http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/281.html
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安全保障関連法に反対する市民団体の街宣活動で演説を聞く人たち=5日午後、東京・新宿 :産経新聞
いまこそSEALDsと市民連合は自らの政党をつくるべきだ
http://new-party-9.net/archives/3199
2016年1月6日 天木直人のブログ 新党憲法9条
きょう1月6日の産経新聞が書いていた。
野党統一候補を支援するためにSEALDsなど市民団体が結成した「市民連合」がきのう1月5日、新宿駅前で新年初の街頭演説を行ったと。
私がその記事で注目したのは、その時市民連合から野党に対する不満が出たと書かれていたところだ。
すなわち、中心メンバーの中野晃一上智大教授は「新年になってもまだ野党共闘の枠組みができていない。何をやっているのか」と批判し、小林節慶応大学名誉教授は「つまらない縄張り争いをしているが、『まとまりなさい』と追い込みたい」と訴えたと言う。
もしこれが事実なら、いまこそ市民連合は自ら新党をつくるべきだ。
そうでなければ既存の護憲政党に呼びかけて新党を作らせるべきだ。
ここで言う護憲政党とは、本物の護憲政党の事である。
民主党や維新の党は明らかに自らの為に市民連合の動きに便乗している不純な党だ。
しかし共産党や社民党はそうではないだろう。
市民連合はそこを見抜かなければいけない。
安倍自公政権に対抗するには野党結束は大きい方がいいのは当たり前だ。
しかし、大きさや一本化を優先するあまり、政治に対する基本姿勢の違いに目を瞑ってはいけない。
それどころか基本姿勢の違いに目を瞑って安倍打倒を優先するからこそ、野党協力は成功しないのだ。
最初は小さくてもいい。
共産党を含めた真の護憲政党は、みずからの戦後政党史のすべてを捨てて市民連合と一緒に新党を結成し、その新党からふさわしい独自の候補者を立てて来るべき参院選を戦うのだ。
既存の護憲政党にそれが出来ないなら、その時こそ市民連合はみずからの新党をつくるべきだ。
はじめは小さい動きかも知れない。
奏功しないかもしれない。
しかし、憲法9条を信じる国民を信じるのだ。
新党が出来た時点で必ず国民の共感を得ることになる。
それは大きな流れとなり、本物の野党第一党になるかもしれない。
まだ間に合う。
市民連合は自らの新党結成に舵を切り替えるのである(了)
◇
「市民連合」初の街頭演説 野党幹部も駆け付け参院選共闘に気勢 進まぬ連携に不満も 連合は共産忌避
http://www.sankei.com/politics/news/160105/plt1601050048-n1.html
2016.1.5 22:25 産経新聞
安全保障関連法の廃止を求め、夏の参院選で野党統一候補を支援するために市民団体の有志が昨年末に結成した「市民連合」が5日、東京・新宿駅前で初の街頭演説を行った。民主、共産、維新、社民の野党幹部らが駆け付け、「安倍晋三政権打倒」に向けて気勢を上げたが、野党間の選挙協力は各党の思惑が絡んで一向に進まず、掛け声倒れの状況となっている。
安保関連法に反対する学生グループ「SEALDs(シールズ)」などが結成した市民連合の演説には、主催者発表で5千人以上が耳を傾けたという。街宣車には市民連合のメンバーのほか、民主党の蓮舫代表代行、共産党の志位和夫委員長らが次々と登場。「皆さんと一体になった行動をしたい」(蓮舫氏)と参院選での支援を求めた。
ただ、市民連合からは野党への不満も噴出した。中心メンバーの中野晃一上智大教授は「新年になってもまだ野党共闘の枠組みができていない。何をやっているのか」と批判。小林節慶応大名誉教授は「つまらない縄張り争いをしているが、『まとまりなさい』と追い込みたい」と訴えた。
民主党には聴衆も不満のようだ。蓮舫氏が安保関連法の廃止法案と同時に「皆さんを守るための安保法案を責任を持って出す」と対案提出も表明すると、「廃止だけでいい」との声が上がった。蓮舫氏には他党の議員の演説時にはなかった「野党は共闘!」のコールが起こり、演説がかき消される場面もあった。
民主党は5日現在、32の1人区で公認した候補が10人にとどまり、維新は1人もいない。自民党が擁立作業をほぼ終えたのとは対照的で、準備状況は雲泥の差がある。衆院で統一会派を組んだ民主、維新両党は5日、今年初の政策調整会議を開き、平成27年度補正予算案に対し結束して対応することを確認した。だが、参院はいまだに統一会派結成のめどが立っていない。
さらに両党は共産党との連携に二の足を踏む。共産党は野党連立政権「国民連合政府」構想を提唱しているが、民主、維新両党は構想を明確に拒否しており、「与党を利さないために共産党が黙って公認候補を降ろしてほしい」(民主党幹部)というのが本音だ。
だが、志位氏は演説で「日本の政治は独裁政治を許していいかどうかの分かれ道だ。好きだの嫌いだの言っているときではない」と訴え、1人区で公認した候補の一方的な取り下げには否定的だ。
民主党最大の支持団体、連合の神津里季生会長は与野党幹部を招いた5日の新年交歓会で「野党はバラバラとの印象を払拭してほしい」と注文を付けた。しかし、念頭にあるのは民主、維新両党で、神津氏は「共産党は目指す国家体制が異なる。同じ受け皿にはなり得ない」と明言。連合は結成にあたり共産党系労組(全労連)と分かれ、いまだに犬猿の仲だからだ。参院選の選挙区でも、一定の勢力を誇る連合の共産党忌避は野党共闘に大きな陰を落としている。
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