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2016-01-30 09:53:40
「100の診療所より1本の用水路でした」と語るのは、中村哲さん。アフガンの復興には、なによりも「農業の復活」が先決だというのです。朝日新聞の本日1月30日朝刊で、オピニオン(13面)に中村哲さんがインタビューで登場します。
「これまで通り、政治的野心を持たず、見返りを求めず、強大な軍事力に頼らない民生支援に徹する。これが最良の結果を生むと、30年の経験から断言します」といいます。
「アフガニスタンは2000年から記録的な干ばつに襲われ、子供たちも水不足で栄養失調になり、下痢でいとも簡単に死ぬ。診療待ちの間に母親の腕の中で次々に冷たくなるのです」
「タリバーンは海外からは悪の権化のように言われますが、地元の受け止め方はかなり違う。内戦の頃、各地に割拠していた軍閥は暴力で地域を支配し、賄賂は取り放題。それを宗教的に厳格なタリバーンが押さえ、住民は当時、大歓迎しました。そうでなければ、たった1万5千人の兵士で全土を治められない。治安も良く、医療支援が最も円滑に進んだのもタリバーン時代です」
戦争と混乱の中でよく30年間も支援を続けられましたね。「日本が、日本人が展開しているという信頼が大きいのは間違いありません。アフガンで日露戦争とヒロシマ・ナガサキを知らない人はいません。戦後は、原爆を落とされた廃墟から驚異的な速度で経済大国になりながら、一度も他国に軍事介入をしたことがない姿を称賛する」
「言ってみれば、憲法9条を具現化してきた国のあり方が信頼の源になっているのです」
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