http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/447.html
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日韓合意で判明した権力に迎合する右翼と切り捨てられる右翼
http://new-party-9.net/archives/3212
2016年1月10日 天木直人のブログ 新党憲法9条
安倍首相が日韓合意したことで、右翼が裏切られたと怒っているらしい。
その事を大手新聞が正面から取り上げたのは東京新聞が初めてだ。
すなわち1月9日のこちら特報部でその実態を詳しく書いている。
多くの右翼が安倍首相の裏切りに怒っていると。
しかし、私がこの東京新聞「こちら特報部」で注目したのは彼らの事ではない。
安倍政権に近い右翼たちが、この日朝合意の評価に口を濁し、あるいは評価すらしているという事実だ。
これを要するに、主義主張に忠実(馬鹿正直)な純粋右翼は怒り、権力迎合の右翼は、主義主張などかなぐり捨てて保身の為に豹変しているのだ。
同じ事は左翼にも言える。
主義主張やイデオロギーに忠実で純粋な者は、損得を顧みず最後まで自民党と対決するが、権力志向の現実主義者は、立ち位置を変えても生きのびることを優先する。
もはや右翼、左翼の対立でいがみ合う時代はとっくに終わっているのではないか。
あるのは純粋なあまり切り捨てられる者たちと、理念や理想を二の次にして、権力に迎合する現実主義者たちとの絶対格差である。
それを突き詰めれば、保身のために対米従属を優先する卑怯者が生き延び、対米自立を唱える者たちが疎外されるという日本の現実である。
日本の大問題は、はたしていつの日か、日本は米国の支配から逃げられるかどうかである。(了)
◇
慰安婦問題合意に「失望」 保守層、ネットで首相に反発
http://www.asahi.com/articles/ASHDY7F32HDYUTIL01V.html
2015年12月31日00時18分 朝日新聞
「期待していただけに失望です」「これ以上は安倍政権を支持しません」。日韓両国が慰安婦問題で合意した28日午後以降、安倍晋三首相のフェイスブックのコメント欄には、支持者らによる嘆きや憤りの書き込みが相次いだ。ツイッターでも、安倍政権の姿勢を疑問視する保守層らの投稿がリツイートを伸ばした。
保守派の評論家古谷経衡(つねひら)さんは、ネット上の保守層は今回の合意に反発する反応が多いと感じたといい、「安倍首相を『嫌韓のスター』にまつりあげてきたネット保守にとって、慰安婦問題では一切の妥協を許さない強行姿勢を期待していた。それだけに、裏切られたという思いだろう」と指摘する。
だが「批判は一時的なもの」とみる。これまで尖閣諸島への公務員常駐検討など安倍政権の方針が実現しなくても支持はぶれず、現状では強硬姿勢の受け皿になるような主要政党もないとして、今後の選挙への影響は少ないと予想する。
ソーシャルメディアに詳しいジャーナリストの津田大介さんは、「旧日本軍の関与」という文言をめぐって賛否が割れていると分析する。「河野談話のときに言及された強制の言葉が消え、慰安婦問題の強制性に反発していた層は『前進』と評価している。一方、慰安婦問題がなかったと主張する層は、軍の関与を認めたことを『妥協』と捉えている。あいまいかつ中道的な妥結策だからこそ、ネットでの意見も割れているのだろう」とみる。(渡辺洋介、吉浜織恵)
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慰安婦合意で保守派が猛反発!大手新聞社も「保守層が首相に反発」と報じる!批判は一時的との分析も
http://www.asyura2.com/15/senkyo198/msg/923.html
慰安婦問題の日韓合意で首相と右派の蜜月どうなる?
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2016010902000147.html
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