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菅官房長官が語った「安倍総理との本当の関係」 "影の権力者"のホンネ(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/16/senkyo200/msg/114.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 1 月 22 日 08:55:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

菅官房長官が語った「安倍総理との本当の関係」 "影の権力者"のホンネ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47488
2016年01月22日(金) 松田賢弥 現代ビジネス


■「敵がいないんだよ」

菅は、言葉が少ない分、容易に自分の肚の内を窺わせようとしない。改造を乗り切れば、第二次安倍内閣はいよいよ長期政権になるのだろうか。菅に尋ねた。

「長期になりそうだ。俺は安倍さんを支える側でいく、そういうことだ。しかし、今の自民党で表立って安倍さんに異を唱えられる人はいないんだよなあ、敵がいないんだよ」

安倍内閣を支える菅義偉官房長官。秋田から集団就職で上京した男は、地盤、看板、鞄の「三バン」なしで、どのようにして「影の総理」とまで呼ばれる地位にたどりついたのか?

政治ジャーナリスト・松田賢弥が菅氏へのインタビューと周辺取材により、その謎を解き明かす一冊『影の権力者 内閣官房長官菅義偉』が発売された。

菅氏は安倍総理をどう評価しているか、そして菅氏本人は総理になる野心を持っているのか。本書の中から、インタビューを一部公開する。

* * *

私とのインタビューのなかで、安倍との関係を菅はこのように語っている。

──第一次政権以来、一貫して菅さんが推しているのが安倍総理です。

「私が安倍晋三という政治家を信頼するようになったのは、拉致問題がきっかけです。当時、私は当選二回。安倍総理は官房副長官でした。ちょうど北朝鮮の万景峰号入港をめぐって、これを禁じようという話が出るんですが、法律がない。(拉致問題をめぐり)この人を将来、総理にしたいと思ったわけです」

──安倍総理は祖父が岸信介、父親が安倍晋太郎という政界のいわばサラブレッド。その安倍さんが、第一次政権で「戦後レジーム(体制)からの脱却」と謳った際に、菅さんに違和感はなかったですか。

「なぜですか? 初めてお会いした時、総理は教育と安全保障が重要だと仰った。当たり前のことです。これまで会ったことがないタイプの政治家だと思いました」

■「好きなようにやってください」と言われるだけ

──第二次安倍政権も、菅さんが総理を「総裁選に出るべきだ」と口説いて実現しましたね。

「総裁選で動き回るのは得意中の得意ですから(笑)」

──安倍さんと菅さんの関係を、お互い足りない部分を補い合っていると評する人もいます。安倍さんから「私にないものを菅さんは持っている」などと言われたことがありますか。

「それはないです。あまりしゃべらないですからね、二人とも」

──官房長官として、こう振る舞ってくれというようなことは。

「いや、ないです。『好きなようにやってください』と仰るだけです」

─今、菅さんは好きなようにやっているのかもしれません。とくに人事については、霞が関の官僚を含め菅さんの意向が強いと評されている。

「官僚の人事について言えば、大臣と一緒にだいたいの方向性を決めて、それで官僚に指示を出すというやり方です。とにかく、省庁から出てくる人事は、この人で行きたいという形で来る。だから、決め打ちは駄目だよと。そこは政治家が決めるんです」

─じゃあ、総理とぶつかることはないのですか。

「ないですね。不思議とない」

─率直に聞きます。菅さんは、安倍さんが総理である限り、自分のやりたいことをすべて体現し、一心同体であるように言う。政治家として、菅さん自身が総理を目指すということは考えないのでしょうか。

「まったくない。人にはそれぞれ持ち分というのがあるんじゃないですかね。私は総理を助けて物事を進めていければいい」

─ナンバーツーのままでいいのですか。

「だって大きいことは、たとえ総理でも一人ではできないでしょう。それを支える人がいないと物事が進まない」

■「総理、この内閣がつまづくとしたら…」

菅は、安倍とは肝胆相照らす仲で、ナンバーツーとして支えることこそ本望だという。これは菅の本心のすべてだろうか。その言葉を訝しく思っているわけではない。しかし、果たして菅は安倍と心中する運命を歩むのかという疑念は拭えない。

当選一回生ながら師・梶山静六を担いで総裁選に邁進して以来、政治家の毀誉褒貶をあまた見て、麻生政権では小沢を立役者とした民主党に政権交代という煮え湯を飲まされ、A級戦犯と白眼視されるといういわば地獄すら見てきた菅の言葉にしてはキレイ過ぎるように思えるからだ。

第一、安倍と菅では育った境遇が違い過ぎる。菅は安倍をも乗り越える権力を握ることをじっと胸の奥で滾らせているのではないだろうか。そうでなければ、豪雪の秋田から上京し紆余曲折の末、政治の世界に飛び込んだ菅自身の這い上がってきた人生は完結しないように思えるのである。

もちろん、菅は安倍にただ唯々諾々と従ってきたわけではない。その芽をいくつか拾うと、たとえば第二次安倍政権が発足した12年12月26日の夜、首相執務室。皇居での認証式を終えた安倍に菅はこう話したという。

「総理、この内閣がつまずくとしたら歴史認識ですよ」

それに対し安倍は、「私もそう思います」と肯く。さらに初閣議で閣僚たちを前にした菅は、「歴史認識については内閣で統一する。進退に即かかわるから発言は慎重にするように」とクギを刺したという。安倍には決してできない芸当だろう。

それから一年経った13年12月26日、安倍は靖国神社を参拝した。既述したように靖国参拝について菅は当初言葉少なだったが、官邸詰めの記者らは誰しも「菅さんは反対した」と語ってやまない。朝日新聞特別編集委員・星浩は当時のことをこう明かす。

「(菅は)第二次安倍晋三政権の役割は『経済再生最優先』と繰り返し、安倍首相の靖国神社参拝にも『政権の最大の仕事は経済の再生。靖国参拝は経済再生のメドがついてからでも遅くはない』と主張して、反対した。それでも安倍首相が参拝に踏み切ると、対外的に不満を口にすることはなかった」(『官房長官 側近の政治学』)

靖国参拝は安倍の念願だった。安倍が菅を内閣の要の存在としていかに頼りにしているかがうかがえる局面だったように思う。

 

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コメント
 
1. 2016年1月22日 11:22:18 : LbhMe3P0yY : lT0c8QJ41NI[1]
こんな提灯持ちのくそ記事コピペするな、あかかぶ。

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