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「甘利スキャンダル」が暴発する日。
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20160121/1453303988
2016-01-21 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』
TPPの旗振り役である甘利TPP担当大臣に、絶対絶命、更迭必至の「1200万円、政治献金スキャンダル」が持ち上がったらしい。今日(1/21)、発売の「週刊文春」がスクープとか。もし事実とすれば、安倍政権に激震が走ることになり、参議院選挙も怪しくなる。「政界は一寸先は闇」と言うが、まさに一寸先は闇である。何が起きるか分からない。
建設工事の口利きのお礼に、甘利大臣に1200万円を手渡したという「週刊文春」の記事(要約)を読むと、証言者の証言自体も、やや計画的で、いささか怪しいようにも見えるが、ここまで具体的な証拠まで提示されて、証言されると、もう言い訳は成り立ちにくいだろう。おそらく甘利大臣に逃げ道はない。
私は、政治におけるこの種のスキャンダルに、あまり関心はないが、しかし、この種の金銭スキャンダルで、政界の様相が一変してしまうというのも、否定しがたい真実である。一見、順風満帆に見えた安倍政権だが、この甘利スキャンダルを、どう乗り越えていくだろうか。それとも。次々とニュース番組のキャスターの首をすげ替えるという暴挙に出ている安倍政権のメディア戦略が功を奏することになるのか。
衝撃告発「私は甘利大臣に賄賂を渡した!」
2016.01.20 16:00
甘利明TPP担当大臣(66)と公設秘書に、政治資金規正法とあっせん利得処罰法違反の疑いがあることが週刊文春の取材でわかった。千葉県内の建設会社の総務担当者が週刊文春の取材に応じ、メモや録音を基に金銭の授受を証言した。
この男性によれば、独立行政法人都市再生機構(UR)が行っている道路建設の補償を巡り、甘利事務所に口利きを依頼。過去3年にわたり、甘利大臣や地元の大和事務所所長・清島健一氏(公設第一秘書)や鈴木陵允政策秘書に資金提供や接待を続け、総額は証拠が残るものだけで1200万円に上るという。
50万円を甘利氏に渡し終えた後のツーショット。撮影は清島所長が
2013年11月14日には、大臣室で甘利大臣に面会。桐の箱に入ったとらやの羊羹と一緒に、封筒に入れた現金50万円を「これはお礼です」と渡したという。
面会をセットした清島所長は、週刊文春の取材に「献金という形で持ってきたのではないですか」と回答した。ただ、甘利氏の政治資金収支報告書に記載はない。
元東京地検特捜部検事で弁護士の郷原信郎氏は、一連の金銭授受は政治資金規正法違反、あっせん利得処罰法違反の疑いがあると指摘した。
(以下略)
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