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新国立問題でザハ氏暴露 日本がひた隠す“裏交渉”の核心
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/173620
2016年1月20日 日刊ゲンダイ
上が旧計画、下が新計画(日本スポーツ振興センター提供)
どうして彼女はここまで強気なのか。新国立競技場の見直し計画は、自分の案の“パクリ”と主張する建築家のザハ・ハディド氏のことだ。
ザハ事務所は日本スポーツ振興センター(JSC)から、未納代金の全額支払いと引き換えに、著作権の譲渡と事業への口止めを依頼されたことを暴露。JSCの高飛車要求に激怒し、新旧両計画の類似点を挙げた書面を通知し、法的措置も辞さない構えである。
新旧両計画の外観はともかく、スタンド部分のレイアウトは確かに似ている。3段構造の座席に加え、トイレや通路、出入り口などの配置がピタリと一致する。
新計画をデザインした建築家の隈研吾氏は「合理性などを考えると、自動的に似てくる宿命にある」と弁明したが、実はザハ氏の強気の理由はまだある。なぜか、日本のメディアは暴露の核心部分を伏せているのだ。
「今回の暴露について、日本メディアの引用元は今月13日付の英紙デーリー・テレグラフの記事です。同紙記者は、JSC側がザハ氏の事務所に送付した未納代金を巡る契約書のコピーをチェック。JSC側が新たに付け加えた『2つの条件』を詳細に伝えています」(在英ジャーナリスト)
条件の文言とは(1)JSCは、新たなコンペの勝者が〈著作権にかかわりなく(中略)ザハ氏のデザインの成果の使用が許可されるものとする〉と主張している(2)ザハ事務所はJSCに〈設計の成果を、追加料金や制限なしに自由に利用することを許可し〉、異論を出さずに満足することを互いに同意する――。そして情報提供者のコメントをこう伝えている。
「日本政府が当初案(ザハ案)の著作権を欲しがっているという事実は、新たなデザインが当初の案に深く依存することを裏付けている」
ザハ事務所は、JSCから著作権の譲渡などを持ちかけること自体、新計画がザハ案を流用したことの裏返しと受け止めているようなのだ。
「ザハ事務所は、自分たちが旧計画の設計に2年間を費やしたのに、隈氏たちは“新しいコンセプト”の考案に14週間しか費やしていないこと。旧計画の協力企業に指名した大成建設と梓設計が現在、新計画の協力企業になっていることも問題視しています」(前出のジャーナリスト)
ザハ事務所がJSCに送った書面には、こう記されているという。
〈私たちの屈辱から利益を得る者にとって、私たちが沈黙を守ることは好都合でしょうが、事実が公になるまで従うつもりはない〉
今回のパクリ騒動は、ザハ氏側のメンツをかけた決戦だけに、そう簡単に収まりそうもない。
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