http://www.asyura2.com/16/senkyo202/msg/162.html
Tweet |
自民党の茂木選対委員長が野党共闘について「民共合作だ」。やはり安倍政権は大日本帝国だったのですか。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/58497fef224cd5caf46ffc0d1e8721d4
2016年02月29日 | 安倍自民党の危険性 Everyone says I love you !
日本の反知性主義 (犀の教室)
内田樹 (著), 赤坂真理 (著), 小田嶋隆 (著), 白井聡 (著), 想田和弘 (著), 高橋源一郎 (著)
晶文社
集団的自衛権の行使、特定秘密保護法、改憲へのシナリオ……
あきらかに国民主権を蝕み、平和国家を危機に導く政策が、どうして支持されるのか?
その底にあるのは「反知性主義・反教養主義」の跋扈!
自民党の選挙対策委員長からお得意の「反共宣伝」が出始めたということは、野党共闘について警戒はしているということでしょうか。
茂木敏充自民党選対委員長(日本会議、神道政治連盟)は2016年2月28日行なった講演で、夏の参院選に向けての野党5党の合意に従い、共産党が改選数1の1人区で原則として独自候補を取り下げることに関して
「実質的に民主党と組む『民共合作』だ」
「自民・公明両党の安定政権を選ぶのか、民共合作の革新勢力に国を委ねるのかを明確に問いたい」
と言い募りました。
この民共合作って聞きなれない言葉は、戦前の日本軍の中国大陸侵略に抵抗して、蒋介石の国民党と毛沢東の共産党が手を組んだ「国共合作」のもじりですよね(注1)。
国共合作って、相容れないはずの二者が、強大で極悪非道な敵に対するためにあえて手を組むというニュアンスもあるので、そういう意味では近いかもしれません。
ちゅうことは、茂木さんは自民党を、日本軍だか、関東軍だか、大日本帝国になぞらえたことになるんですが、それでいいんですか?
蒋介石(左)と毛沢東。
茂木選対委員長はさらに面白いことを言ってまして、
『1968年に旧ソ連の同盟国だった旧チェコスロバキアで起きた民主化運動「プラハの春」を引き合いに、旧ソ連が民主化を武力で弾圧したことに触れ、
「我々がこの夏に戦うのは、ひ弱な野党ではない。その裏で着々と勢力を伸ばしている共産党と戦う』
と言ったんだそうな。
共産党はひ弱な野党じゃないかもしれませんが、共産党と自民党の力関係をソ連とプラハの市民に例えるのは無理があり過ぎるのでは?(笑)。
ちゅうか、茂木さんは安倍政権がやっていることを、プラハの春みたいなもんだと思っているのでしょうか(注2)。
むしろ、安倍政権が旧ソ連で、日本の市民がプラハの人たち、となぞらえるのならわかるのですが。
頭の中を「反知性主義」という言葉が駆け巡りました(注3)。
【1968年8月20日】 ソ連軍チェコに侵入 プラハの春に影
注1 国共合作
http://www.y-history.net/appendix/wh1503-046.html
第2次国共合作 1937年〜45年の第2次国共合作は、1931年の満州事変によって本格化した日本帝国主義の侵略と戦うために、36年の西安事件を機に準備され、1937年の日中戦争の勃発によって成立した。
第1次と異なり、二党はそれぞれ別個な組織と軍のまま、共同して日本軍に当たることによって日本軍に勝利することができた。
大戦後は両党の話し合いに失敗、再び内戦となり、1949年の共産党の勝利、中華人民共和国の成立となる。
いずれも中国近現代史の最も重要な動きであったといえる。
注2 プラハの春
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%81%AE%E6%98%A5
チェコスロバキアで1968年の春から夏にかけて、新任のドプチェク党第一書記の下に一連の自由化政策がとられた状況。
8月20日深夜、ソ連率いるワルシャワ条約機構軍が侵攻し、チェコスロバキア全土を占領下に置きプラハの春は終焉した。(チェコ事件)
注3 反知性主義
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E7%9F%A5%E6%80%A7%E4%B8%BB%E7%BE%A9
「学歴・知性は無意味である」という知識や知識人に対する敵意を表す言葉。
転じて、国家権力によって意図的に国民が無知蒙昧となる様に仕向ける政策の事。
反知性主義って単なる無知蒙昧、とは違うんだって。
知らなかったなw
野党連携は「民共合作」=自民・茂木氏[時事]
http://getnews.jp/archives/1419141
DATE:2016.02.28 16:53 時事通信社
自民党の茂木敏充選挙対策委員長は28日、岐阜市内で講演し、夏の参院選をめぐり共産党が改選数1の1人区で原則として独自候補を取り下げることに関し、「実質的に民主党と組む『民共合作』だ」と批判した。その上で、「自民・公明両党の安定政権を選ぶのか、民共合作の革新勢力に国を委ねるのかを明確に問いたい」と強調した。
茂木氏は「われわれが戦うのはひ弱な野党ではない。その裏で着々と勢力を伸ばしている共産党と戦う」とも語り、野党側をけん制した。
民共合作、レッテル貼り…野党連携巡り与野党幹部が応酬
http://www.asahi.com/articles/ASJ2X64BLJ2XUTFK004.html
2016年2月28日23時07分 朝日新聞
今夏の参院選で、民主党や共産党など野党が候補者の一本化など選挙協力を進めていることについて、与野党幹部が28日、さや当てを繰り広げた。
自民党の茂木敏充選挙対策委員長は、岐阜市での講演で「野党統一候補と言うが、実質的には民主党と共産党が組んでやるということ。『民共合作』の革新勢力にこの国をゆだねるのか」と述べ、野党連携を批判した。
さらに茂木氏は、1968年に旧ソ連の同盟国だった旧チェコスロバキアで起きた民主化運動「プラハの春」を引き合いに、旧ソ連が民主化を武力で弾圧したことに触れ、「我々がこの夏に戦うのは、ひ弱な野党ではない。その裏で着々と勢力を伸ばしている共産党と戦う」と踏み込んだ。
これに対し、民主党の枝野幸男幹事長は28日、京都府綾部市で記者団に対し、「冗談じゃない。5党の党首間の合意を読んでみろと言いたい」と反論。選挙協力などの野党連携は、共産のほか、維新の党や社民党、生活の党と山本太郎となかまたちも含むものだと指摘。その上で「事実と異なるレッテル貼りをしようとしていること自体、自民党を焦らせる状況まで持ってくることができたのはよかった」と皮肉を飛ばした。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK202掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。