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首脳会談を急ぐ米中と、外相会談すらできない日中ー(天木直人氏)
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1st Mar 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks
まるで安倍外交の敗北を見せつけているような記事だ。
きょう3月1日の産経新聞が書いている。
中国の李克強首相は2月29日、北京でルー米財務長官と会談し、
習近平国家主席が近くオバマ大統領と会談するとの見通しを明らかにした、と。
習近平主席は4月1日にワシントンで開かれる核安全保障サミットに出席するため訪米するが、
その時に首脳会談する事が決まったと言っているのだ。
ひるがえって日本はどうか。
同じ2月29日に、日中外務次官級協議が東京で開かれたという(3月1月各紙)
谷内正太郎国家安全保障局(NSC)事務局長の訪中が検討されているという(3月1日日経)
いずれも日中外相会談のお膳立てだ。
しかし、次官級会談では溝は埋まらなかったという(3月1日朝日)
谷内正太郎局長の訪中は、いまだ日程は固まっていないらしい(3月1日日経)
そういえば、谷内局長は北朝鮮問題の協議で訪米すると報じられたことがあったが、
北朝鮮制裁に関する安保理決議案で米中が電撃合意したため、行かずじまいに終わった。
激しく対立しながらも、必要ならすぐに会談する米中首脳。
いくら官僚や官僚OBが働きかけても、外相会談すらできない日中関係。
この違いは、見事に安倍外交の敗北を我々に教えてくれている。
◇
【日中次官級協議】日本が東・南シナ海情勢で「強い懸念」伝達
http://www.sankei.com/politics/news/160229/plt1602290033-n1.html
2016.2.29 22:37 産経新聞
日中両国の外務次官級協議が29日、外務省で開かれ、杉山晋輔外務審議官は中国の孔鉉佑外務次官補に対し、東シナ海と南シナ海情勢をめぐる現状について「強い懸念」を表明した。日中関係については、両国関係をさらに発展させていくべきだとの認識を共有した上で、外相相互訪問や日中ハイレベル経済対話などの実現に向けて、意見交換するとともに日程調整を進めていくことで一致した。
核実験や事実上の長距離弾道ミサイル発射を相次いで強行した北朝鮮については、共同して対応すべき問題として「断固たる対応の必要性」で一致した。
南シナ海情勢で杉山氏は、中国による人工島造成や拠点構築、軍事的目的の利用など一方的に現状を変更し、緊張を高める行為は国際社会共通の懸念であると伝えた。
日中関係をめぐっては、「全体として改善の方向にある」との認識は双方にあるものの、1月6日に北朝鮮が核実験を実施して以降、中国の王毅外相は岸田文雄外相の電話会談の要請に応じてこなかったことから、日本側には不満がくすぶっている。孔氏は協議後、記者団に対し「(両国は)信頼関係を築く必要がある」とコメントした。
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