19日の記者会見で「勝負できるときは勝負しなければならないが、勝負のための勝負はいかがなものか」とも指摘した。
これに対し西田氏は面会で、「自民党に候補者がいなければ支持者の投票先がなくなり地元組織が弱体化する」と反論。府連として擁立に向けた調整を続ける考えを示した。
ただ党執行部は、「京都補選で民主党候補と正面から戦って敗北した場合、夏の参院選を前に、全国の自民党候補の出はなをくじく」(党幹部)との意見が大勢だ。安倍晋三首相も強引な候補擁立には慎重な立場で、周囲には「京都5区選出の谷垣氏の判断を尊重する」と語っているという。(産経新聞16年2月20日)』
『自民党の谷垣禎一幹事長は29日の記者会見で、宮崎謙介前衆院議員の辞職に伴う衆院京都3区補欠選挙(4月24日投開票)への公認候補擁立を見送る方針を表明した。谷垣氏は27日、党京都府連会長の西田昌司参院議員らと京都市内で会談し、擁立を断念する考えを伝えていた。
谷垣氏は会見で、宮崎氏が女性タレントとの不倫を認めて辞職したことを念頭に「われわれの仲間からああいうのを出したのは非常に残念。謹慎も必要だろう」と説明。「われわれにとって一番大事なのは本選挙(次期衆院選)にしっかり(候補を)立てること。今、勝てる候補を出せるかというと、正直言って出せない」と述べた。
谷垣、西田両氏は27日の会談で、衆院選に向けて候補者選定を進めていくことで一致。ただ、西田氏は依然「(補選に)間に合えば当然出さなければならない」と主張している。これについて谷垣氏は「私は立てない方針をお伝えした。蒸し返すようなことはどうか」と不快感を示した。(産経新聞16年2月29日)』
『自民党は29日の役員会で、宮崎謙介元衆院議員が女性問題で辞職したことに伴う衆院京都3区補選(4月24日投開票)で公認候補の擁立を見送る方針を確認した。
役員会後に記者会見した谷垣禎一幹事長は「(女性問題で辞職したことから)謹慎も必要だ。有望な候補を立てても惨敗すれば先につながらない」と述べた。
また、茂木敏充選対委員長は役員会で「京都3区補選は候補を擁立しないということで、北海道5区補選に力を傾注していく」と発言した。ただ、同党京都府連は独自に候補者を擁立する姿勢を崩していない。(毎日新聞16年2月29日)』
<西田昌司氏は、日本会議はもちろん、安倍首相が会長を務める「創生日本」にも所属していて、事務局長を務めている超保守派の安倍シンパ。もし安倍首相&周辺が本当に候補擁立に消極的であるなら、その意向を伝えれば、おとなしくなると思うんだけどな〜。う〜ん。(-_-)>
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また自民党の本部&菅官房長官の地元である神奈川県連も、候補者の公認、推薦でもめている。
党本部は昨年から参院選で神奈川選挙区から出馬したいと希望していた三原じゅん子氏になかなか出さず。三原氏がブログに「ツライ」とぼやいていたほどだったのだが・・・。
<三原氏がなかなか公認されなかった大きな理由として、12年の総裁選で、安倍晋三氏ではなく石破茂氏の応援をしていたことが挙げられている。^^;>
2人めの候補の推薦に関して、不協和音が生じているという。(~_~;)
『三原じゅん子いまだ未公認 針のむしろに「正直ツライ」
今夏の参院選に向け、混迷する野党再編を尻目に、32ある1人区の候補擁立を終えた自民党。そんな中、改選を迎える自民党の三原じゅん子参院議員(51)が、「公認」を得られずに苦しんでいる。
〈参議院選挙まであと半年と言うのに、私だけ未だ公認を頂けていません。ツラい、、、です〉
三原氏は1月5日付のブログにこう書き込み、自らの境遇を嘆いた。
三原氏といえば、2010年の参院比例区に自民党から出馬して、16万8000票余を獲得して初当選を果たした。
