http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/770.html
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http://31634308.at.webry.info/201602/article_24.html
2016/02/24 22:34
国会で、民主の玉木議員からの「(黒田日銀総裁に)就任して間もなく3年。そろそろ客観的な検証をした方がいい。マネタリーベースを増やすと期待インフレ率が上がるというのが異次元緩和の一つの大きな前提、根拠になる考え方だったと思うが、今もなおそう信じているのか」という質問に、黒田総裁は
「マネタリーベースそのもので、直ちに物価、あるいは予想物価上昇率が上がっていくということではない」と言ったということだ。
今、日銀がやっていることは、正にマネタリーベースの超緩和であり、それによりデフレからインフレを誘導し、物価上昇率を2%以上にするものであるが、それを黒田総裁はあっさりと認めたということである。アベノミクスと新造語を作って持て囃していたが、インフレ率は2%にはるかに及ばない。
いくら金を市中に増やしても、庶民の購買力、つまり物をどんどん買う意識を起こさせ、物が品薄でないと物価は上昇しない。なぜなら、GDPの6割は国民が購買する内需であり、そのGDPが増えないからだ。増えないのは当たり前である。全労働者の4割以上が非正規社員であるからだ。平均年収は180万円程度である。これで、消費を増やしてインフレにしようとしたって、そもそもが購買力が無いのである。
アベノミクスを何とかうまく見せていた「株」も、日経平均が16000円を切って停滞している。日銀のマイナス金利は、国民の消費に対するマインドに冷や水を掛けている。年金と貯蓄を切り崩して生活している国民は、食べていけるだけの購買しか出来ないのだ。
ついにギブアップ…黒田総裁がアベノミクスの失敗“認めた”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/175955/2
バズーカはやっぱり空砲だった――。日銀の黒田東彦総裁がついに“ギブアップ宣言”だ。23日の衆院財務金融委員会に出席した黒田総裁は、マネタリーベース(資金供給量)の増加と物価上昇率の相関関係についてあらためて問われた際、「マネタリーベースそのもので直ちに物価、あるいは予想物価上昇率が上がっていくということではない」と言い放ったのだ。
「(総裁に)就任して間もなく3年。そろそろ客観的な検証をした方がいい。マネタリーベースを増やすと期待インフレ率が上がるというのが異次元緩和の一つの大きな前提、根拠になる考え方だったと思うが、今もなおそう信じているのか」
仰天答弁が飛び出したのは、民主党の玉木雄一郎議員が黒田総裁にこう問いただした時だ。
バズーカはやっぱり空砲だった――。日銀の黒田東彦総裁がついに“ギブアップ宣言”だ。23日の衆院財務金融委員会に出席した黒田総裁は、マネタリーベース(資金供給量)の増加と物価上昇率の相関関係についてあらためて問われた際、「マネタリーベースそのもので直ちに物価、あるいは予想物価上昇率が上がっていくということではない」と言い放ったのだ。
「(総裁に)就任して間もなく3年。そろそろ客観的な検証をした方がいい。マネタリーベースを増やすと期待インフレ率が上がるというのが異次元緩和の一つの大きな前提、根拠になる考え方だったと思うが、今もなおそう信じているのか」
仰天答弁が飛び出したのは、民主党の玉木雄一郎議員が黒田総裁にこう問いただした時だ。
異次元緩和の理論の支柱が折れた
14年11月に日銀が資金供給量を年間60兆〜70兆円から約80兆円に増やす追加緩和を決めた際も、黒田総裁は〈2%の物価上昇目標の早期実現を確かなものにする〉と強弁。それが一転して「マネタリーベースと物価上昇に相関関係はない」と認めたのだから、のけ反ってしまう。玉木議員があらためてこう言う。
「黒田総裁の発言には本当に驚きました。異次元緩和の理論の根幹、支柱がポキンと折れたのですから。つまり、それだけ行き詰まっているという表れなのでしょう」
黒田総裁が白旗を揚げるのも当然だ。マネタリーベースは12年末の138兆円から昨年末は365兆円と2.6倍に膨らんだものの、15年平均の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は2%目標には程遠い前年比0.5%増。誰が見ても「黒田バズーカ」は失敗だ。さすがに「相関関係がある」とは言えないだろうが、シレッと手のひら返しの発言が許されるのか。「トリクルダウンは起きない」(竹中平蔵・慶大教授)と同様、アベノミクスの旗振り役は“泥舟”からの逃げ足だけは速い。
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