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2016年01月15日 「ジャーナリスト同盟」通信
<安倍側近の慰安婦発言>
安倍側近には目立ちたがり屋も多い。その一人が同じく改憲軍拡に奔走する桜田義孝だ。彼の外交部会などでの暴言が、韓国・中央日報にも載った。籾井の安倍チャンネル・NHKでも報道した。おそらく日韓合意に反発する韓国の野党・市民団体向けのものだろう。日本も、安倍の本心はこういうことだ、と言わぬばかりの、耳をふさぎたくなる暴言である。敵対国をひぼうするレベルで論評に値しない。安倍の驕る平家を印象付けている。
<性奴隷は職業>
安倍側近の日本政府・日本軍が強行した従軍慰安婦・性奴隷事件に対する本音を知ることが出来る。
桜田は「慰安婦は職業として仕事をしていたんだ。犠牲者ではない」と自民党の正式な組織で公然と発言した。本人は安倍支援のつもりで発言したものであろう。
韓国外交部も「論評に値しない」と吐き捨てたが、果たして正しい判断だったのか。安倍側近として安倍の本心を公言したものである。日韓合意が、安倍内閣の本心ではなく、ワシントンの厳命に従ったものであることを露呈している。
要するに数十万人の朝鮮・中国の従軍慰安婦は「生活のために性奴隷を進んで受け入れたものだ」との認識である。これこそが皇国史観なのであろう。
「天皇の軍隊が、女性を性奴隷として外国人女性をしいたげるはずがない」といいたいのであろう。日韓合意を評価した国連事務総長・韓国大統領・村山富市元首相は、大きな過ちをしたことになろう。安倍の口先だけの謝罪に価値などあろうはずもない。
<釜山の90歳元慰安婦も声を出す>
韓国・中央日報によると、韓国・釜山の90歳になるお年寄りが「私もそうだった」と声を上げた。死を目前にして、最後の勇気を振り絞っての行動であろう。
性奴隷被害者は、元気に動ける時代は、決して自らの決断で真実を告白することはない。女性全般についていえる。「自立していない女性」は世界にたくさんいる。特にアジアは極端に人権意識が低いため、性被害を公開しない。
<やくざの性奴隷被害者10万人も110番しない>
木更津レイプ殺人事件の被害者は、とうとう真実を友人らにも打ち明けなかった。110番通報もしなかった。恐ろしい脅し・血も涙もないやくざに命を奪われてしまった。彼女の信仰に効果などなかった。
やくざの性奴隷被害者は、やくざと予備軍などから推定すると、被害者は10万人か、それ以上である。
日本最大の恥部であることについて、政府・警察・議会・司法など男社会の為政者群は鈍感である。第三者の男たちにいたっては「合意の上さ」とせせら笑う者もいる。
しかし、だからといって、いざ相手が入れ墨をしたやくざ・指を詰めたやくざと知ると、逃げ惑う輩である。主権者がやくざから逃げて生きている。
こうした認識と皇国史観がないまぜになった極右の慰安婦への受け止め方であろう。それを、この期に及んで安倍側近が公言したものである。
極右首相からすれば「私の周囲の本心。それを抑えた今回の日韓合意は重い」と反論したいのであろうが、こんな不条理が世界に通用するわけがない。時代は21世紀である。
<「財界にっぽん」2月号から木更津レイプ殺人事件を連載>
「財界にっぽん」で、木更津レイプ殺人事件の連載が始まった。昨夜、自宅に届いた。友人のノンフイクション作家が、これまでの記事をまとめて、その極悪非道の真相に迫るという。
政府・議会・司法・警察に対する警鐘でもあろう。巧妙なやくざの女性強姦事件と続く性奴隷・性ビジネス強要に注目が集まっている。その舞台装置は介護施設と信仰の世界が関係している。
<亀井静香も吠える>
この雑誌に「亀井静香セミナー」も取り上げられている。野党統一候補にかける亀井は、まともな野党実力者は「志位のみだ」と喝破、民主党を強烈に非難している。
民主党内の松下政経塾・日本会議の極右に振り回されている岡田・枝野らを非難している。警察官僚の持って生まれた正義が爆発した発言である。
<驕れるもの久しからず>
平家物語は「おごれるもの久しからず」とある。いま特定秘密保護法と戦争法を強行、隣国に脅威を振りまいている自公・極右政権が、政局夏の陣で圧勝、改憲のための3分の2確保に始動している。
しかし、安倍の冷酷・無責任・無能の答弁を、主権者はうけいれないだろう。
2016年1月15日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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