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既に、モスル開放は不可能であることが知れ渡っている。
一度出て行ったテロリスト部隊がモスルに帰還し、化学兵器の配備を含め、万全の迎撃体制を構築しつつある。ラッカとモスルの間をテロリストの指導者が往復しつつ、両支配拠点の連携会議を何の危険もなく行っている。出入り自由の状態だ。ペシュメルガもモスル開放を諦めて、戦略を彼らの自治区の防衛に移行していると伝えられる。ISとの共存を模索していると言われるくらいだから話しにならない。当然、ペンダゴンは、モスル開放を現政権下で行う意思など全くなく、増援部隊の派遣も凍結してしまった。
イラク政府の嘘を真に受けていると、事実は分らない。
シーア派部隊が正式に国軍に編入されたが、この問題では機能していない。この状況、ラッカ・モスル間の連携が示しているのは、明らかにシリア開放の困難だ。
誰もアメリカを信用していないが、我々はロシアも信用していない。
今やイスラエルを最友好国に据えたロシアは、結果としてシオニスト・アメリカ連合との同調を図ると見ている。全ては、次期アメリカ政権の出方次第で決まるという筋書きだが、それで良いのか?
イラン最高指導部の対応が期待されている。
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