「だが本人は、全国を回る比例区の選挙はしんどいと、選挙区を希望していました。目をつけたのが、浮動票が多く、抜群の知名度が生かせる神奈川でした」(自民党関係者)
昨年、県連に公認を申請し、めでたく「内定」したはずだった。だが、党本部からは一向に公認が下りず、さまざまな“理由”が乱れ飛んだ。
「三原氏は安倍晋三氏に近かったにも関わらず、2012年の総裁選の際、前評判の高かった石破茂氏の支持にまわった。安倍首相周辺からは、“裏切り者”と見なされていることが、その原因と言われました」(同前)
冷たい空気を察してか、ここ1年の三原氏はひたすら“恭順の意”を見せていた。
「結成された石破派に参加を見送り、昨年の総裁選では出馬を目指していた野田聖子氏の推薦人になるのも断った。最近では神奈川のドン・菅義偉官房長官との2連ポスターを貼って、アピールに懸命です」(同前)
ある県連関係者は、未公認には別の理由があると明かす。
党本部が県連に対し「2人目を立てろ」と厳命。改選数3の千葉でも2人擁立しているのだから、改選数4の神奈川で候補者が1人というわけにはいかないというのだ。
県連としては、三原氏だけなら「楽な選挙」(横浜市議)になるが、2人目を立てるとなると票の奪い合いとなり、一転して厳しい選挙戦になってしまう。
今年に入って、腰が重い県連に対し、業を煮やした党本部が「2人目を立てなければ、三原氏の公認を出さない」と通告したという噂も流れ始めた。しかも、ここにきて自民党の若手地方議員が立候補に前向きで「難しい話がさらにややこしくなっている」(前出・県連関係者)という。<週刊文春2016年1月21日号『THIS WEEK 政治』より>』
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三原氏は、1月内に何とか公認されたのであるが。今度は、党本部が県連の反発を押し切り、元みんなの中西健治参院議員の推薦も決めたため、また不協和音が生じているという。(~_~;)
『夏の参院選神奈川選挙区(改選定数4)を巡り、自民党本部と党県連に不協和音が生じている。 参院比例から転身する三原じゅん子参院議員が公認されたが、党本部が県連の反発を押し切り、無所属の中西健治参院議員の推薦も決めたためだ。
党執行部は党勢拡大を理由に当初、神奈川選挙区から2人を擁立する方針で、中西氏の公認も模索した。だが、中西氏は2009年の横浜市長選に自民党などの支援で出馬して落選した後、10年参院選に旧みんなの党公認で当選した経緯がある。今も、県連内には「中西氏に裏切られた」との遺恨が残る。このため、県連は「推薦は党本部が勝手に決めたことだ」(幹部)として、中西氏を支援しない方針だ。
そこで中西氏のてこ入れに動いたのが、麻生副総理や山東昭子・元参院副議長ら自民党のベテラン有志議員だ。中西陣営が15日に国会内で開いた選挙対策本部の会合後の記者会見で、麻生氏は「全力を挙げて(中西氏の応援に)頑張りたい」と明言した。県連から漏れる不満に対しても、麻生氏は「(衆院選に小選挙区制が導入される前の)中選挙区時代は3人区で2人、5人区で4人(自民党から)立つのが当たり前だった」と意に介する様子はない。(読売新聞16年2月18日)』
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さらに、これは参院選とは関係ないのだが。自民党の牧方市支部(大阪府)では、同党大阪11区から出馬して当選した佐藤ゆかり衆院議員を刑事告訴する方針を固めたという。(・o・)
『自民党の佐藤ゆかり衆院議員=大阪11区=は15日、同党枚方市支部(支部長=出来成元・前大阪府議)が政治資金規正法違反罪で佐藤氏側の刑事告訴を検討していることについて、「虚偽に基づくあるまじき行為」と同支部の主張を否定し、告訴に踏み切れば、虚偽告訴罪での逆告訴を検討することを明らかにした。産経新聞などの取材に答えた。
