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「国が全量買い上げるから大丈夫」と公約した農水官僚の衝撃  天木直人(新党憲法9条)
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/868.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 1 月 20 日 11:00:06: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

「国が全量買い上げるから大丈夫」と公約した農水官僚の衝撃
http://new-party-9.net/archives/3259
2016年1月20日 天木直人のブログ 新党憲法9条


 TPPの本質は、それが、ペリーの黒船来航、タウンゼントハリス米国初代駐日大使(公使)の不平等条約に、などに象徴される、明治維新以来の我が国の対米従属、主権放棄であるというのに、なぜか「米(コメ)作」保護の問題ばかりが論じられる。

 ここにTPP報道のいかさまぶりがあるのだが、百歩譲って、その米作保護についても、壮大なウソがまかり通っている。

 国際競争力をつければ日本の米作は生き残れると言うウソだ。

 国内的にはコメの重要は増えない。

 だから輸出を拡大叫ぶのだが、それだけで農家が救われる保証はない。

 安いコメなら世界中で獲れるし、金持ち目当ての高いコメには限度がある。

 米作は保護されなければ成り立たないのだ。

 そしてついに農水省が本音を漏らした。

 きのう1月19日の栃木県の地方紙「下野新聞」に、驚くべき農水官僚の言葉を見つけた。

 その記事は、栃木県宇都宮市で農水省が18日に開いたTPP説明会について書かれた記事だ。

 その記事の中で、説明会に来た農水官僚が、県内の農家240名を対象に、次のように語ったというのだ。

 TPPで米国と豪州からの輸入枠が増えるが、国が全量を備蓄米として買い上げる、と。

 だから、生産量や農家所得に影響はない、と。

 こんな説明をしたというのだ。

 まさしく市場原理を無視した国策としての米作農家の保護だ。

 おそらく農水省は全国の米作県で同じことを言っているに違いない。

 それならそうはっきりと国会で、国民の前で、そう説明すべきだ。

 日本の米作農業の問題は、もはや競争力の問題ではない。

 いや経済問題ですらない。

 何をしても保護しなければ成り立たない米作農業を、国家が支えて行くかどうか、という問題だ。

 それを国民がどう受け止めるか、その議論をすべき時である。

 自民党であれ民主党であれ、政権政党が票田としての農家対策を続ける限り、米作問題の真の解決策はおぼつかない(了)


 

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コメント
 
1. 2016年1月20日 11:13:36 : zBhxnCJfPY : SHaqMZxGjbc[2]
攻めの農業へ施策示す 関東農政局 宇都宮でTPP説明会
1月19日 下野新聞

 環太平洋連携協定(TPP)の大筋合意や政府の関連政策大綱策定を受け、関東農政局は18日、宇都宮市の県自治会館で「農政新時代キャラバン栃木県説明会」を開いた。

 午前中に行われた総論説明には県内の農家や農政関係者など約110人が参加。農林水産省の担当者が大筋合意の概要や、品目ごとの農林水産物への影響、大綱に盛り込まれた、攻めの農林水産業への転換を図るための施策などについて説明した。

 政府の試算によると、TPPによる品目別の生産量減少率はおおむね0%だが、農林水産物全体の生産減少額は価格下落などの影響で約1300億〜2100億円になるとしている。質疑応答では農家から「生産量減少率が0%とならなかった場合はどうするのか」や「生産減少額について都道府県ごとの試算を出すべきだ」などの質問が出た。

http://www.shimotsuke.co.jp/category/life/tourism/gourmet/news/20160119/2209336


2. 2016年1月20日 14:33:42 : Imzd0jxxFQ : FE05JqxK@EU[5]
こっちのリンクの方がいいかも。
===
 農林水産省は12日、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の大筋合意を受け、政府が策定した「総合的なTPP関連政策大綱」に関する東北ブロック説明会を仙台市で開いた=写真=。

 同省はTPP発効により、コメや牛肉など33品目の年間生産額が1300億〜2100億円減少すると分析。コメについては、国別枠の輸入量に相当する国産米を、備蓄米として政府が買い入れるなどとして、「生産額は減少しない」との見通しを示した。

 説明会には、東北6県の農家や自治体関係者ら約430人が参加。佐藤英道・農林水産政務官は「施策を着実に実施することで、TPPによる新たな国際環境の下でも、生産者が(農林業に)果敢に取り組めるようにする」と述べた。

 同省は今後、都道府県ごとに説明会を開く。
===
http://www.yomiuri.co.jp/local/miyagi/news/20160112-OYTNT50365.html


3. 2016年1月20日 19:41:23 : nvEz1M7F5A : yXhBuh@_weY[37]
農業の スポイル更に 加速化し

4. 2016年1月20日 20:17:01 : qcPKGNfl36 : gJokM5ziB6o[30]
日本のお米が美味しいとの評があるが、それは違う。

中国の黒竜江省で獲れるお米にとても美味しいお米がある。銘柄は「芳水」だったと記憶している。本当に美味しかった。中国の硬水で炊いたにも拘わらず美味しかった。
魚沼産のコシヒカリも御免なさいと云うくらいに美味しいお米である。

日本に来た中国人が日本のお米が美味しいと思うのは炊き方と水である。あのお米を日本の水で炊けばどれ程美味しいことだろうか!

果物だって同じである。中国には安くて美味しい桃も梨もある。農家が日本の高い農産物が世界に受け入れられると信じているなら悲しい結果になるだろう。

食べて安全な農産物を世界に売り込むのなら見込みはある。しかし、それも福島原発の影響次第であろう。


5. 2016年1月20日 21:02:55 : a71fHYRMtN : S1O8_bT@uKk[3]
> 同省はTPP発効により、コメや牛肉など33品目の年間生産額が1300億〜2100億円減少すると分析。コメについては、国別枠の輸入量に相当する国産米を、備蓄米として政府が買い入れるなどとして、「生産額は減少しない」との見通しを示した。

これはつまり「所得保証制度」で、民主党政権が行っていた事しょう。今までさんざん民主党の政策を「バラマキだ。本質的解決にはならない。」と批判していたのは何党でしたっけ。


6. 2016年1月21日 17:38:03 : qcPKGNfl36 : gJokM5ziB6o[31]
日本の農家が世界に農産物を輸出しようとするなら農水産省の機関ではなく独自の流通ルートを開拓すべきです。

上海のデパートで日本産のお米が飛ぶように売れたと宣伝していましたが、買ったのはおそらくは上海に住む日本人でしょう。世界に散った日本人相手の商売ならそれでもいいのですが、世界のマーケットを相手にしたいのなら日本の農産物が世界に通用するのかどうかを自身が知ることです。

世界には日本以上に優秀な農家も多くあります。もし日本の農産物が秀でているのなら、とっくに世界が着目しているはずです。

日本のお米は日本人に対するブランドであって世界に通用する保証は何もありません。日本の農産物が世界に認められるなんて夢の又夢で、南極探検と同じで何時になったら成果が出るのか全く分からないのです。これが世界の現実です。

農業政策は日本国内の問題であって世界を引き合いに出してTPPのデメリットを農家に転嫁するような政府を信用しないことです。


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