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http://mewrun7.exblog.jp/24108060/
2016年 02月 04日
http://mewrun7.exblog.jp/24102295/
『甘利疑惑に特捜部動くも+秘書のUR面会の効果+告発者と甘利発言にズレ』の続報を・・・。
民主党のチームは、UR(都市再生機構)の担当者を呼んで、甘利明氏の秘書との面会の内容や口利きの有無について、調査を行なっているのだが・・・。
URが提出したメモは、「個人情報の保護の観点から」黒塗りの部分がかなりあるとのこと。(~_~;)
また、URと建設会社の交渉の際に、謎のサトウという男性が登場するなど「???」の部分が多いという。<サトウは甘利氏の秘書だと思われるのだが、現段階では誰なのか確定していない。^^;>
ただ、甘利氏の秘書が少しイロを付けてでも地区外に出ていってもらう方がいいのではないか」「事務所の顔を立ててほしい」などと発言し、婉曲的(遠まわし)ながら、補償金の額を上げるように要請しているのがわかるし。
その後にワザとらしく、「圧力をかけて金が上がったなどあってはならない」とクチにして、内心としては、圧力がけにに近いものであることをほのめかすなど、法的にはともかく、一般的に見れば、口利きだと言われてもいたし方ない発言が少なからず見られるようだ。(**)
また秘書は、大臣も「細かいことは伝えていないが、案件は知っている」と答えたとのこと。^^;
URの方が、明らかな口利きあっせんを行なう(=刑事事件に発展)することをおそれてか「これ以上関与されない方がいい」と忠告したこともあったようだ。(建設会社の男性が、右翼団体にいたという情報があったことも、そう忠告した要因のひとつだったのかも知れない。)
この記事では、このURの報告書に関する報道記事をアップしたい。<甘利氏の秘書が法的にも「口利き」が認定できるような発言をしていたか、甘利氏も口利きのことを認識していたのか、チェックする材料にしたいと思うです。(・・)>
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『甘利前経済再生担当相をめぐる疑惑で、UR(都市再生機構)は、甘利事務所と接触した際のやり取りを、一部黒塗りにした文書で公開した。
公開されたのは、2013年6月から2016年1月にかけて、甘利事務所側とUR職員が、12回にわたり、神奈川・大和市の地元事務所などで面談した際に、UR職員が記録したもの。
やり取りは、一部黒塗りにされていて、全容は公開されていないが、甘利事務所の秘書が、UR職員に対して、「少しイロ(色)を付けてでも、地区外に出ていってもらう方がいいのではないか」と促す、生々しい場面もあり、秘書側が、交渉の内容についても言及していたことが明らかになった。
一方で、秘書は「本件は、うちの事務所ではどうにもできないし、圧力をかけて、カネ(金)が上がったなど、あってはならない」と発言していた。(FNN16年2月1日)』
『甘利前大臣の事務所の口利き疑惑で、UR(都市再生機構)は1日夜、秘書らとのやり取りを公開した。面会の回数は、異例の多さで、甘利氏側が、交渉に関わっていた実態が浮かび上がった。
URと甘利氏サイドの面談は、2013年6月から2016年1月まで、12回行われた。
2015年10月9日に、議員会館で面談した際には、甘利氏の秘書から、「結局、カネの話か」、「少しイロをつけてでも、地区外に出ていってもらう方が良いのではないか」と、補償交渉の金額に関わる発言もあった。
UR側の担当者は、「圧力と感じたという話は聞いておりません」と語った。
UR側は1日夜、民主党などの疑惑追及チームの会合に出席し、秘書らの口利きを否定した。
公表されたメモによると、甘利氏の秘書が、「事務所の顔を立ててほしい」、「先方は、いくら欲しいのか。わたしから聞いてもいい」などと発言したほか、UR側が、「大臣もご存じですか」と質問したところ、秘書は「細かいことは伝えていないが、案件は知っている」と答えたとしている。
