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2016年01月07日 「ジャーナリスト同盟」通信
<池田・平和路線放棄の戦争党?>
民主党の体たらくを見聞させられていると、やはり夏の政局は公明党が握ることになりかねない。同時選挙の投票率が下がるため、公明党の、本来は支持母体の創価学会の出来不出来と関係してくるからである。国民の怒りが民主党に向かえば、野党統一戦略も芽が出てくるが、このままで推移すると、安倍の9条改憲の3分の2確保戦略は、すべて集金・集票教団と化した創価学会の手に握られるだろう。
<太田―安倍枢軸路線>
極右に突っ込む公明党を、予想した専門家がいたであろうか。筆者なども「自公連立で自民の極右を抑え込める」と判断したものである。そうした期待を完全に裏切られたことによって、安倍・独裁政治が開花した。太田ー安倍枢軸だ。学会内部には「太田は矢野や竹入よりも悪質」との声も。
もちろんのこと土台の財閥は、一致して安倍支援をしている。岩盤は強固である。その上部を創価学会公明党が支えている現在の政治構造である。
この結果、公明党は戦争党となって、従来の池田路線を完璧に放棄した。これは驚くべきことであるが、他方で宗教政党の怖さを物語っている。宗教が政治を利用、政党が宗教を利用する関係は、政教分離の近代国家では、やはり異様でかつ不気味である。
<無知蒙昧の婦人部>
たまたま創価学会婦人部の話を耳にする機会があった。戦争法について彼女は「日米同盟が無くなったら、日本はどうなるのか」というのだ。すなわち、日米同盟で日本を守らねばならない。そのための安保法(戦争法)というのである。
日本を守るために、自衛隊をアメリカに提供して当然と言わぬばかりである。これは安倍の言い分と同じことになる。平和主義は消えてしまっている。
なるほど、こうした認識は公明党の宣伝を鵜呑みにしているためだ。日米同盟によって日本を守る、それしか方法はない、と思い込んでいるのだ。「そのうち日本は中国に侵略される」と信じ込んでいるらしいから、あきれてしまう。
当の中国人が聞いたらどうであろう。中国の日本侵略など100%あり得ないのだが、戦争党に変身した公明党は、無知蒙昧の支持者らに対して、実に悪辣な宣伝・解説をしているようなのだ。
<北海道の知識会員の反発>
学会婦人部は平和主義者ばかり、と思われがちだが、実はそうではない。戦争党に変身した公明党の言い分を素直に受け入れてしまう婦人部が少なく無いらしい。
偶然、北海道・札幌の接骨医と電話がつながった。学会青年部時代は、相当な熱血漢であったらしい。彼は戦争党になった公明党と、それに従う学会婦人部に強く反発している。
「婦人部には、ろくろく字も読めない者もいる。上からの説明を鵜呑みにして、ただハイハイといって従うばかり。この手の婦人部がかなり多い。情けないが、これが事実だ」と言って嘆いていた。
彼の説明も正しい。木更津レイプ殺人事件の被害者は生前「政治の話をしてわかる婦人部は一人もいない」と言っていた。
公明党にとって、支持母体の信者は実に扱いやすいのである。そうだとすると、民主党の醜悪な活動を見ていると、創価学会の集票作戦の行方いかんで、安倍の改憲3分の2確保戦略の成果が決まることになる。
<身動きできない学会幹部>
九州のある学会幹部は、池田路線を放棄、極右に突っ込む太田や山口の公明党と創価学会に対して、かなり厳しい考えを持っているが、それを行動には移せない。組織がそれを許さないからだ。
「最近の山口の表情がおかしい。北側と同じだ」といいながらも、それを信濃町の中枢に押し上げることはしない。上意下達が染み込んでしまっている組織なのだ。
例外は沖縄である。米軍の占領下の沖縄では、信濃町の指令も十分ではない。関西・北海道に伝染しているものの、無知蒙昧の支持者は幹部の指示に従ってしまう。
<民主党を包囲せよ!>
池田路線を貫こうとした正木理事長更迭事件は、内外に波紋を投げかけている。「正木系の理事もみな首にされた」との情報も最近耳にした。
「日蓮大聖人亡きあと分裂が起きている。同じことが信濃町でも」「組織は内側から壊れる」との指摘も漏れ伝わってきている。莫大な宝の山が幹部の目を曇らせるのだろう。
それはそれとして、創価学会の暴走を食い止める方法はある。民主党を包囲することである。極右と対決する日本国民は、市民と連携する民主党にするための努力を、即座に開始しなければならない。
<武漢大学客員教授・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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