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2016年02月19日 「ジャーナリスト同盟」通信
<日米とも批准は厳しい?>
米次期大統領の本命らが、TPP反対を公約しての大統領選の最中である。オバマの実績にさせまいとする勢力が、盛り返してきているワシントンだ。他方の東京も雲行きが怪しい。そもそも公約違反の政府与党である。その中核が金銭スキャンダルで沈没、睡眠障害1か月を理由にして、政権のピンチを切り抜けようとしているが、果たして成功するであろうか。野党が本気で攻めれば、後任の石原慎太郎のせがれでは処理は無理だろう。日米ともに批准は厳しいか。
<甘利・石原追及次第でアウト>
攻める野党に絶好の機会が到来した。石原TPP担当大臣と前任者の甘利を徹底的に追及していくと、ボロが次々と出てくるだろう。閣内のほころびも目立つ。安倍チャンネルでさえも、甘利事件を報道している。
安倍と石原は総裁選を争った犬猿の仲で知られる。麻生とも関係がよくない。石原は、閣内で孤立状態だ。ひとり菅が支援するようだが、野党の追及次第では、とてもTPP批准を勝ち取ることが出来ないだろう。
<国会証人喚問を実現>
野党が民意を体して、体を張って自公内閣にぶつかれば、内閣を退陣させることも可能である。
高市の暴言で、新聞テレビも多少は目を覚ましてきている。極右政権の恐怖を膚で感じさせている。丸川なる環境大臣もお粗末だ。ほかにもパンツ大臣も居座っている。
よほど愚かな野党でない限り、極右政府を追い込めるだろう。甘利の国会証人喚問を、民意で勝ち取ればいい。自宅に出向いての喚問でもかまわない。
<余罪がぞろぞろも>
TPPは、いうなれば壮大な利権がからんでいる政策だ。そこで甘利は、独断で処理する場面が多かったと聞く。その一つ一つに悪しきドラマがあったであろう。千葉県の建設会社と、都市再生機構(UR)の仲介に絡んでの腐敗だけではないだろう。余罪がぞろぞろ浮上する可能性がある。
野党は内部告発のための特設電話を設置、内外に公開するといいかもしれない。この3年余の安倍・自公政治は、まさに独裁的そのものだった。独裁のもとでは、腐敗がはびこることになる。その膿を吐き出させる好機ともなる。
<無能・石原答弁に審議ストップ>
甘利を必死でかばった安倍である。その格別な仲に、隠されているものも興味深い。腐敗発覚大臣を、それでもかばおうとした理由を、国民は知りたい。野党はそこも暴く責任があろう。
石原は父親の庇護のもとにTBSに入社、そこから政界に転じたモヤシのような人物でしかない。「経済を知らない男」で有名だ。麻生でさえも、あきれ返った人事である。
TPPが強行されると、日本の経済・福祉医療も、ことごとくアメリカ資本に牛耳られることになる。丸山ではないが「アメリカの51番目の州」になってしまう。農業のみならず年金・福祉・医療までが、影響を受けることになる。
石原のバカ息子が、野党追及に耐えられるはずもない。審議ストップを遠慮せずに駆使すれば、彼も睡眠障害になるだろう。
弱肉強食のアメリカ経済は、日本社会をずたずたにして破たんに追い込む。批准をさせてはならない。
<石原登板の黒い背景>
一部で石原を甘利の後任にした理由が、話題を呼んでいる。安倍や麻生にも嫌われている石原起用である。
筆者は青嵐会人脈とみる。さらには日本会議人脈とも。「日本は天皇中心の神の国」発言で、事実上内閣を棒に振った森喜朗である。安倍の後見人である。徳洲会疑獄で、石原慎太郎を救済した安倍だ。「徳洲会疑獄の守護神は官邸」と指摘する向きもある。森と石原は青嵐会の血盟同志だ。
「慎太郎や森と深い関係のメディアのボスNHラインが暗躍した」とする分析もある。「いうところの老害が奮起して、安倍に押し付けた人事」というのである。
国民はTPPの交渉次第を知らない。公開することが、審議の前提である。「できない」というのであれば、国会審議を止めればいい。解散にも追い込むことが出来るだろう。
安倍に吉田茂のような「馬鹿野郎解散」が打てるだろうか。その前に老害たちが引きずり下ろすことになろうが、野党はTPPの徹底追及をして、決して妥協してはならない。
<戦争法廃案は天の声>
憲法違反の戦争法が3月から施行されるという。米軍の戦闘に加担させられる自衛隊だ。半島の危機に動員させられる?「戦争放棄」の憲法下で、こんなことが容認されていいわけがない。
まともな野党は、こぞって戦争法廃案の法案を国会に上程する。これに学者・文化人・主婦・労働者・学生ら全国民が賛成している。日本人の平和主義を、声高らかに爆発させる法案である。民意・天の声である。
反原発と沖縄の戦いも連動している。自公撃墜の好機である。
2016年2月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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