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我々のウェブサイトを閉鎖させることを狙う巨大資本
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-946d.html
2016年12月12日 マスコミに載らない海外記事
Paul Craig Roberts
2016年12月8日
巨大資本と巨大資本に支配されているアメリカ政府が、インターネット上で真実を語るサイトを閉鎖させようとしている。トランプが核大国間の緊張を緩和しようとしている中、怪しげなインターネット・サイトPropOrNotが作成したリストの200サイトが、トランプの邪魔になっている。トランプが“ロシアの脅威”を教えられて、説得されるか、反政府の主張をするウェブサイトが、“イスラム教の弁護者”に格上げされ、トランプのイラン嫌悪の将官連中の怒りを浴びるかのどちらかだ。
当サイト、www.paulcraigroberts.orgは、閉鎖対象標的サイトの一つだ。最近報告させて頂いたが、売女マスコミによって、ニュースとして報じられる公式プロパガンダと一致しないものは、偽ニュースの流布、あるいは、アメリカ合州国に対し、ロシア、あるいはイラン(間もなく中国とも)と共謀している証拠にあたるとして、真実を語る人々のサイトを閉鎖するのに利用されかねない、省庁間行政府委員会を設置する法律を、アメリカ下院は、既に成立させている。
どうやら、トランプはロシアとは和平を望んでいるが、イランとは戦争を望んでいるようだ。ロシアが、アメリカがイランと戦争をするのは許すまいから、これは矛盾している。だから、もしトランプと彼の将官たちがそれに固執すれば、アメリカとロシア間の緊張が緩和することはなくなり、その延長として、中国との緊張もそうなる。
もし、これが結果であれば、ヒラリーなら確実にしたであろうように、トランプも地球を吹き飛ばすことになる。
もし、トランプが、ロシアと中国との緊張を緩和しないのであれば、彼を選ぶ意味は皆無だった。
アメリカ合州国政府は実に犯罪的な組織なので、真実を死ぬほど怖がっている。アメリカ政府と、一握りの権力集団の管理者連中のかめにウソをつく連中は繁栄する。真実を語る人々は不法に厳しく迫害される。マニング、スノーデン、アサンジ、キリアコウ、ビニーなどなど。そして、迫害すべき200ウェブサイトのリストができたわけだ。
ジョージ・W・ブッシュ政権の金言“人は我々の味方か、敵かのいずれかだ”は新たな段階に移行したのだ。読者の皆様は、出来立てのウェブサイト、PropagandaOrNot (PropOrNot)が、本当のニュースと独自の分析を提供しているウェブサイトのリストを作成し、それに“ロシアの手先”とレッテルを貼っていることはご承知だ。言い換えれば、もし真実を語ると、アメリカではなく、ロシアのために尽くすことになる。アメリカに尽くすためには、ウソをつねばならないのだ。
真実を語っているかどで、PropOrNotは、連中の残飯バケツに私を放り込んだ。http://theswillbucket.com/?p=5567
PropOrNotは、当ウェブサイトが“PropOrNotプロパガンダ鑑定サービスによって、ロシア・プロパガンダを読者に向けて、繰り返したり、おうむ返しにしたり、参照したりしていることが明らかになった。こうしたサイトは、YYYで詳しくあげられている。詳細情報については、propornot.comを参照のこと。” http://i0.wp.com/theswillbucket.com/wp-content/uploads/2016/12/PCRoberts_PropOrNot.jpg
ワシントン・ポストの売女記者クレイグ・ティンバーグが、怪しげで無名なPropOrNotウェブサイトのばかげた非難を宣伝する、無責任で名誉毀損の記事を書いた。売女記者ではあるが、本物のジャーナリストではないティンバーグは、PropOrNotによる名誉毀損の非難の背後にいる人々や資金を明らかにしそこねている。彼は連中の非難が、あたかも真実であるかのように報じている。
素晴らしいウェブサイトwww.wallstreetonparade.comの運営者、パムとルス・マーテンスは、アメリカで真実を語ることを犯罪にようとしている堕落した勢力を特定するために、PropOrNotを調査した。
ウェブサイト責任者たちは、オフショア租税回避企業など複数の隠れ蓑の背後に隠れているので、見つけ出すのは容易ではなかった。ともあれ二人はこういう発見をした。
