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米国に切り捨てられて終わる安倍支持の極右・保守たち
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2016年1月3日 天木直人のブログ 新党憲法9条
日韓合意に関する今年に入ってのあらたな動きを見て私は予感した。
と言うよりもそれしかないだろう。
日韓合意を何としてでも成功させたいと考える日米韓同盟は、一方において韓国世論の反対を懐柔し、他方において安倍首相にさらなる譲歩を求めて、今度の合意を不可逆なものとするに違いない。
潘基文国連事務総長が1日、朴大統領と電話会談し、「朴大統領が正しい勇断を下したことを歴史は高く評価するだろう」とベタ褒めした。
いうまでもなく潘基文国連事務局長は米国によって事務局長になり、以来一貫して米国の言いなりになってきた人物だ。
次期韓国大統領候補のひとりでもある。
その彼がここまで朴大統領を評価するのである。
これに呼応するかのように、朴大統領は1日、閣僚との朝食会で旧日本軍の関与で日本政府と合意したことを「外交的成果だ」と自賛し、「(日韓合意が)経済活性化につなげ、国民はより大きな恵みを得る事が、何より重要だ」と国民に訴えた(1月3日東京新聞」
米国のニューヨークタイムズ紙は、合意直後に、これまでの日韓関係の悪化は安倍首相に責任があったが、安倍首相が譲歩して合意が実現したと言わんばかりの記事を書いた。
もちろんこれは米国政府の意向を代弁している。
今後米国は安倍首相に対し、さらなる譲歩を迫って来るだろう。
安倍首相もまた自らの手柄となる日韓合意を何としてでも成功させたいと考えるだろうから、それに応じざるを得ない。
安倍首相にとっての唯一、最大の問題は安倍首相を支持して来た愛国・右翼層にどう対応するかであるが、結論から愛国・右翼は切り捨てられることになる。
日本会議の面々は裏切りだと怒るだろう。
しかし彼らもまた泣く子と米国には逆らえない。
日米同盟を損なうわけにはいかないという決まり文句の前に、日本会議でさえ安倍批判を止めざるを得ないのだ。
もちろん日本のメディアは日韓合意の成功を支援する報道に終始する。
これがもし左翼政権だったら、そうはいかないだろう。
保守・愛国の安倍政権だからこそ、日米同盟最優先を掲げて日本会議を黙らせ、メディアもそれを支持するのだ。
日本の対米従属はさらに進み、安倍政権はまた一歩長期政権に歩を進めるという事になるが、それでも日韓関係が改善されるのだからよかった、というわけだ。
反安倍政権の野党もまたこの日韓合意については沈黙するしかないのである(了)
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