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2016年01月30日 「ジャーナリスト同盟」通信
<行政権に屈服する奇怪な司法権>
甘利TPP腐敗大臣の影に隠れて、大阪地方裁判所の佐藤哲治ヒラメ判事による、まことに情けない不当判決が下されていた。国民と日本国憲法をなめきった靖国違憲訴訟判決である。「総理大臣の靖国参拝によって、原告の信仰が妨げられたとは言えない」という子供じみた屁理屈で、違憲判断を回避した。行政権に屈服したヒラメ判事の判決である。
<3権分立も絵に描いた餅>
この判決から判定できることは、日本国民を代表する3権のはずが、その実、官邸の行政権に独占されてしまっている、という現状だということだ。
同じような判決は、まもなく沖縄でも表面化するだろう。悲しい情けない日本の3権分立を裏付けている。民主を名乗る資格などない。
いうまでもなく、民主主義を標榜する国では、権力を司法立法行政の3権に分立、お互いに抑制均衡を義務づけている。特に極右政権の現在においては、立法府である国会と司法権の裁判所が、その役割を果たすことが求められているのだが、これが全く機能していない。それを改めて証明した。
安倍の2013年12月の靖国参拝は、憲法の政教分離に真っ向から違反している。立憲主義に違反している。隣国は言うに及ばず、国際社会から非難ごうごう、日本と日本国民に大きな災難をもたらした。
佐藤というヒラメ判事は、この事実にも目をふさいで、子供じみた判決を下した。「罷免すべき屑野郎」との非難を集めて当然であろう。彼の今後を見届けると、面白い結果が出てくるだろう。
<最高裁事務総局が腐敗のガン>
神社は戦前の国家神道である。靖国は、その中核である戦争神社が国際社会の常識となって定着している。極右政権は、靖国の国家護持という信じがたい目的をもって、9条改憲と同時進行させている。
その戦いの天王山が、夏の衆参同時選挙による3分の2確保作戦である。これに創価学会を戦争教団に改編させて、大動員している。正に奇怪な日本政治である。問題の司法腐敗のガンは、最高裁事務総局である。官邸の指令に従属する組織として、いまや専門家の注目を集めている。
検察と裁判所が連携するという、反民主的な牙城であることも判明した。主権者である国民を欺く機関として、最近では小沢事件でも証明されている。
行政・立法の影に隠れて甘い汁を吸っている裁判官に目を向けるきっかけに、大阪のヒラメ判決を利用したらいい。
2016年1月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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