さらにUR側は、秘書に「これ以上関与されない方がいい」と伝えたこともあったという。
甘利氏の秘書は、建設会社側から現金を受け取っていたほか、フィリピンパブなどで接待を受けていたとされている。(FNN16年2月2日)
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『資料は“黒塗り”だらけ 甘利事務所かばうURの苦しい弁明
2016年2月2日 日刊ゲンダイ
甘利前大臣の金銭授受問題で、都市再生機構(UR)が1日、職員と甘利事務所秘書の計12回にわたるやりとりの一部を公表した。
国交省で「記者レク」を行ったURの中瀬弘実総務部長は、「甘利事務所の秘書から、補償金の上乗せを示すような発言はなかった」と調査結果を報告。ところが、やりとりを示したメモの多くは黒塗りされ、集まった記者からは「これじゃ分からない」「説明不足だ」と怒りの声が上がった。
総勢50人ほどの記者の怒りを買った中瀬部長は「口利きがあったのではないか」と問われても、「ない」の一点張りだった。しかし、その根拠が分からない。しかも、怪しいにおいがプンプンだ。
例えば、2015年10月9日のメモには、県道工事に絡む建設会社への移転補償について、UR職員3人と甘利事務所の秘書の会話が記されている。秘書は「少しイロを付けてでも地区外に出ていってもらう方がいいのではないか」と発言。その後にワザとらしく、「圧力をかけて金が上がったなどあってはならない」と取り繕っていたが、こういうのを“圧力”というのである。いくら甘利氏の秘書でも記録が残る場面であからさまなことを言うわけがない。しかし、中瀬部長は「『口利き』が何を指すのかよく分からない」と苦しい言い訳に終始した。どうしても甘利事務所をかばいたいのがミエミエだった。
記者レクの後に、国会内で開かれた「甘利大臣追及チーム」に出席した民主党の山井和則議員はこう言う。
「UR側の話は週刊誌報道とも少しずつ食い違いが出てきており、不可解です。そもそも、甘利事務所の秘書と12回も会っておきながら、『口利きがない』は通りません。黒塗りされているとはいえ、メモを見ると、UR職員が建設会社との補償金額を具体的に挙げ、第三者であるはずの甘利事務所と交渉していることがうかがえます。これで『あっせん利得処罰法』に抵触する可能性も出てきました」
逃げ切れると思ったら大間違いだ。そもそも甘利事務所とURは共犯者。“口利きはない”なんてアホらしいったらありゃしない。』
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謎のサトウ登場
『 02/02(火) (テレビ朝日[報道ステーション])
甘利前大臣疑惑・地検がUR聴取・金額交渉に秘書・偽名で?
甘利明前経済再生担当大臣に口利きを依頼したとされる建設会社の総務担当者とUR・都市再生機構との面談記録が公表された。
補償金額をめぐる交渉があり、去年11月、「サトウ」と名乗る謎の人物が同席していたことがわかった。
野党は「甘利事務所の秘書が偽名を使い、金額交渉の場に立ち会ったのではないか」と指摘。
甘利前大臣は会見で「A秘書やC秘書が金額交渉等に介入したことはない」と述べた。
関係者によると東京地検特捜部がURの担当者から任意で事情聴取。
朝日新聞論説副主幹・立野純二が「口利きをめぐる感覚のずれに驚く。
企業、団体の献金がまかり通っていること事態おかしい」とスタジオコメント。
週刊誌、情報公開法、政党助成金制度、税金、経団連、銀行業界、米国、政治と金、有権者、選挙について言及あり。
民主党維新の党疑惑追及チーム、柿沢未途衆議院議員、UR幹部、山井和則衆議院議員、大西健介衆議院議員の映像。(P。JCCより)』
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甘利氏金銭授受 秘書らURに「少しイロをつけてでも」
