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“食品廃棄”ナゼ減らない?リサイクルの現場では
News23 2016年2月25日
先月、廃棄した冷凍カツなどが不正に横流しされていた問題が注目されました。
その背景には日本の食品廃棄の現状があります。
まだ食べられるのに大量に廃棄されてしまう食品というのは年間642万トンに及び、その重さをおにぎりに換算しますと私たち1人1人が年間500個を捨てているという試算もあります。
こうした食品廃棄の無駄を解消しようという取り組みを取材しました。
夕方を前に、こちらのスーパーでは買い物客を迎える準備が進んでいた。
次々に新しい商品を補充するのは、こんな消費者の思いに応えるため。
新しいものから売れていく、スーパーなどの小売店では、常に新鮮なものを豊富にそろえることが求められている。
鮮度が落ちたり、賞味期限が近くなったりした商品は店頭から処分される。
このうち、まだ食べられるものを食品ロスと呼ぶ。
このスーパーでは廃棄する野菜の一部をある場所に届けている。
神奈川県にある、食品リサイクル工場。
先ほどのスーパー以外にもおよそ180の企業から食品が集まる。
野菜のほか、パンやおにぎり。
消費者の手に届く前に消えていく。
工場では、多いときで一日およそ35トンの廃棄食品を受け入れている。
集めたものは養豚用のエサに加工して販売しているのだが…この日、大量に運ばれてきたのはヨーグルト。
よく見ると、すべての容器に×印が書かれていた。
この×印は、食品会社が不正な流通を防ぐために自主的につけ始めたものだと言う。
先月発覚したカレーチェーン店、CoCo壱番屋が廃棄した冷凍カツを産廃処理業者のダイコーが不正に横流ししていた事件。
これを受け環境省は今月16日食品事業者に対し、商品として転売できない形で廃棄することを求める再発防止策をまとめた。
この工場の高橋社長は、多くの事業者はきちんと取り組んでいるので、事件はあくまでもレアケースだと強調した上でこう話した。
厳しい競争の中、少しでも廃棄のコストを抑さえたい食品業者。
まだ食べられるのに廃棄される大量の食品ロス。
これらが廃棄カツ事件の根底にあるのかもしれない。
国内で出ている食品廃棄物全体のうち食品ロスはおよそ4割を占めている。
この中で、コンビニやスーパーといった事業者の出す食品ロスは年間331万トン。
アフリカや中東など82カ国への国連からの支援量をも上回る。
食品ロスが減らないのは一体なぜか。
元コンビニオーナーで食品業界の実体に詳しい人物は…コンビニでは常に一定の在庫を確保するため大量に廃棄が出るのを覚悟で商品を準備しているのだと言う。
食品ロスを減らすことはできないのだろうか。
こんな取り組みも行われている。
こちらの店で扱っているのは、賞味期限間近なものや季節限定商品などデパートから返品されたワケあり商品。
食品ロスを減らすために。
私たち消費者1人1人が意識を変えていけるかがカギとなりそう。
VTR最後に出てきたお店、時々行くことあるんですけれどもね、賞味期限が近いというだけで、いいものが安く買えますから消費者にとってもお得、こういうシステムが広がって根づいていくといいですね。
それと私が驚いたのは国連がアフリカとか中東へやっている食料援助を上回る量が日本では捨てられているということなんですね。
これ考えると意外と日本人の完璧主義といいますかね、こんなものが影響しているのかなという気もしますね。
コンビニには常にいっぱいなきゃいけないし見た目もきれいで味もよくなきゃならないという完璧主義ですよね。
だけど一方、日本人には食べ物を粗末にしてはいけないという文化、伝統もありますから、現状を知って、意識を変えていく、これが必要なんでしょうね。
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