http://www.asyura2.com/16/senkyo201/msg/346.html
Tweet |
この報道自体は周回遅れだが...
12年秋に民主党政権が自壊し安倍政権が誕生する契機になったのが、尖閣諸島国有化をめぐる日中対立である。
野田政権が実質退陣につながる衆議院の解散を決断したのは、9月下旬に来日した米国ジャパンハンドラーの“口説き”が発端だったと推測している。
中国共産党の10年に一度の「大人事党大会」を目前として激化した日中対立の“仲介”に動いたのが米国で、尖閣諸島騒動の口火を切った石原都知事と先延ばしにせず国有化に動いた野田首相の“首”と引き換えに沈静化を図るかたちにした。
そして、野田政権の後継として中国が望んだ政治家が安倍晋三氏である。
安倍首相を対中強硬派と誤解している人も多いが、安倍首相は、対北朝鮮ほどではないが、中国に対しても気を遣わなければならない“宿命”を背負った政治家であり、中国との関係に深く配慮している。
韓国とも“家族史”的にいい関係にある安倍首相は、とんでもないことだと思うが、21世紀の北東アジア政治世界のキーパーソンなのである。
※関連参照投稿
「[衆議院解散劇の裏を読む]米国も絡む日中関係に規定され動いてきた日本の12年後半政局」(http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/769.html)
「茶番劇!?石原氏は、息子も出馬した総裁選での安倍勝利を予め知っていた可能性:無視されたままの党首討論会「石原重要証言」」
http://www.asyura2.com/12/senkyo140/msg/780.html
「桝添東京都知事訪中の真意は“安倍訪中の露払い”:日中関係悪化の理由に関する石原氏の説明と教科書検定で改善に向かう日中関係」
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/312.html
「安倍政権は3月に教科書検定という裏口を使い「中国の領有権主張」と「南京虐殺」を認定:靖国不参拝も5月高村副総裁訪中で伝達」
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/319.html
「中日関係修復、日本は中国より焦って当然:「口は悪いが悪気はない」安倍政権と明るい評価を示した中国」
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/249.html
「安倍首相の“右翼愛国的言動”は、朝鮮半島統一を支えるため、韓国がスムーズに中国にすり寄っていけるにする猿芝居」
http://www.asyura2.com/14/asia15/msg/802.html
===========================================================================================================================
尖閣国有化巡り日中関係の悪化を懸念 米の対応 メールで判明
2月14日 10時23分
沖縄県の尖閣諸島の国有化を受けて、アメリカ政府が当時、日本と中国の関係悪化を懸念し、緊張緩和に向けて対応を急いでいた様子が、公開されたクリントン前国務長官のメールから明らかになりました。
アメリカ国務省は13日、大統領選挙に向けて与党・民主党から立候補しているクリントン氏が、国務長官在任中に私用のメールアドレスで職員などとやり取りしたメール550通余りを公開しました。
この中には、日本政府が沖縄県の尖閣諸島を国有化した翌月の2012年10月に、当時のキャンベル国務次官補がクリントン氏に宛てたメールが含まれていました。それによりますと、キャンベル氏は、「日本と中国は、長引く摩擦が地域の安定を損なうと分かっているのに、さまざまな要因によって態度を硬化させている」と指摘しています。
そのうえで、緊張を緩和するため、超党派のグループを両国に派遣し働きかけを強めることを提案するなど、アメリカ政府が日中関係の悪化を懸念して対応を急いでいた様子がうかがえます。
一方、今回公開されたメールのうち、80通余りについて、現在は機密に指定されている情報が含まれていたことが新たに分かりました。
クリントン氏のメールは、アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの山場となるスーパーチューズデーの前日の今月29日にかけて、順次、公開されることになっていて、選挙戦に影響を与えることも予想されます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160214/k10010408781000.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK201掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。