千葉県白井市の建設会社が甘利明前経済再生担当相の秘書らに口利きを頼んだとする週刊文春報道を受けて、都市再生機構(UR、横浜市)が1日、担当職員計8人と秘書らの面談内容を公表した。秘書らが「少しイロをつけてでも……」などとUR側に迫る場面もあったが、URは甘利氏側からの口利きは否定した。【樋岡徹也、林田七恵、内橋寿明】
URは独立行政法人だが職員は法令で公務員に準じる扱いを受ける。公務員やこうした「みなし公務員」への政治家秘書の働きかけの実態が明らかになるのはきわめて異例だ。
URは、2013年6月〜今年1月の計12回の面談のうち10回分を一部黒塗りで公表。うち9回分が建設会社との紛争、残る1件は無関係の案件だった。
それによると、15年10月9日の議員会館での面談で、補償交渉を巡って秘書は「結局カネの話か」と結論を急ぎ、「少しイロを付けてでも地区外に出ていってもらう方が良いのではないか」と、金額の上乗せを示唆する発言も出たという。
秘書らのこうした発言にもかかわらず、UR側は「(具体的な)補償額の上乗せについての発言はなかった」(中瀬弘実総務部長)などとして、秘書らの口利きを否定した。
実際、同28日の面談で秘書は「先方(建設会社)に(希望する補償額を)聞いても良い」と水を向けてきた。これに対し、UR側は「先方に聞いてしまうと、そちらも当方も厳しくなる」と、具体的な金額の話を警戒する対応もあった。
UR側は同28日「これ以上(甘利事務所として)関与されない方がよろしいように思う」と示唆。同12月1日の面談に出た中瀬氏も「深入りはよくないと私から言った記憶がある」と証言。UR側は秘書らに重ねて忠告していたという。
公表された面談内容には、文春報道と食い違いもある。
報道では15年12月1日、秘書はUR側を地元事務所に呼び、「大臣もこの案件については知っているので」と迫ったとされる。しかし、URは「これまでの経緯の協議」などと簡単に記載する。出席した中瀬氏によると、秘書に「大臣もご存じですか」と質問し、秘書から「細かいことは伝えていないが、案件は知っている」と言われたという。
文春報道で、秘書らは「顔を立てろ」と言い口利きを迫ったとされるが、URの公表内容は「(UR本社で建設会社に対応して)事務所の顔を立ててほしい」という控えめな要望だったとしている。中瀬氏は「迫られた感じではなかった」「秘書の方は気さくで丁寧、紳士的だった」と説明した。
◇
URは1日、国会内でも民主党の会合で面談内容を説明した。口利きやあっせんの認識を問われたURの天河宏文理事は、「(建設会社側の)人と会ってほしいとお願いされた。それだけだ」と繰り返し、最終的に「あっせんや口利きが何を指すか構成要件が難しくマルかバツか分かりません」と釈明した。
なおも疑問が消えない民主議員に「(口利きやあっせんを)否定もできないのでは?」と迫られ、中瀬弘実総務部長が「はい。それはあります」と早口で答える場面もあった。
中瀬氏は、問題に深入りしないよう秘書らに忠告した理由について、「建設会社側との交渉は3〜4時間かかり、大声を出すと職員から聞いていた」などと説明した。ただ、民主議員に「不当で高圧的な要求に加担するのはいかがなものか、という老婆心か」と尋ねられると、「そういう側面はないとは言わないが、交渉は私どもと建設会社だけでやらしていただけたら進めやすい」と述べ、甘利氏側の口利き疑惑をかわした。【林田七恵】(毎日新聞2016年2月1日)』
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あっせん利得罪は、まだ事例が乏しいこともあって、理論や判決があまり確立されておらず。
元検察官などの専門家の間でも、これらの言葉は口利きに当たると言えると主張する人と、これらでは口利きとまでは言えないと判断する人と見解が分かれているのだけど・・・。<今、mewもちょこっとずつ勉強中。>
法的な面は横に置くとしても、道義的、倫理的には大きな問題があるのは、確実ではないかと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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