同支部は佐藤氏が大阪11区で当選した平成26年衆院選の直後、佐藤氏に200万円を提供したとして26年分の政治資金収支報告書に記載。しかし、佐藤氏側は同支部からの受領を否定して報告書に記載せず、同支部は告訴を検討している。
佐藤氏は、200万円は業者から直接受領した「預かり金」で、収支報告書への記載は必要ないことを大阪府選挙管理委員会に確認済みだと説明。
「このように世間を騒がすことは自民党の元議員としてあるまじき行為だ。枚方市支部から献金を受けたことはなく、領収書を切る必要もない」と市支部の主張を全否定した。
自民党支部が身内である現職の衆院議員を告訴すれば極めて異例の事態となるが、佐藤氏は周囲に、出来氏の行為を「嫌がらせ行為だ」と語っているという。(産経新聞16年2月15日)』
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『“身内”の自民支部から告発される 佐藤ゆかり議員の嫌われ方
どこに行ってもトラブルを起こすオンナだ。岐阜、東京と次々に選挙区を替え、2014年の衆院選では「大阪に骨をうずめる」と宣言し、当選した佐藤ゆかり議員(54=大阪11区)。
今度は、身内の自民党大阪府枚方市支部から刑事告発されるという、前代未聞の事態になっている。
枚方市支部は2014年12月の衆院選直後、佐藤ゆかり議員に200万円を提供したとして2014年分の「政治資金収支報告書」に200万円の支出を記載している。ところが、佐藤ゆかり議員は「受け取っていない」と否定し、報告書にも記載していない。
枚方市支部は「支部が虚偽記載をしたと疑われかねず、刑事告発を検討せざるを得なくなった」という。「政治資金規正法違反」で佐藤ゆかり議員を訴える予定だという。どうして、仲間から刑事告発されるという事態になっているのか。
「本はといえば、佐藤ゆかりさんが、地元府議とトラブルを起こしたことが原因です。ゆかりさんは、府議を通じて献金を受け取った。ところが、府議とケンカになり、自分と献金は無関係と言い出した。その結果、200万円が宙に浮いているのです」(府政関係者)
トラブルメーカーの佐藤ゆかり議員。大阪でも次々に人が離れている。
代表を務める自民党大阪第11選挙区支部では愛想を尽かした現職府議が昨秋、幹事長を辞職してしまった。大阪11区の自民党は、もう組織としての体をなしていない状態だ。自民党大阪府連の幹部は嘆く。
「天敵である大阪維新の会が息を吹き返したのは、昨年8月の枚方市長選に勝ってからです。敗因は自民を分裂させた佐藤ゆかりさんの人徳のなさにある。彼女は、今の状況をつくりだした戦犯のひとりや。なのに、いつまで経っても自分勝手なことばかりしとる。もう面倒を見きれない」
佐藤ゆかり事務所に経緯を尋ねたが、「あとで担当が電話します」と答えたきりで、返事はなかった。
宮崎謙介氏、武藤貴也氏……。自民党はお騒がせ議員ばかりだ。(日刊ゲンダイ16年2月18日)』
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自民党は、政権与党の座を維持するためには、民主党のような内部対立をせずに、一枚岩を演出する必要があるという認識で一致。この3年間はたとえ考え方が違っても、安倍官邸の意見を第一に考え、地方支部も官邸や党本部の方針に従って来たのであるが。
さすがに、安倍独裁が3年も続いている上、国政選挙も4回目を迎えるとなると、自分たちなりの主張もしたくなるわけで。
磐石に見える安倍体制も、足元からだんだんと緩んで、崩れ始めそうな感じがしている(期待込み?)mewなのだった。(@@)
THANKS
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