PropOrNotは、ニュー・メキシコ州サンタフェにエージェント住所がある。エージェント住所は、“彼らの本当の正体を秘密にしておきたい有限責任会社設立用の仮想住所として機能する。それに関係する何十もの企業も、同じ住所にある。ニュー・メキシコ州の州務長官のもとにある企業登録オンライン・アーカイブに、対応する企業が載っているはずだ。ところが、プロパガンダやら、PropOrNotやら、YYYやらという言葉の企業は、ニュー・メキシコ州の企業登録には存在せず、PropOrNotが全く違う名前で登録して、正体を隠す二重の隠れ蓑の仕組みを利用していることを示唆している。”
あきらかに、PropOrNotの黒幕連中は、自分たちの背信を大いに恥じているか、それとも連中が余りに有名なので、一体誰が、真実をウソで置き換えようと固く決心しているか、アメリカ国民が知ることができなくするために、隠して置きたい。
実際、著名な連中だ。マーテンス夫妻は、PropOrNotの背景が、億万長者コーク兄弟、リンド・アンド・ハリー・ブラドリー財団、サラ・スカイフ財団(富豪メロン家の財産)、エクソン・モービルや、“全国的な論議を、ウオール街の権力と腐敗以外の他の話題に大いに逸らしたがっている二大ウオール街巨人”シティーグループとゴールドマン・サックス、とつながっているクリス・マーフィーと、ロブ・ポートマン上院議員と,つながっていることを発見した。
マーテンス夫妻の記事をお読み願いたい。 http://wallstreetonparade.com/2016/12/whos-behind-propornots-blacklist-of-news-websites/ これは重要な記事だ。圧倒的大多数のアメリカ人に、いかに不利な方向で、金というものが動くのかを示している。
一体どのような勢力が、アメリカでも、 欧米世界全てにおいても、真実を閉め出そうとしているかおわかりだろう。このような権力に、私が一体どのように戦えるだろう? 「Naked Capitalism」がしたように、ワシントン・ポストを名誉毀損訴訟するため、弁護士一人雇う余裕さえ私にはない。CounterPunchは、どうにかして、リスト掲載を免れた。おそらく、CPには無料奉仕してくれる弁護士たちがいるのだ。読者に戦う弁護士がおられるなら、ベゾスが所有している新聞に対する訴訟で得られる損害賠償金を山分けしたいと思う。
IPE用に十分な資金があれば、読者の皆様へのこうした支援のお願いは不要だろう。
そこで取り引きだ、ベゾスの何十億ドルもの財産を狙おう。名誉毀損のかどで、このウェブサイトにために裁判を起こし、損害賠償金は半々にするのだ。
弁護士が体制と戦うのは高くつくので、応じる人は誰もいるまいと思う。もし弁護士が訴訟で勝てれば、金にめぐまれる。もし弁護士が訴訟で負ければ、連中はおわりだ。一握りの支配層は決して許さない。破壊する。
リスクを最小化する方法は、おそらくリストの200サイトを代表する集団訴訟だ。この件で「Naked Capitalism」と連絡をとろうとしたが、多くのインターネットの組織同様「Naked Capitalism」は、広告主など以外は連絡ができないようになっている。元アメリカ財務次官補では「Naked Capitalism」と連絡がとれないのだ。デジタル時代の驚異は、やりとりが不可能になることだ。
このウェブサイトは読者中のわずかな割合の方々によって財政支援頂いている。このウェブサイトをお読みの400,000人全員が、月に1ドル寄付してくだされば、このウェブサイトを名誉棄損やハッキングから守るため、弁護士とエンジニアを雇うことができる。このウェブサイトお読みの400,000人が、年に1ドル寄付してくだされば、事業を開始して以来終始、CIA工作機関と疑われているあさましいワシントン・ポストを我慢しなくて済むのに十分だろう。
このウェブサイトを頼っておられる世界中の何百万人の読者が、年に1ドル寄付してくだされば、ベゾスと彼の偽ニュース新聞と戦って、ウソつき売女マスコミを倒産させることができるだろう。
私は戦う覚悟ができているのだが、わが軍はいずこ?
Dr. Paul Craig Roberts
Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Order.が購入可能。
記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/12/08/big-money-intends-to-shut-down-our-website-paul-craig-roberts/
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